ユメノオト

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夢に向かって頑張る人のためのブログ

カウンセリングがもたらす効果

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

今回は、「カウンセリングがもたらす効果」についてです。

 

 

カウンセリングの種類・特徴とカウンセリングを受けると

どのような効果があるのかについて書いていこうと思います。

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

 

 

 カウンセリングで得られる4つの効果

 

 

カウンセリングを受ける(人に相談する)と、次のような効果が得られます。

 

 

  • 自分を理解してもらえると、孤独感や不安感が和らぐ
  • 他者に話をすることで、新たな気付き洞察が得られる
  • 有益なアドバイスを得られる
  • 自分の状況や問題を整理できる

 

 

カウンセリングとストレスのコントロール

 

日本の社会では、カウンセリングを受けることに

心理的な抵抗感を感じる人が多くいます。

 

しかし、早期にカウンセリングを受けることで問題が解決しやすくなります

カウンセリングは、自分のストレスのコントロールにも役立つのです。

 

 

ラクセーション方法(呼吸法、自律訓練法など)の指導を受けられる

 

・ストレスを溜めやすい考え方を多面的で肯定的な考え方に修正することができる

 

即効的な効果はないが、カウンセリングを継続することで

 「自己の成長や発達」を促進することができる

 

カウンセリングの種類

 

 

カウンセリングとは?

 

心理学者の國分康孝によると、カウンセリングとは

言語的及び非言語的コミュニケーションを通して行動の変容を試みる関係である」と定義されています。

 

難しいことを言っているように聞こえますが、

要するに、カウンセリングとは…

 

 

専門知識と技術を有するカウンセラーが、相談者と対話を行って

抱えている問題の解決を支えることです。

 

 

カウンセリングには4種類ある

 

カウンセリングには、以下の4つがあります。

 

 

対面カウンセリング

 

 ・面接室など特定の場所で、カウンセラーと対面で1回50分程度の面接を受ける

 

 ・精神療法の一環として医師が行うカウンセリングは健康保険が適用される

 

 

電話によるカウンセリング

 

 ・顔の見えない相手と話すことに不安を感じる人もいる

 

 ・慣れると電話特有の親密感が生まれ、

  本当の気持ちを話しやすくなるという人もいる

 

 

メールによるカウンセリング

 

 ・文章を書くことで、相談者が自分の考えや問題を整理することができる 

 

 ・カウンセラーの回答を受け取るまでに時間がかかるので、

  その間に状況が変わってしまい、

  回答内容が問題に合わなくなってしまうことがある

 

 ・文章の解釈の違いで誤解が生じたり、細かいニュアンスが伝わらないことがある

 

 

ウェブカウンセリング

 

 ・パソコンにウェブカメラとマイクを取り付けて

  インターネットを経由して行うカウンセリング

  パソコンの画面と音声で、相手の表情や話し方、雰囲気などがわかる

 

 ・慣れると対面カウンセリングと同様の効果がある

 

 ・ウェブカメラを通して対面することが、心理的に負担に感じる人もいる

 

 

 

カウンセリングにはレベルの差がある

 

 

カウンセリングは、相談機関によってレベルの差があるのが現状です。

 

事業場内にカウンセリング対応のできる産業保健スタッフがいれば、

まずはその人に相談しましょう。

そのスタッフから、事業場外の信頼できる相談機関を紹介してもらうこともできます。

 

 

 大切なのはカウンセラーとの相性

 

カウンセリングでは、カウンセラーとの相性(関係)が重要です。

 

違和感や相性の悪さを感じた場合は無理をせずに、

相性の良いカウンセラーに変えた方が良い場合もあります。

 

友人などに話を聴いてもらうことで問題が整理できるようなら、

無理に専門のカウンセリングを受ける必要はありません。

 

 

まとめ

◎カウンセリングでは、助言だけでなく自分の問題を整理することができる

 

◎カウンセリングを受けてストレスを溜めやすい考え方を修正できると、

 ストレス耐性を高めることになる

 

 

良好なコミュニケーションに重要なアサーティブとは?

