ユメノオト

ラジオライフ

ラジオのちょっとトクする話

あのタレントの経歴がすごすぎた!~後編~

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、前回に引き続きREINAさんの素顔に迫っていきます!

 

 

 

演技は恥ずかしい?

 

 独特な位置づけのタレント。

タレントの定義が自分でもよくわかっていないというREINAさん。

 

タレントとは、MCやグルメ番組、朝ドラ出演など

器用に何でもやれるオールラウンダーだと

茂木さんが説明すると、納得したご様子。

 

「朝ドラ出演は無理」ときっぱり言い放ったREINAさん。

 

昔は女優になりたかったそうで、

ニューヨークで子役をやっていたこともあるそうです。

 

 

「子役をやっていたら女優もできるのでは?」という

茂木さんの質問に対し、今は恥ずかしくてできない

REINAさんはいいます。

 

果たして演技は恥ずかしいことなのか。

私は、演技は恥ずかしいことだとは思いません。

 

むしろ、かっこいいと思います。

演技ができるということは素晴らしいことだと思いますし。

 

ですが、REINAさんにとっての「演技」は

恥ずかしいもののようで…

 

演技ができるということは、

他のキャラクターに入り込めるということですよね。

 

REINAさん曰く、

自分の延長だと演じられるけど、全く違う人となるとちょっと難しい」。

 

 

自分が経験したことならイメージもつくし、

演技に活かせるかもしれません。

 

でも、これが自分が全く経験したことのないことだったり

想像のつかないものだったりすると、役作りも苦労しますよね。

 

 

タレントとビジネスの2足のわらじ

 

ベンチャー企業の経営にも関わっているREINAさんは、

英語コミュニケーショントレーニングと、

人事コンサルティングを主に行っています。

 

海外進出に意欲がある日本企業の人たちのサポートをする事業です。

 

 

1つのことだとすぐに飽きてしまう反面、

複数のことを同時にやっていると

良い感じに続けられると話すREINAさん。

 

これはもう、才能としかいいようがありません。

 

 

複数のことを同時にできる人は、なかなかいないと思います。

私も、その1人です。

 

複数のことを同時にやっていると

どれも中途半端になって終わってしまうか、

すぐに手が止まってしまって同時進行できなくなってしまう。

 

私は1つのことに集中してとことん突き詰めてしまうタイプなので、

あれもこれもと手を付けては中途半端になるのがお決まりのパターン。

 

中途半端は嫌なので、1つのことに集中するようにしています。

結局、好きなこと以外は三日坊主なんですよね…。

 

好きなことであれば、何時間でも飽きずにやり続けられるので

REINAさんとは正反対のタイプですね。

 

 

実は、コミュニケーションが苦手だった?

 

REINAさんは、コミュニケーションが苦手だったそうです。

 

子供の頃から何かが欠けていたと話すREINAさんは、

人にあまり興味がなかったといいます。

 

1人でいることが全く苦ではなく、友達も少なかったそうです。

 

小学校のときはお昼休みでも1人で遊んでいたそうで、

1人でブランコにのっていたり、ぶつぶつ話していたり…

 

REINAさんは友達をつくることにメリットを

感じられなかったそうですが、同級生を外から観察することで

親友をつくることのメリットを見出しました。

 

そして、「自分でもがんばろう」とゴールを設定し戦略を組み立て、

アプローチの仕方を工夫しトライしてみるという方法で

友達をつくっていったそうです。

 

考え方もそうですが、それを実行に移すプロセスこそが

アメリカ式だなと私はラジオを聞いていて感じました。

 

日本人よりも遥かに、向上心、行動力に長けている人だな、と。

 

 

うまくいかない友だちづくり

 

REINAさんは著書の中でも、友達をつくったときの

いろいろな方法について書いています。

 

物を渡したり、プレゼントをいきなりあげたり褒めてみたり…

いろいろな方法を試してみましたが、どれもうまくいきませんでした。

 

その理由は簡単。

 

心がこもっていないと、すぐにバレるからです。

 

 

仲を深めたいなら、オーセンティックを心がけて

 

REINAさんの著書には、「オーセンティックが大事」と書いています。

この、オーセンティックとはどういう意味なのか 。

 

オーセンティックとは、さらけ出すという意味。

 

相手と仲良くなりたいと思う場合は、

感情をしっかりと表現することが大切です。

 

相手がその感情を感じない場合は、絶対どこかで

「上辺で言っている」ことがバレてしまいます

 

「この人、私のことを利用しようとしているな」とか

「フェイクだな」と思われて、親密な関係を築くことがありません。

 

絶対どこかで感情は見えるので、

まずは感じるところから始めましょう、というのがオーセンティックです。

 

 

建前を壊して本音でぶつかる

 

