ストレス対処に効果的なコーピングとは?
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、「ストレス対処に効果的なコーピング」についてです。
この記事はこんな方におすすめ!
ストレスに対処する行動にはどのようなものがあるのか、
ストレス対処に効果的といわれているコーピングとは
何なのかを書いていきたいと思います。
コーピングはストレス対処に効果的
コーピングとは?
コーピングとは、日々のストレスに対処するために私たちが取る行動のことです。
コーピングを行うことでストレス反応の発生を抑えたり、
ストレッサー(ストレス)の原因を取り除いたりする働きを高めることができます。
コーピングの種類
コーピングは、目的によって内容や方法が変わります。
大きく分けると、問題焦点型コーピングと情動焦点型コーピングがあります。
詳しく見ていきましょう。
問題焦点型コーピング
問題焦点型コーピングは、ストレッサーそのものにアプローチする方法です。
課題の解決に直接効果があることから、より好ましいコーピングといわれています。
情動焦点型コーピング
情動焦点型コーピングは、ストレス反応にアプローチする方法です。
問題焦点型コーピングでどうしても解決できない課題の場合は、
情動焦点型コーピングを取り入れることになります。
ストレスの状況によって、
以上の2つのコーピングを使い分けることが必要になります。
問題焦点型コーピング | ストレッサーを取り除くために行うストレス対処方法 例)・不仲を改善するために、相手に謝る ・騒音がひどいので引越しをする |
情動焦点型コーピング | 不安定な情緒を安定させるために行うストレス対処法 例)・嫌なことを忘れるためにお酒を飲む ・趣味や娯楽で気分をリラックスさせる |
コーピングスキルは、ストレスやメンタルヘルスへの
関心度に応じた方法で指導・教育するのが望ましいとされています。
コーピングはストレスの段階に応じて行う
ストレスが発生し、人がその影響を受けるのには段階があります。
その段階に応じてコーピングを使い分けることも、
ストレス対処のポイントとなります。
ストレス発生段階と効果的なコーピング
ストレス発生段階と効果的なコーピングについては、
以下の通りになっています。
ストレスの段階 | コーピングの種類 |
刺激の発生 (作業環境・人間関係) |
刺激自体を発生させないようにする ・社内の配置転換 ・自身の生活習慣の改善 |
⇓
認知的評価 | 物事の捉え方(認知)を変える ・完璧主義を捨てる ・物事を前向きに捉える |
⇓
情動的興奮 (怒り・焦燥感・不安・恐怖) |
感情や気分を落ち着かせる ・リラクセーションを行う ・アロマテラピー、腹式呼吸、瞑想 |
⇓
身体的興奮 (筋肉硬直・血流量増加・ 血圧上昇・発汗) |
身体の興奮度を低下させる ・有酸素運動(ウォーキング、サイクリング) ・リラクセーションを行う |
まとめ