 

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

今回は、「良好なコミュニケーション」についてです。

 

「良い聴き手」としてどのような点に気を付ければいいのか、

アサーティブなコミュニケーションとはどのようなものかを書いていこうと思います。

 

 

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

 

 

 

 

コミュニケーションの3つのポイント

 

 

コミュニケーションには、発表(スピーチ、プレゼン)、

対話(インタビュー)、討論、非言語的コミュニケーションがありますが、

最も重要なのは相手の話を聴くことです。

 

心理学者のロジャーズは「建設的な人間関係をつくるために必要な条件」として、

次の3点を挙げています。

 

共感

 「もし私が同じ立場だったら」という観点で話を聴く

 

無条件の肯定的関心

 相手の気持ちを批判せずに無条件に受け入れる

 

自分に正直であること

 相手の話はわかりにくい時はわかりにくいことを伝え、

 相手の真意を確認する

 

 わからないことをそのままにしておくと、偽りの関係になってしまう

 

 

コミュニケーションにはアサーティブな関係が求められる

 

人間関係は3つのタイプに分けられる

 

人間関係は、大きく分けて3つのタイプがあります。

 

 

攻撃的

 自分のことだけを考えて、他者を踏みにじる関係

 

非主張的

 他者を優先し、自分のことは後回しにする関係

 

アサーティブ

 双方のことを考え、最も良い妥協策を見つける関係

 

 

いずれの関係であっても、「アサーティブな関係」を目指すことが望まれます。

 

 

アサーティブな関係では、相手の考えと自分の考えが一致しない場合は

自分の考えに固執せずに互いに意見を出し合って、

納得のいく結論を出すように努めます。

 

結論に至るまでの過程も大切になってきます。

 

相手の意見に耳を傾けて感情的にならずに冷静に判断し、

自分の意見も率直に言えるようにすることが必要です。

 

 

アサーティブな関係を維持する9つのスキル

 

アサーティブな関係を維持するためには、以下の9つのスキルが必要とされています。

 

 

 

自分を知る

 自分の気持ち、考えに正直になる

 

共感的理解

 相手のことを相手の立場で理解しようとする

 

受容

 相手を受け入れられるようにする

 

対等で相互尊重

 権威や立場で相手を操作するのではなく、謙虚に相手を尊重する気持ちを持つ

 

自己信頼・自己尊重

 自分を信頼することで、自分の内部を知る

 

自責

 相手を尊重し相手に耳を傾けるのは、自分の責任で行っているという自己責任

 

多様性を受容

 自分と異なる多様性も受け入れる

 

感情を言葉にする

 感情をぶつけるのではなく、「私は怒っています」などと表現する

 

非言語的コミュニケーション

 言葉以外のしぐさ、表情も理解する

 

 

 

 

出典:平木 典子『アサーショントレーニング』日精研心理臨床センター、2004年

 

 

非言語的コミュニケーションについては、下の記事にまとめているので

ぜひ読んでみてください!

 

 

jyumeno.hatenablog.com

 

 

まとめ

◎他者と互いに意見を出し合い左京店を見つけるのが、

 アサーティブなコミュニケーションである

 

◎自らの考えを伝え、かつ相手の意見や立場を尊重することが

 アサーティブなコミュニケーションにおいて大切である

 

◎よい聴き手は話し手の立場に立って、話し手の気持ちを批判せずに

 無条件に受け入れる

 

 

 

 

 

セルフケアのポイントとコミュニケーション

 

みなさん、こんばんは。

愛原夢音です♪

 

 

今回は、「自発的な相談の重要性」についてです。

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

 

コミュニケーションにはどんな種類があるのかと、

内的コミュニケーションについて書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

セルフケアの3つのポイント

 

 

身体の健康管理と同様に、心の健康管理(セルフケア)も重要です。

セルフケアのポイントとして、次の点が挙げられます。

 

