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来月スタート!大竹しのぶ出演の舞台「女の一生」の見どころ、徹底解説!

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みなさん、こんばんは。

愛原夢音です♪

 

今回は、坂本美雨のディアフレンズから。

ゲストは、女優の大竹しのぶさん。

 

来月スタートする舞台「女の一生」について、

そして歌手としての大竹しのぶさんの素顔に迫ります!

 

 

 

 

愛犬が楽しくした散歩

 

大竹しのぶさんのご息女、IMALUさんと動物愛護の話をするために

年に1度は会っているという、坂本さん。

 

愛犬、ばるちゃんの話をたくさん伺っているといいます。

 

以前飼っていたワンちゃんも、ばるちゃんもコーギー

3代でコーギーを飼っているとか。

 

大竹しのぶさんに今回初めてお会いした坂本さんですが、

愛犬の話をIMALUさんからたくさん聞いているからか、

生活を垣間見ているような感覚に。

 

ちなみに…ばるちゃんは元気です

 

大竹しのぶさんが家を出るときに、

「どこ行くの?」という顔をしていたそうです。

 

その情景が、目に浮かんできますね。

 

ここで、ばるちゃんのお散歩事情。

 

IMALUさんの場合は散歩は長めですが、

大竹しのぶさんはそれほど長くないのだそう。

 

20〜30分くらいだそうですよ。

 

自粛期間中は、ばるちゃんがいるおかげで散歩が楽しくなったとのことです。

 

ばるちゃん、お手柄…!

 

947回も上演!舞台「女の一生」の見どころとは

 

現在大竹しのぶさんは、舞台の稽古の真っ最中です。

 

11月2日から新橋演舞場で上演される舞台「女の一生」の稽古に取り組まれています。

 

この「女の一生」というのは、女優の杉村春子さんの代表作でした。

杉村春子さんの主演で、今まで947回も上演されてきました。

 

この舞台、「女の一生」の初演。みなさんは、いつだと思いますか?

 

 

正解は…

 

 

 

昭和20年の4月!

 

なんと…戦時中でも芝居をやっていたんです。

 

「えっ、戦時中なのに…!?」と、驚いた方も多いと思います。

 

戦時中でも、この芝居をやりたいと思っていたのでしょう。

空襲警報が鳴ると1度中断して、また再開したというから驚きです。

 

コロナ禍で今までのようにはいかないけれども、この芝居を続けていきたい

そんな今の状況と、何か通じるものがありますよね。

 

コロナ禍での稽古事情

 

稽古でも出演者は、このコロナ禍の中でストイックに稽古をされています。

 

まず…アクリル板が前にも横にもある状態

そして、稽古場の1番の楽しみである「お茶場」も禁止になってしまいました。

 

「お茶場」というのは、お菓子や差し入れ、飲み物や食べ物が置いてあるところ

それが禁止になってしまい、寂しさを感じているといいます。

 

さらに…

 

その場に出ている人以外は、いてはいけないということに。

 

芝居の稽古というのは普通、みんなで一斉に集まって一斉に帰って、

「こうだったよね」「ああだったよね」と話すことが楽しいところなのですが…

 

「そんなに話してもいけないし、寂しい気持ちになる」

 

と、大竹しのぶさん。

 

芝居というのは、みんな一緒にだんだんと成長していくものです。

それができないということは非常に残念だ、と大竹しのぶさんは仰っていました。

 

ですが…

 

どんな状況下でも、舞台は続けていきたい

まさに、Show must go onですね。

 

舞台「女の一生」はどんな作品?

 

ここで、舞台「女の一生」について簡単にご紹介します。

 

この舞台は、明治、大正、昭和の3つの時代を生き抜いた、

布引 けいという女性の一生を描いています。

 

布引 けいさんを演じているのが、大竹しのぶさんです。

布引 けいさんは、どんな方なのでしょうか?

 

布引 けいさんは、天涯孤独の身

 

おばさんの家に預けられますが、そこでいじめられるなど

ひどい仕打ちを受けその家を飛び出してしまいます。

 

物語は、そこから始まります。

 

拾われた家の手伝いをしながら、一生懸命に生きる

布引 けいさんには、ひそかに想いを寄せている人がいました。

 

それが、高橋克実さん演じる堤栄二。

 

しかも…

 

大竹しのぶさんと高橋克実さんが、

かつらをかぶって10代を演じるんです!