日本では、本音と建前という言葉があります。

みなさんもよく聞く言葉ですよね。

 

REINAさんは、この建前と本音についてどう考えているのでしょうか。

 

会話をするとき、みなさんは建前で話すことが多いと思います。

 

初対面の場合は何かしらの壁があって、何らかの儀式

あるように感じるのが「建前」だとREINAさんはいいます。

 

日本のカルチャーとしては、それでもいいかもしれません。

しかし、本当に誰かと仲良くなりたい場合は、それではいけません

 

建前は全てなくして本音でぶつかり合わないと深い関係は構築できない

 

それが、REINAさんの考えです。

 

 

ちなみに…

REINAさんの著書の巻末に記載されている参考文献。

 

たくさん引用されているのですが、

茂木さんが読んでいるものと全く同じ論文ばかりで、

茂木さん自身も驚かれていました。

 

 

9.11が全てを変えた

 

REINAさんが、なぜセキュリティやテロリズムに興味を持ったのか。

 

そのきっかけとなったのは、

2001年9月11日に起きたアメリ同時多発テロでした。

 

この事件は、私もよく覚えています。

 

私はまだ小学生になったばかりでしたが、

「どうしてこんなことをするんだろう」と憤慨したのを覚えています。

 

 

REINAさんは小さい頃から正義感が強く、

医者か警察官になりたいと思っていたそうです。

 

最初は、脳神経外科になりたかったのだとか。

 

実際に、ニュージャージー州だと16歳から

救急車に乗ってボランティアを行う救急隊員のライセンスを

取得したりもします。

 

医者になる」。

 

それがREINAさんの唯一の目標でした。

 

しかし…

 

 

アメリ同時多発テロが起きてしまいます。

 

9.11が起きた後、アメリカは劇的な変化を遂げてしまいます

 

「なぜこんなことが起きるんだろう」

 

REINAさんはそう思ったそうです。

そこから「人間の心理やテロリストになる心理を知りたい」と

思うようになり、医学の世界を志す目標から

グローバルセキュリティへとシフトしていったのです。

 

9.11が起こったのは、REINAさんが13歳のときのことでした。

 

ニュージャージー州で北部の方、マンハッタンのハドソン川から

15分くらいの所に住んでいたので、もともと近くに住んでいたREINAさん。

 

毎週末行っていたので、とてもショッキングな出来事だったと

振り返っています。

 

それがきっかけで興味を持ち、

ブラウン大学ハーバード大学で研究を行いました。

 

 

 自分を知らなきゃ始まらない!CIAのポリシーとは

 

CIAを受けていたときは、パーソナリティーテストをしたり

いろいろな分析をされたというREINAさん。

 

心理学者に何度もインタビューをして、

アセスメントをもらったこともあります。

 

自分を知らなければならない。それが、CIAのポリシー。

 

自分はどういう人間で、自分のポテンシャルはなんなのか

弱点や強みはなんなのかを深く知る必要がありました。

 

その結果はもちろん、シェアされます。

 

CIAを受けていた期間は、自分は誰なのかというのが

よく見えたとREINAさんは話します。

 

そんなREINAさん、パーソナリティーテストでは

一体どんな結果が出たのでしょうか。

 

 

結果は…

 

 

外向的であるようで、実は非常に内向的。

そして、警戒心がものすごく高い。

 

とのことでした。

 

新しいことは好きなようです。

 

協調性は低い、と言い切ったREINAさん。

 

自分からなにかを得たいときや、

何かしらのゴールがあるときは強調したり、

相手の理解を得ようとがんばったりもするそうですよ。

 

周囲からは、「外向的だと思った」とよく言われるそうですが、

内気でシャイな性格だとREINAさんは話していました。

 

くよくよ考えない!REINA流コミュニケーション術

 

くよくよ考えることはないのか、と茂木さんに問われて

「それはない」と言い切ったREINAさん。

 

非常に楽天的でポジティブ思考だといいます。

 

ポジティブ思考なので、行動が早い、と。

 

なにかやりたいと思ったら、リスクを考えずに行動する

それが、たまに失敗へとつながってしまうそうですが…

 

REINAさん曰く、

リスクを考える暇があったら、やっちゃえ!」。

 

冒険好きのREINAは、常に自分をプッシュしたいといいます。

 

他に何ができるのか、世界には何があるのか

日々考えているそうです。

 

素晴らしいですよね。

 

 

「コミュニケーションを上手くできるように」と考えてしまうと、

どうしても自己アピールや自分の意思を伝えるといったように

自分が軸になりがちです。

 

もちろんそれも重要ですが、

その方法が必ずしも全員に向いているとは限りません

 

 

自己アピールが苦手なREINAさんは、それを逆手にとって

相手を軸にして相手の魅力を引き出すことを得意とする

コミュニケーターになりました。

 

自分なりのスタイルが絶対にあるので、

型にハマらずに自分なりのコミュニケーションスタイルを

見つけてほしい、とREINAさんはいいます。

 

そのためにも、REINAさんの著書を読むことをオススメ!と

茂木さんは言っていました。

 

方程式を軸にする?