 

①自分の心の健康状態に関心を持ち、ストレスに早目に気付いて対処する

 

②自分にあったストレスのセルフコントロール方法を身につける

 

③過剰なストレスに気がついたら、身近な人(同僚、上司、家族など)や

   専門家に早目に相談する

 

 

相談する相手について迷った時には、まずは社内で信頼できる人(上司、同僚)や

事業場内の産業保健スタッフ産業医や看護職など)に相談すれば、

必要な情報や助言が得られます。

 

事業場外に専門の相談窓口がある場合は、直接相談することもできます。

 

 

 

言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション

 

コミュニケーションの9割以上が非言語的情報

 

社会で生きていく上で必要なソーシャルスキルの一つが、コミュニケーションです。

コミュニケーションは、人格形成に役立ちセルフケアの能力を高めます。

 

 

コミュニケーションには、「言語的コミュニケーション」と

非言語的コミュニケーション」(言葉以外の表情、態度、身振りなど)があります。

 

皆さんも、一度は聞いたことがあるかと思います。

 

 

心理学者のメラビアンは、

 

日常のコミュニケーションでは、話の内容などの言語的情報は7%しか占めておらず、93%は表情や声の調子などの非言語的情報であると述べています。

 

人と話をする際は言葉だけでなく、話し方や表情などの

状況に合わせた態度を取ることが重要です。

 

 

 

コミュニケーションは、他者と行うだけじゃない

 

内的コミュニケーションとは?

 

コミュニケーションには、他者とのコミュニケーションだけでなく

自分自身の中で問題解決を行う「内的コミュニケーション」もあります。

 

今までの対処行動でうまくいかない「問題的状況」に直面した時に、

自分で自分に問いかける内省的思考により

新たな問題解決策を発見することができます。

 

この際にカウンセリングを利用すると、

内省的思考が促進されてスムーズに問題が解決できることがあります。

 

 

 

 職場でのコミュニケーション

 

職場で良い人間関係を築くことがストレスを減少させるカギ

 

厚生労働省「労働者健康状況調査」(2012年)によると、

「仕事や職業生活に関する強い不安・悩み、ストレスがある」と答えた

労働者の割合は約6割60.9%)でした。

その悩みの内容で最も多かったのは、「職場の人間関係の問題」(41.3%)です。

 

職場のストレスを減らすには、職場の良好な人間関係を保つことが重要です。

 

職場という公共の場では、

一人ひとりが状況や役割に応じたコミュニケーションを取ることが期待されます。

 

 

職場での個人的な対立は、当事者間のコミュニケーションがうまく

行われなかったことが原因になることがあります。

 

しかし、周囲の人間と良好な人間関係が維持できれば

いざという時に支え合えるサポートネットワークとなり、

ストレスの緩和や予防に役立ちます。

 

 

まとめ

◎誰に相談するか迷った時には、まず社内の信頼できる人や

 産業保健スタッフに相談すると良い

 

◎職場は公共の場なので、状況や役割に応じたコミュニケーションを

 取ることが望ましい

 

◎コミュニケーションには、他者と行うコミュニケーション以外に

 自分自身の中で問題解決を行う「内的コミュニケーション」がある

 

◎日常的なコミュニケーションでは、相手の話している内容や言葉遣いだけでなく

 表情や身振りなどの非言語的な面も大切である

 

 

 

正しいコーピングで、メンタルヘルス不調を回避

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

今回は、以前書いた「コーピング」について復習しながら

少し掘り下げて書いていこうと思います。

 

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

コーピングとは?