 

10代ですよ!!

 

坂本さんも、チラシにある写真を見て

高橋克実さんに全く気づかなかったほど。

 

芝居を見に来た人が、「高橋克実出てた?」という

結果になると思う、と大竹しのぶさんは話します。

 

少し話が逸れましたが…

 

布引 けいさんが想いを寄せる、堤栄二。

しかし、その家の奥さまが堤栄二のお兄さんと結婚するよう促します。

 

奥様の言う通り、布引 けいさんは堤栄二のお兄さんと結婚。

 

家業は、貿易商。

 

一生懸命家を切り盛りしながら、布引 けいさんは強く生きていきます。

 

 

しかし…

 

この舞台には、いろいろな問題が描かれています

 

愛のない夫婦生活や、「女はこれをしなくてはならない」という

時代の生き方を押しつけられたり…

 

それでも全てを受け入れて生活していた布引 けいさんに、戦争が牙を剥きます

 

戦争で何もかも失ってしまったそのとき、どう思うのか…

 

それでも強く、明るく生きていくというとても強い女性

布引 けいさんなのです。

 

しかも、一つ一つのセリフがまた、心に刺さるものばかり

 

有名なセリフに、こういうものがあります。

 

誰が選んだのでもない、自分で選んだ道ですもの。

 間違いと知ったら、自分で間違いでないようにしなくちゃ。

 

 

どうですか、みなさん。彼女、すごい強いですよね。

 

この言葉に現れているように、

けなげで強い女性大竹しのぶさんは演じます。

 

演じている中で、布引 けいさんと「似ているな」と

思うところは、大竹しのぶさんにはあるのでしょうか?

 

先程のセリフ、

 

誰が選んだのでもない、自分で選んだ道ですもの。

 

というところは共通しているところかもしれない、と大竹しのぶさん。

 

もしかしたら、この言葉は誰しも当てはまるものなのかもしれません。

 

一方で…

 

間違いを知ったら、自分で間違いでないようにしなくちゃ。

 

というところに関しては、少し違う考えをお持ちのご様子。

 

そこでがんばるというよりも、

 

間違えちゃったから別の道へ行こう!」とか、

間違えちゃった!」…と、楽観的。

 

そういう点では、布引 けいさんとは違うようです。

笑って生きたい、ということなんですね。

 

舞台「女の一生」は、大竹しのぶさんのほか、高橋克実さん、

演出も手がけられている段田安則さん、銀粉蝶さん、風間杜夫さんなど…

 

豪華な方々が多数出演!

 

新橋演舞場にて、11月2日から26日までとなっています。

みなさんも、機会があれば見てみてください!

 

紅白歌合戦での強烈なインパクト 大竹しのぶが演じた舞台ピアフ

 

大竹しのぶさんといえば〇〇

 

 

この〇〇に入る言葉、みなさんは何だと思いますか?

人それぞれいろいろな答えがあるかと思いますが…

 

 

坂本さんが思い浮かべた答えは、エディット・ピアフ

紅白歌合戦をご覧になった方は、もしかしたらわかるかもしれません。

 

大竹しのぶさんは、紅白歌合戦エディット・ピアフ

愛の讃歌」を歌われたのですが、これは非常にインパクトが強かったですよね。

 

 

大竹しのぶさんは、それを見た豊川悦司さんに

 

「貞子みたいで、テレビ画面から飛び出してきそうで怖かった」

 

と言われたのだそう。

 

それほど、迫力があったということですね。

 

 

この曲をリリースしたのは、2016年。4年も前になるんですね。

 

舞台の上、ピアフも歌われていた大竹しのぶさんですが、

ピアフを歌われていたときの心境はどのようなものだったのでしょうか?