 

REINAさんの著書には、

ビッグファイブ」という言葉が書かれています。

 

このビッグファイブとは、一体なんのことなのでしょうか?

 

 

ビッグファイブは、性格特性のことです。

 

ビッグファイブ自体は結構昔からある概念で、

バージョンがいくつかにわかれています。

 

それによって、「あなたの性格はなんですか」という

5つの特性を軸にして、外向性などを測っていきます

 

REINAさんに著書には、いきなり方程式が出てきます。

茂木さんも驚いていましたが…

 

この方程式には、いろいろな要素があります。

 

方程式を軸として自分の弱点や強みを計算し、

どこを強めればいいのか、どこを妥協して捨てればいいのかを

明確化することができます。

 

 

期待値アップのハーバード

 

アメリカだと、ハーバード大学は特別な存在なのか。

 

答えは、YESです。

 

アメリカは日本ほど学歴にうるさい社会ではありませんが、

それでもハーバード大学というと、ドン引きされてしまうそうです。

 

ハードルが一気に高くなるのです。

 

ハーバードなんだ。じゃあ、いろいろできるでしょ」というように…

 

要するに、期待値がぐんと上がってしまうわけですね。

 

 

REINAさんは、IQテストをやってみたことがあるそうですが

結果は普通だったそうです。

 

特別頭が良いというわけではないと言っていました。

 

REINAさんの言う「普通」が「普通ではない」気がするのは、

私だけでしょうか…?

 

 

 失敗は振り返れば糧になる

 

失敗したことはたくさんあると話すREINAさん。

ロイター通信で働いていた頃のお話を聞くことができました。

 

ロイター通信で働いていた頃、REINAさんは

人と一緒に仕事をすることに慣れていませんでした

 

自分で研究するアカデミックな世界にいたので、

いきなりビジネスの世界に入ると、

その環境になじむのに時間がかかってしまいます。

 

ビジネスの世界には、チームワークが不可欠。

 

しかし、ここで問題が1つ。

 

いろんな文化の人と仕事をしているときに、

REINAさんの中では、まだチームワークという概念が

出来上がっていなかったのです。

 

そのため全て1人でやろうとしたり、逆に相手を

不快にさせてしまったり、相手に何も情報をシェアせずに

相手の仕事に悪影響を与えてしまったり

 

これらは、当時はわからなかったものの

現在分析してわかること、だそうです。

 

 

過去はよく振り返ると話す、REINAさん。

失敗が多いからこそ、学べることも多いですよね。

 

「こういうことがあったな」と毎日日記に書いているそうですよ!

 

 

リモート会議で重要な空気感

 

最近はリモートや在宅ワークが確実に増えていますよね。

REINAさんも、リモート会議やZOOMを活用することがあるようです。

 

リモート会議を行うようになってからは、

空気」がとても重要になったことに気付いたといいます。

 

リモート会議はどうしても言語に頼ってしまうので、

かなり多めに雑談をするように心がけています。

 

たとえば、リモート会議の場合…

自分の後ろに何が置いてあるのかが重要になってきます。

 

相手の気を引くようなものを置いたり、

ウィークリーで変えたりしているそうです。

 

相手の気を引くようなものとは、具体的にどのようなものなのか。

 

REINAさんは、人形や自分で描いた絵を飾ったりしているそうです。

 

(絵も描くんですね…。本当に、天才としかいいようがないです!)

 

 

その結果、最初にポジティブな空気をつくることができるので

背景は工夫しているそうです。

 

みなさんも、参考にしてみてくださいね!

 

 

 REINAさんの挑戦は続く

 

最後に、REINAさんの挑戦したいことについて。

 

REINAさんは、どんどん前に突き進んでいきたいと話します。

 

来日して5年が経過。

日本だけでなく、もっともっと世界を見てみたいといいます。

 

今まで60ヵ国ほど訪れたことがあるREINAさん。

100ヵ国を目指して旅をすること、

そして自分の視野を更に広げていくこと。

 

それが、REINAさんの夢です。

 

1つの国にいるのはもったいないと話すREINAさん。

 

これからも、REINAさんの挑戦は続きます。

今後のREINAさんの活躍にも期待が高まりますね。

 

私は、REINAさんの著書を読みたい衝動に駆られているので

近々買いに行くかもしれません…!

 

 

長くなってしまいましたが、

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

次回もお楽しみに…♪