 

ストレスへの対処行動をコーピングといいます。

 

「ストレス要因」を除去したり、「ストレス反応」を軽減したりする行動のことで、

メンタルヘルスを維持・向上させるために非常に重要な行動です。

 

 

 

ストレス要因に対する「問題焦点型コーピング」

 

ストレス要因を除去するコーピングは、「問題焦点型コーピング」といいます。

これには、次のような対処法が含まれます。

 

 

①悩みやストレスの原因を取り除く

 

例)

 ・苦手な仕事に早めに取りかかる

 ・何も考えずに、思い切ってやってみる

 ・量が多い場合、他の人に助けを求める

 ・仕事の担当を変えてもらう

 

 

②物事の受け取り方を肯定的に変えてみる(認知の仕方を変える)

 

例) 

 ・プレゼンは苦手だ

  →自分の考えを理解してもらう良い機会だ

 

 ・満員電車は嫌いだ

  →体力づくりに役立つかもしれない

 

 ・残業が多くて疲れる

  →残業代で好きな物を買おう

 

 

 

③「◯◯しなければならない」

「◯◯してはいけない」という誤った思い込みを修正して、現実的な見方をする

 

例)

 ・絶対ミスしてはいけない

  →誰でもミスをすることはある

 

 ・男性は◯◯でなければならない

  →◯◯の方が望ましいこともある

 

 ・周囲の人や物事は◯◯であるべきだ

  →現実的にそぐわない期待はしないようにする

   (他人や物事への「怒り」は、自分勝手な期待や思い込みが原因)

 

 

④自分の能力や技術に、自信を持つようにする

 

 

⑤生活管理をきちんと行い、心身が衰弱しないように予防する

 

 

⑥取り除けないストレスの場合は、しばらく我慢して様子をみる

 

 

 

ストレス反応に対する「情動的コーピング」と「運動」

 

ストレス反応が及ぼす影響

 

ストレス反応とは、「情動的な興奮」と「身体的な興奮」があり、

これを放置すると、情緒不安定、慢性の高血圧、血栓、筋肉の痛み、

免疫力の低下などが生じやすくなり、様々な疾患にかかりやすくなります。

 

この2つは、それぞれ次のようにコーピングが異なります。

 

情動的興奮と身体的興奮

 

 

情動的興奮 : 怒り、不安、焦りなどの感情や気分が発生

 

 ⇒感情の興奮を低減させる「情動焦点型コーピング」を行うと良い

 

 

例)  

 ・リラクセーション(漸進的筋弛緩法など)、アロマテラピー、ヨガ

 ・愚痴をいうなど気晴らしをしたり、問題から少し離れるなど回避行動を取る

 

 

身体的興奮 : 筋肉の緊張、心拍の増加、血圧上昇

 

⇒身体的興奮を低減させる「運動(身体活動」を行うと良い

 

普段より10%多い心拍数に至る有酸素運動を無理のない時間行うと、

ストレス物質(コルチゾール)の消費に効果がある

 

 

例) 

 ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリング、エアロビクス

 

 

 

コーピングのクセや特徴を理解して活用する

 

効果的にコーピングを実践するには、

様々なコーピング方法を知り、ストレス要因に合わせて

コーピングを使い分けたり組み合わせたりすることが大切です。

 

しかし、いつも同じコーピングをしない方が良い場合もあります。

 

 

例えば、友達を誘ってたまに飲みに行くことは良い気晴らしになるかもしれませんが、友達と飲んでばかりいるとアルコール依存症になったり、

経済的な問題を抱えてしまうかもしれません。

 

飲酒は、ストレス要因である仕事の問題を解決してはくれないのです。

 

 

誰でも得意とするコーピングと不得意なコーピングがあり、

コーピングのクセがあるので、コーピングの悪影響には注意が必要です。

 

 

実際にどのような影響が出やすいのかは、以下の通りとなっています。

 

「情動焦点型コーピング」が多い

 

 ・リラックスして気分を静めようとする(飲酒、リラクセーションなど) 

  ⇒ストレス要因になっている「問題」がいつまでも除去されない

 

 

「問題焦点型コーピング」が多い

 

