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管理監督者の効果的なセルフケア方法とは

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

今回は、「管理監督者に効果的なセルフケア方法」についてです。

 

 

管理監督者のセルフケアが必要な理由と、

効果的なセルフケアの方法について書いていきたいと思います。

 

 

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

管理監督者を取り巻くストレス

 

管理監督者には、職場でラインケアを推進することが求められています。

その一方で、自身のセルフケアにも注意する必要があります

 

「労働者の心の健康の保持増進のための指針*1には、

管理監督者もセルフケアの対象者として含められています。

 

 

管理職が陥りやすいメンタル不調

 

管理職が陥りやすいメンタルの不調には、以下のようなものがあります。

 

 

◇管理職が陥りやすいメンタル不調

 昇進によるうつ 責任の増大、部下の指導、残業代なしといった影響
中間管理職の不調 上司と部下との板ばさみによるストレスの発生
名ばかり管理職の問題 十分な権限や裁量がない状態での過酷な長時間労働
ストレスを受けやすいのは、真面目で几帳面な人

 

真面目で几帳面な人や他人との円滑な人間関係の維持に気を遣うような人は、

ストレスを受けやすいと考えられています。

 

管理監督者であるために、負担が増えることもあります。

 

 

ストレス対策としては、セルフケアによるストレスへの気付き、ストレス対処、

自発的相談が基本となりますが、それぞれの管理監督者に合わせたケアが必要です。

 

 

管理監督者が取り組むべきストレス対応

 

管理監督者が取り組むべきストレス対応として、

職業性ストレス簡易調査票の活用があります。

 

ストレスチェック制度では、「上司の支援」が集団分析において点数化されます。

 

「上司の支援」の点数が悪い場合は、

当該上司がストレスを抱えている可能性も考えられるため、要注意です。

 

ただし、あくまでも部下の主観による評価なので客観的事実と異なる場合もあります。

状況をよく見ることが重要です。

 

 

管理監督者が取り組むべきストレス対応

ストレス対応 具体的内容
質問票の活用 定期的にストレスチェックを受験するなどのセルフチェック
質の良い睡眠 ・睡眠時間の確保

・飲酒機会増による睡眠の質の低下に注意
自己表現 アサーションによるコミュニケーション力の向上
ラクセーション 自律訓練法、呼吸法
自発的相談 社内産業スタッフ、事業場外資源など、相談窓口の活用
教育研修 管理職自身のセルフケアの重要性を理解

 

 

 

 

まとめ

◎昇進などの喜ばしい出来事が、管理職にとってストレスになることがある

 

◎職業性ストレス簡易調査票は、自身のストレスの気付きに有効

*1:厚生労働省、2006年