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【必見!】甘酒が美容と健康に効果抜群の理由

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、西山美食話から。

秋の七草から健康、美容にまつわるお話をお伝えします!

 

 

秋の七草は、なぜ「秋」なのか

 

萩、尾花、葛(くず)、撫子、

女郎花(おみなえし)、藤袴、桔梗(ききょう)。

 

これらは、昔から日本人に愛でられてきた秋の草花です。

 

万葉集山上憶良が詠んだ歌により、

秋の七草と呼ばれるようになりました。

 

この、秋の七草

 

秋に咲く花ばかりではないのに、なぜ「秋の七草」と

呼ぶのか不思議に思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

これらの草花が秋の七草と呼ばれるように

なった所以は、にあります。

 

かつては旧暦で、旧暦の秋は7月〜9月にあたるため

現在とは少しズレがあるんですね。

 

 

「飲む点滴」 今大注目の甘酒効果とは

 

飲む点滴」と言われ、美容と健康の観点から

女性たちの注目の的となっている、甘酒

 

甘酒には、米と麹でつくる甘酒

酒粕と砂糖からつくる甘酒の2種類があります。

 

近年注目されているのは、米麹甘酒です。

 

米を蒸して発酵させた米麹を使うので、

紛れもなく発酵食品です。

 

ところで…

 

甘酒はなぜ「飲む点滴」と呼ばれているのでしょうか?

 

みなさんは、わかりますか?

 

そう呼ばれている理由は、甘酒の成分にあります。

 

甘酒には、

 

 

これらの成分が点滴の成分と類似しているため、

甘酒は「飲む点滴」と呼ばれているんです。

 

ここで、甘酒に含まれる成分により

期待できる効果を挙げてみます。

 

まず、ブドウ糖人が生きる上で必要な

エネルギーとなる代謝を上げてくれるので、

疲労回復に効果があります。

 

また、体の免疫力を強化するオリゴ糖

多く含んでいることも見逃せません!

 

実はこのオリゴ糖、とても重要な働きをしています

 

体の免疫力を強化するだけでなく、腸内環境を整える

善玉菌のビフィズス菌を増加させる働きもあるんです!

 

さらに、ビタミンB1ビタミンB2

肌を構成するタンパク質の代謝を促進します。

 

アミノ酸を生み出すのを助ける働きもあるので、

美容効果にも期待できる、というわけですね。

 

ちなみに…

 

ダイエットにも良いとされているのは、様々な酵素により

脂肪を分解し便秘解消にも効果があるためです。

 

しかし、ここで1つだけ注意することがあります。

 

それは、甘酒を1度飲んだからといってすぐに

健康や美容に効果が出てくるわけではない、ということです。

 

継続は力なり。

 

継続することが、何よりも大切です。

 

1日の目安は、コップ1杯

これなら、無理なく続けられそうですね。

 

みなさんも、美容と健康パワーがギッシリつまった

甘酒を飲む習慣、はじめてみませんか?

 

 

生命力の強い納豆菌を、あなたの食卓にも

 

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大豆を丸ごと煮て発酵させた、納豆。

 

昔から日本人に愛されてきた発酵食品といっても

過言ではありません。

 

納豆のネバネバしたと独特なにおいを

生み出すのが、納豆菌です。

 

納豆菌は、微生物の中でも特に小さく

単純な仕組みでできています。

 

突然ですが、みなさん!

 

納豆1gあたり、どのくらいの納豆菌がいると思いますか?

 

正解は…

 

納豆1gあたり約10億個です!

 

すごい数ですよね…。

 

煮た大豆に納豆菌をかけ人肌くらいに温めると、

納豆菌はどんどん増えていきます。

 

このとき、うまみのもととなるアミノ酸やビタミンK2、

納豆キナーゼといった栄養素がつくり出されます。

 

そして、納豆菌の1番の特徴は生命力が強いこと。

 

生きるのに適さない環境になると、

納豆菌は胞子と呼ばれる種をつくって自分自身を守ります

 

胞子は熱にも強いため、その性質を利用して

種菌(たねきん)として納豆づくりに活かされています。

 

さらに、納豆のネバネバはミネラルと結合しやすく

蓄えたミネラルを少しずつ放出するため、

骨の土台となるカルシウムの吸収を高める効果もあります。

 

納豆は日本だけのものではない

 

さて、そんな納豆ですが…

 

納豆は日本だけのものでは無いということを

みなさんは知っていますか?

 

実は、インドの北東部にはそれぞれの家庭で

納豆をつくり食べるという習慣があるんです。

 

つくり方も、日本とほとんど同じです。

 

インドでつくられている納豆は「ハワイチャル」と呼ばれ、

日本の納豆よりは粘り気は少ないそうです。

 

現地の人たちは健康維持のため、

ハワイチャルをたくさん食べるといいます。

 

納豆菌により生み出される納豆パワー。

 

納豆はやはり、日常的かつ継続的に取りたい発酵食品ですね。

 

 

見直されつつある 日本の魚醤

 

醤油は、微生物による発酵を利用した液体調味料です。

 

その原料は大豆などの穀物ですが、

これを魚に置き換えると「魚醤」となります。

 

日本三大魚醤といわれているのが、

秋田県しょっつる香川県イカナゴ醤油

そして石川県の能登地方に伝わる、いしりです。

 

エスニック料理がもてはやされる中、タイのナンプラー

ベトナムニョクマムといった魚醤が注目され、

その流れを受けて日本の魚醤が見直されるようになりました。

 

今回は、根強いファンを持つ「いしり」を紹介します。

 

ごろと呼ばれるイカの内臓を高食塩濃度の環境のもと、

自然発酵・熟成させたものが、いしりです。

 

伝統的な製法を守る工場では、

2トンもある大きな木樽で仕込まれます。

 

同じく木でできた貝でかき回すのですが、

発酵が進んでいる時期に強くかき回すと

ビールのように泡が吹きこぼれてしまいます。

 

そのため軽いタッチで貝を操り、

かくはんを繰り返していきます。

 

仕込みから1年ほどで、完成です。

 

さらにまろやかさを出すため、

2〜3年熟成させるところもあるといいます。

 

いしりは、うまみ成分のアミノ酸を多く含み

血圧効果作用のあるタウリンも豊富です。

 

研究機関が調べたところ、

抗酸化作用があることもわかりました

 

つまり、うまみ成分がたっぷりで

機能性豊かな発酵食品、というわけですね。

 

鍋、貝焼き、炊き込みご飯など様々な料理の隠し味として大活躍。

 

能登の人たちは口を揃えて、

万能調味料」といいます。

 

1度使ってみたら、その個性的な味わいや

風味の虜になり、料理のレパートリーが増えるかもしれません。

 

みなさんも、1度試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 

次回もお楽しみに…♪