 ・ストレス要因である問題の解決に専念する

  ⇒問題を取り除こうとして周囲に働きかけるため、周囲の人と摩擦が生じたり

   物事の受け取り方を変えようと無理をして、燃え尽きてしまうことがある

 

 

 

 

 コーピングスキルの向上

 

 

自分のコーピングのクセや特徴を知り、

会社、家庭、地域とらあらゆる場面で様々なコーピングを試し

実践してみることがコーピングスキルの向上につながります。

 

 

コーピングの具体例

 

「問題焦点型コーピング」と「情動焦点型コーピング」それぞれに、

どのような例があるのかをまとめます。

 

 

・問題焦点型コーピング

 

 例 )

   問題の対処方法について、同僚にたずねる(本を調べる)

   プレゼンは苦手だが、成長の機会になると見方を変えて取り組む

 

 

・情動焦点型コーピング

 

 例)

 ・学生時代の友人に、職場の愚痴を話してみる

 ・休日にヨガをしてリラックスする

 

 

コーピングについてはこちらの記事にもまとめているので、

こちらも是非読んでみてください!

 

 

jyumeno.hatenablog.com

 

まとめ

◎コーピングとはストレス要因を取り除き、

 ストレス反応を低減させる行動やスキルのことである

 

 

◎ストレス要因に対するコーピングを「問題焦点型コーピング」、

 ストレス反応に対するコーピングを、「情動焦点型コーピング」という

 

◎「同じ悩みを持った人に解決方法についての情報を教えてもらった」と

 いうのは、問題焦点型コーピングである

 

 

◎ストレス反応には情動的興奮があり、

 身体的に興奮すると筋肉は緊張し、心拍数は増加する

 

 

◎ストレス物質を消費するためには、

 普段の心拍数より10%多い心拍数に至る運動を無理のない時間行うと良い

 

◎人それぞれコーピングにはクセがあり、

 得意とするコーピングと不得意なコーピングとがある

 

◎「満員電車の通勤は、立ちっぱなしでダイエットになる」という考え方は、

 ストレス要因の発生防止につながる

 

◎怒りは、自分の他者への勝手な期待が原因であることが多い

 

 

 

ソーシャルサポートを充実するために気を付けること

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「ソーシャルサポートを充実させるために気をつけること」に

ついて書いていこうと思います。

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

 

 

 

 

まずは、ソーシャルサポートについておさらいしておきましょう!

 

 

ソーシャルサポートの種類

 

ソーシャルサポート社会的支援)とは、

社会的関係の中でやり取りされる支援のことをいいます。

 

職業性ストレス簡易調査票にはソーシャルサポートに関する説明もあるため、

ストレスの緩和にはソーシャルサポートが大切だということがわかります。

 

 

ソーシャルサポートには、次の4つがあります。

 

 

情緒的サポート

    : 励ましや受容、共感などによる精神面の支援

 

情報的サポート

   : 課題解決に役立つ情報やアドバイス、保健指導など情報の提供

 

道具的サポート

   : 金銭面の援助など、問題解決のために実際に手助けをすること

 

評価的サポート

   : 仕事ぶりなどを適切に評価し、認めること

 

 

 

ソーシャルサポートには2つの提供源がある

 

ソーシャルサポートの提供源には、次の2つがあります。

 

①人的サポート源

 

・家族、上司、同僚、友人など

 

・同じ境遇、同じ悩みを抱えている人とのグループや人間関係

 (禁酒や断酒のグループ、不登校の親の会、遺族の会など)

 

メンタルヘルスに関する場合、産業医、看護職、カウンセラーなどの

   専門家も含まれる

 

 

②物的サポート源

 

・会社など自分が所属する団体、国家、地方の公的機関など

 

・会社は、社員に対して給料という物理的なサポート以外に、

   福利厚生サービスを提供し、業務の中での自己実現の場を提供しているといえる

 

 

 

 ソーシャルサポートが乏しいときのサイン

 

ここからは、ソーシャルサポートが乏しいときのサインについて

書いていきたいと思います。

 

 

ソーシャルサポートが乏しい場合、

次のような社会的孤立のサインが現れるといわれています。

 

9項目のうち、当てはまる数が多いほど…

  • ソーシャルサポート源が不足している
  • 有効に機能していない

 

と考えられます。

 

 

 

どのくらい当てはまるのか、皆さんもチェックしてみましょう!