 

まず…大竹しのぶさんはピアフの芝居を4回ほどされていて、

その上でピアフの曲を歌われていました

 

不思議なことに、歌っているときは観客に歌うというより

神様や天に向かって歌っている感じがするのだそうです。

 

大竹しのぶさんの場合は、歌いながら演じるところがあるので「愛の讃歌」は

 

「じゃあ、これを聞こう」

 

と気軽に聞くものというよりは、

「疲れるな」とか「しつこいな」といった印象を持たれるかもしれません。

 

愛の讃歌」は特に大きな愛や強い愛を歌っているので、

普通の状態ではないかもしれない、とのこと。

 

聞いたことがある人はわかると思いますが、かなり力強い歌ですよね。

聞いてる方が圧倒されてしまいます…

 

「天に向かって」という言葉が先程出てきましたが …

 

大竹しのぶさんは、

「ピアフはいつもそうだったんだろうなと思う」といいます。

 

もちろん観客のためにも歌いますが、

それはあくまでも結びつける役目みたいなもの。

 

ピアフが歌うときというのは、叫びであり祈りである。

大竹しのぶさんは、そういいます。

 

舞台を離れてもエディット・ピアフが自分の中にいたら、

すごく疲れると思う、と大竹しのぶさん。

 

私が歌うときは私を出すんだ、全部まるごと

 

というセリフがあるように、ピアフは全てに全力で

全部惜しみなく出す人なので、自分にはとてもそこまではできない、とのこと。

 

ただ、芝居に関しては…

 

今回の「女の一生」にしても、公演が1ヶ月くらい続くけど

「夜公演だから声を抑えて」ということは全く考えません。

 

「ここで死んでもいい」くらいの気持ちでやらないと

いけないのは共感できるところがあるようです。

 

大竹しのぶが没頭できることとは?

 

森永乳業カフェトーク。ここからは、ゲストの方にもっとリラックス

していただこうというコーナーです。

 

大竹しのぶさんへの質問はコチラ。

 

おうち時間で没頭できるものは?

 

大竹しのぶさんは、ごはんをつくるときが1番没頭できるとのこと。

いかに短時間で美味しくつくれるかを考えているようですよ。

 

大竹しのぶさん曰く、

 

「落ち着いてないです。なんとなくテレビを見たり…なんとなく、が多いです。」

 

休日にはカレーや餃子など時間がかかるものをつくるほど、料理が好き

家で食べるのが、何より美味しいと感じるそうです。

 

自粛期間中には、お母さんの得意料理である天ぷらの

「母の味」を思い浮かべながら、かきあげをつくったりしていたそうです。

 

坂本さんは、大竹しのぶさんというと、日常でも

役に入り込んでいるのではないかと思っているそうで…

 

あまり家庭的な部分はメディアには出てきませんよね。

 

家にいるときはだらだらしていて、共演する風間杜夫さんたちにも

「ダラダラ癖」を知られているようです…

 

そのため、稽古場では気を引き締めているとのこと。

 

そんな短時間で!?大竹しのぶの驚くべき記憶術

 

そんな大竹しのぶさん、セリフを覚えるときは

どのような環境で行っているのでしょうか?

 

大竹しのぶさんは2人の子供を育てていたので、

短時間で覚えるという習性がついてしまいました。

 

寝る前にパッと覚える、いわゆる一夜漬けのタイプなんです。

稽古場にいるときが、1番集中できるそうですよ。

 

大竹しのぶさんの2人のお子さんも、今はもう立派な大人です。

ご子息は35歳、ご息女のIMALUさんは31歳。

 

ご子息はまだ大竹しのぶと同居しているので、

朝ごはんをつくったりしているそうです。

 

本当に集中したいときや、役に入り込みたいときの姿は

お子さんに見せてはいませんでした。

 

台本を開いている姿すら見せていなかったといいます。

 

驚きですよね…!

 

子供が起きているときは、仕事モードにならなかった大竹しのぶさん。

 

子供が寝てから「自分の時間」だったようで、

夜になると逆にすごく元気になったそうです。

 

子供たちと一緒に、寝落ちすることありました。

 

絵本を読んでいて、同じところを読んでいたことを

 

「そこ、さっき読んだよ」

 

と指摘されたことも…。

 

 

大竹しのぶさんが出演する舞台「女の一生」は、

来月11月2日から新橋演舞場で上演されます。

 

詳しいスケージュールは、こちらを参考にしてみてください!↓

 

www.shochiku.co.jp

 

そして、来年1月にも舞台があります。

Bunkamura シアターコクーンにて「フェードル」。

 

恋い焦がれる相手に、林遣都さん。

 

どうなるんでしょうか…?楽しみですね。

 

舞台「フェードル」について詳しく知りたい方は、コチラをチェック!↓

 

www.phedre.jp

 

さらに!デュエット曲を出されるということで、

歌手の海蔵亮太さんとのコラボも。

 

11月4日に発売です。こちらも、お見逃しなく!

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 

次回もお楽しみに…♪