オリジナル商品の宝庫、月光荘画材店の魅力とは
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回のユメノのラジオde新発見!は、
7月12日に放送されたSUNDAY'S POSTから。
ゲストは、銀座「月光荘画材店」の日比康造さん。
SUNDAY'S POSTのノベルティグッズを作る企画のお話です。
日比さんは今回で3回目のご出演です。
全ての商品がオリジナル!大正から続く月光荘画材店とは
この月光荘という名前は、
あの与謝野晶子、与謝野月光夫妻がつけたものです。
そんな歴史のある月光荘は、3代目。
全てがオリジナル商品で、一つとして仕入れたものがありません。
その分手間もかかり、もうけは少ないんだとか…
包装用紙は余った紙を自分のところでつくったり、
紐を再利用したり、広告(チラシ)の裏に手紙を書いて出すなど、
無駄をとことん嫌った創業者の意思を受け継いでいます。
”もったいない”精神が生かされているということですね。
月光荘画材店 主力販売商品
月光荘画材店で販売しているものは、
- 絵の具
- スケッチブック
- バッグ など。
ステイホーム期間が長かったということもあり、
絵を描く人が増えたことからオンラインショップで
「すぐに使える絵の具セット」を販売し、多くの人に愛用されています。
時代で変化する画材
絵の具といえば、鉛のチューブを思い浮かべる方も
いらっしゃるかもしれません。
昔は鉛のチューブが主流でしたが、
現在は子供たちが使いやすいような素材へと変化しています。
鉛筆削りも、鉄のものからプラスチックへと変わってきました。
ドット入りスケッチブック誕生秘話
月光荘が販売するスケッチブックには、ある工夫がされています。
それは、点、つまりドットが入っていることです。
こんなことを仰っていました。
★真っ白だと一からアイデアを書き始めるのが難しい
★何か「点々」のような、きっかけになるものが
ついているといろんなアイデアが膨らみやすい
(日比さんの祖父)でドット入りのスケッチブックをつくりました。
伝統を重んじるだけでなく、よりよいものづくりを目指して
今もなお進化しているように思いました。
スケッチブックに、こんな秘話があったとは驚きですね。
SUNDAY'S POST×月光荘 ノベルティ会議
月光荘とSUNDAY'S POSTがコラボして
新たな商品かつ番組ノベルティーを考えるこの企画。
着実に動き出しています。
103年もの長い歴史を誇る月光荘画材店が提案するものとは、
一体何なのでしょうか。
あなたのその「想い」が、コースターになる?
月光荘が提案するのは、「はがきコースター」。
- 手紙として書けるし、出せる
- 裏返すとコースターとして長く使える 優れものなんです。
このはがきコースターには、いくつか特徴があります。
まず、防水加工がなされていて
表と裏で使われている紙が全く違います。
表、つまりコースターは水を吸収しなければいけない部分です。
ざらついた感触になっています。
裏は、工事現場でも使用されている
「雨が降っても書ける紙」を使っています。
書いた文字がにじまないような紙を貼り合わせて、
1枚のコースターにしているのです。
防水加工が施されているところに、手紙を書きます。
コースターとして使用する際は裏返すので、
手紙の内容を見られる心配もありません。
文章もしっかり書ける丈夫さなので、安心です。
定型で送れるサイズに収めています。
(郵便局に何度も通ったそうです…)
まずはノベルティーから始めて、
反応によっては販売することも検討しているようですよ。
紙を貼り合わせているため、インクジェットでは通らず
活版印刷をしているので金額も安くはないようで…
販売の場合は、500~600円ほどになると見込んでいるそうです。
ノベルティーは、デザインが4種類。
ラジオでは実際見えないので、イメージすることしかできませんが
とても素晴らしい商品だと思いました。
販売するかどうかはわかりませんが、ものづくりをする人たちの
アイデアや創造力には毎度のことながら驚かされます。
「はがきコースター」が出来上がるのが、私も今から楽しみです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回もお楽しみに…♪