 

 

◇ソーシャルサポートの乏しさを示す社会的孤立のサイン*1

 

・ときどき世界でひとりぼっちの感じがする

・望むほどには、友人に招かれて外出することがない

・良く孤独感を感じる

・頼れる友人を見つけることは困難だ

・親しくしていても、なかなか友人にはなれない

・今の生活で、友好的な雰囲気を楽しめる機会はない

・他の人を頼りにできるほどのつながりはない

・人は親切で援助的だとは思えない

・友人を訪ねることにためらいがある

 

 

どうでしたか?皆さんはどれくらい当てはまりましたか?

 

 

 

※自分が持つソーシャルサポート源の数やサポート力を知るには、

 「ソーシャルサポート・ネットワーク」という、

 同心円を描いてその中心に自分を置き、交流を持つ人とその距離感を

 図式化したグラフが有効とされています。

 

 

まとめ

◎サッカーのサポーターによる声援は、「情緒的サポート」である

 

◎市役所の相談窓口は「物的サポート源」なので、ソーシャルサポート源といえる

 

◎同じ境遇の人に相談したり、体験を教えてもらったりすることは

 問題の解決に有効であり、ソーシャルサポート源となる

 

◎「人は親切で援助的とは思えない」というのは、社会的孤立のサインである

 

 

ソーシャルサポートを充実させる2つの面

 

ソーシャルサポートについてのおさらいが終わったところで、

本題に入っていきたいと思います!

 

 

サポート源を増やしたり支援される力を強めたりすることは、

ストレス予防の点からも重要です。

 

ソーシャルサポートを充実させるためには2つのアプローチがあります。

 

 

 

①サポート源となる人的環境を整える

 

・相談しやすい上司や同僚、友人を増やす

・安心できる家庭を築くよう、努力する

メンタルヘルスの専門家と顔見知りになり、相談しやすい関係をつくる

 

 

 

 

②周囲からのサポートを得やすくなる「考え方」

 

・サポートは「ギブアンドテイク」

 サポートを得たければ、自分も相手のサポート源になるように努力する

 

・4つのサポートそれぞれに、サポート源となる人物を把握しておく

 

・サポートしてほしい人には日頃から挨拶をするなど、

 自分から積極的にアプローチして、人間関係を築くようにする

 

・他者と打ち解けるのが苦手な人は、無理はしないこと

 共通の話題や関心事などを探し、情報提供をしたりして

 少しずつ関係をつくるようにする

 

・他者からのサポートに頼り切らない

 「自分には能力がないから」などと消極的な見方をせず、

 問題解決の自己努力を怠らないこと

 

 

 

ソーシャルサポートを阻害しないために

 

いざ困ったときにソーシャルサポートを得るには、

頃から周囲とコミュニケーションを図り、良好な関係を築くよう心がけるべきです。

 

ソーシャルサポートを阻害するような考え方をして、

周囲との関係をおろそかにしていると、

ストレスが発生したときにサポートを得ることが難しくなります

 

次の項目の中に当てはまるものがある場合は、改善するように心がけましょう。

 

 

ソーシャルサポートを阻害する3つの考え方

 

孤立した考え方

・問題が起きても、弱音を吐いたり、人に助けを求めるべきではない

 

・裏切られる可能性もあるので、他人は信用していない

 

・仕事さえこなせば、会社で人付き合いをする必要はない

 挨拶などしてなくてもいい

 

 

一方的な依存

・困ったときほ、いつでも人に助けを求めれば良い

 

 

コンプレックスが強い

 

・自分には能力がないため、一人ではなにもできない

 

 

 

まとめ

◎サポート源はなるべく多い方がいいが、

 無理をしてまで打ち解けようとする必要はない。

 共通の関心事の情報を提供するなどして、少しずつ関係をつくっていく

 

◎サポートしてほしい人には、

 まず自分から何らかのアプローチを行うことが望ましい

 

◎サポートはギブアンドテイクなので、

 自分も相手のサポート源になるよう努力する必要がある

 

◎得たいサポートごとに、人物を把握しておいた方がいい

 

 

 

*1:出典:J.S.Greenberg、『包括的ストレスマネジメント』医学書院、2006年(一部改変)

「職業性ストレス簡易調査票」の活用で、ストレスチェックを

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

今回は、「職業性ストレス簡易調査票」についてです。

 

 

職業性ストレス簡易調査票の特徴と、

調査票を活用する際の注意点について書いていこうと思います。

 

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

 

 

 

 

職業性ストレス簡易調査票でストレスがチェックできる

 

ストレスチェックで自分の状態をチェック

 

ストレスチェックとは、ストレスに関するいくつかの質問項目に

自分の現在の状態が当てはまるかどうかを回答し、

自分のストレスの状態や傾向について把握しやすくするものです。

 

ストレスチェックの結果は受けた時点の職場環境や健康状態によって

左右されるため、定期的にチェックし、自分の状態を把握することが大切です。

 

 

「職業性ストレス簡易調査票」の特徴

 

「職業性ストレス簡易調査票」は厚生労働省(当時は厚生省)の委託研究の成果物で、信頼性の高いチェックリストです。

 

この「職業性ストレス簡易調査票」には、次のような特徴があります。

 

 

・自記式(自己記入式)のチェックリスト。

 57項目あり、約10分で回答できるため、簡便で職場で実施しやすい

 

あらゆる業種の職場で利用できる。

 

・ストレス反応だけでなく、仕事上の「ストレス要因」「ストレス反応

 「修飾要因(職場や家庭から得られるソーシャルサポートや、生活の満足感など)」

 を同時に評価できる、多軸的なチェックリストである。

 

・ストレス反応は、「心理的反応」だけでなく「身体的反応」も測定する。

 

心理的ストレス反応は、「ネガティブな反応」だけでなく

 「ポジティブな反応」も測定できる。

 

・仕事のストレス要因は、「仕事の負担度」「仕事のコントロール度」

 「仕事での対人関係」「仕事の適合性」などであり、

 それぞれ要チェックの項目が多くなるにつれて、

 心理的ストレス反応と身体的ストレス反応が要チェックとなる確率が高まる。

 

 

2012年には、従来の調査票に新しい尺度を追加した

「新職業性ストレス簡易調査票」が開発・公開されました。

 

この「新職業性ストレス簡易調査票」は、

仕事の意義や上司のリーダーシップなどのポジティブや側面も評価し、

職場環境をより広く評価できるようになっています。

 

 

こちらの記事も参考にしてみてください♪

 

jyumeno.hatenablog.com

jyumeno.hatenablog.com

 

 

 職業性ストレス簡易調査票を活用する際の注意点

「職業性ストレス簡易調査票」は、

ストレスチェック制度で使用が推奨されており、

使い勝手も良いですが活用する際に注意すべきことがあります。

 

注意点は、以下の通りです。

 

 

・「職業性」のストレス調査票なので、測定するストレス要因は

 「仕事上のストレス」に限られている。家庭生活などの

 「仕事外のストレス要因」については測定していないので、注意が必要。

 

 

・回答者のパーソナリティ(性格傾向)については、考慮されていない。

 自己記入式の調査票なので、評価の際にはその点を考慮しなければならない。

 

ストレスチェックを実施した時点のストレス状況しか把握できていない。

 

・調査結果が常に「正確な」情報をもたらすとは限らない

 ストレス状態を把握する際の「あくまで参考資料」として活用する。

 

うつ病などの精神疾患を診断する」ものではない

 

・結果に心配な点があった時に相談できるように、

 事業所内のスタッフや社外の専門家に相談できる手順を準備することが望ましい。

 

 

 

 

 

まとめ

◎「職業性ストレス簡易調査票」は多軸的な調査票ではあるが、

 「職業性」のストレス調査票であり、

 仕事以外のストレス要因や性格傾向については、測定していない

 

◎「職業性ストレス簡易調査票」は、心理的ストレス反応に関して

 チェックの数が一定以上になると、ストレスへの気付きのための参考資料として

 活用はできるが、うつ病などの精神疾患を診断するものではない

 

◎項目数は57項目で、職場で簡便に利用できる

 

ストレスチェックの結果は、性格検査のようにある程度一定の数値を

 安定して示すことはない。同一人物でも、その時の職場環境や

 心身の健康状態によって左右されることがある

 

 

 

 

いつもと違う自分に気付くポイントは?

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「いつもと違う自分に気付くポイント」についてです。

 

いつもと違う自分に気付いて対処することが、

メンタルヘルス不調の予防には大切です。

 

早速、みていきましょう!

 

 

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

 

 

 

 

 

自分で気が付く変化のポイント

 

ストレスによって生じる心身の反応は、人によって異なります。

 

そのため、ストレスを早期に発見するには

「いつもと違う自分に気付く」ことが大切です。

 

 

◇自分が気付く変化*1

 

  1. 悲しい、憂鬱な気分、沈んだ気分
  2. 何事にも興味が湧かず、楽しくない
  3. 疲れやすく、元気がない(だるい)
  4. 気力、意欲、集中力の低下を自覚する(億劫、何もする気がしない)
  5. 寝つきが悪くて、朝早く目が覚める
  6. 食欲がなくなる
  7. 人に会いたくなくなる
  8. 夕方より朝の方が気分、体調が悪い
  9. 心配事が頭から離れず、考えが堂々巡りする
  10. 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
  11. 自分を責め、自分は価値がないと感じる など

 

 

「いつもと違う自分」が2週間続いたら、対処が必要

 

 

「いつもと違う自分に気付く」ということは、

自分と他人を比べた違いをいうのではなく、

「今までの自分」と「現在の自分」との違いを捉えるということです。

 

 

普段から頭痛を起こしやすい人がストレスから頭痛になったとしても、

「ストレスによる身体面の変化」とは気が付かないかもしれません。

 

しかし、頭痛とともに吐き気がしたり、いつもより頭痛の回数が多かったりしたら、

「いつもと違う」と認識することができますよね。

 

このような「いつもと違う」変化が2週間続く場合は、

専門家に相談するなど、何らかの対処が必要です。

 

 

「いつもと違う自分に気付く」には、

自分の心身の変化を時系列で捉えることが大切です。

 

 

 

お読みくださり、ありがとうございました!

次回も、お楽しみに…♪

 

 

 

 

まとめ

◎気持ちが落ち込み気力が出ない、など「いつもと違う」自分に気付いた場合、

 その状態が2週間継続したら、専門家に相談するなどの対処が必要である

 

◎集中力のなさなど、自分の心理面の変化を捉えた時、

 「こうなったのは自分の性格の問題だ」と自責的に考えてしまうことがよくあると

 気付くことが大切である

 

◎肩凝りになりやすい人が肩凝りと同時に頭痛がするようになった場合、

 普段の肩凝りの症状と同時に別の症状もあるので、

 「いつもと違う」サインと考えてよい

 

◎プライベートなことであっても、今まで関心のあった趣味をする気がないのは

 「自分が気付く変化」といえる

 

◎「今まで楽しみにしていたテレビ番組を最近見る気にならない、

   見ても楽しめない」のは、自分が気付く変化といえる

 

 

*1:出典:厚生労働省「うつ対策推進方策マニュアルー都道府県・市町村職員のためにー」