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シンガーソングライター尾崎裕哉の1thアルバム「Golden Hour」が発売!父親はあの偉大な歌手だった

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、Dream Heartから。

ゲストは、シンガーソングライターの尾崎裕哉さんです。

 

10月21日に初のアルバム「Golden Hour」がリリース。

 

どんなアルバムに仕上がったのか、

そして現在開催中のコンサートの情報についてもお伝えします。

 

 

 

尾崎裕哉のソロアルバム「Golden Hour」が発売!その心境とは

 

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現在、尾崎裕哉さんはコンサートツアーの真っ最中。

10月2日から11月末まで、行われています。

 

さて、みなさん。うすうす気づいている方も

いらっしゃるかもしれませんが、尾崎裕哉さん、実は…

 

あの尾崎豊さんのご子息なんです!

 

そんな尾崎裕哉さん。

 

デビューしたての頃は父親の楽曲のカバーをして、

わずか1時間のライブをこなすのがやっとのことでしたが…

 

最近は尾崎裕哉さん自身の楽曲も、増えてきました。

 

父親の曲のカバーしなくても、自身の楽曲だけで

ライブを十分にできるようになってきたようです。

 

なるべくカバーを入れるようにしているそうですが、

まだ出ていない自身の曲が多いので、

それをメインにライブを行っているのだとか。

 

そして今回、ようやく初のソロアルバムを発売

 

尾崎裕哉さんがアーティスト活動をはじめてから5年が経ちました。

5年目にして、1thアルバム「Golden Hour」の発売に漕ぎつけたんです。

 

尾崎裕哉さんの今の心境は、どうなのでしょうか?

 

尾崎裕哉さん曰く、「ようやく出せるなという感じ」。

 

これまでライブで披露していた曲が

音源になることで、ようやく日の目を見た

 

大切な楽曲に「Golden Hourが来たらいいな」という思いで、

このタイトルをつけたそうです。

 

一流クリエイターが集結!あのギタリスト布袋寅泰も 

 

このアルバム、音楽的にも充実したものになっています。

なんといっても、コラボしている人たちがすごいんです

 

業界では有名なギタリストの布袋寅泰さんの他、

素晴らしいミュージシャンが続々集結

 

正直かなり自信のあるアルバムに仕上がっているのかと思いきや…

そんなことは全然ない、と尾崎裕哉さんは断言しました。

 

それは一体、どういうことなのでしょうか?

 

尾崎裕哉さんは、アルバムが完成した後も、

 

「こうすればよかったのではないか」

「ああすればよかったかな」と、考えを巡らせてしまうのだそう。

 

一流のクリエイターの協力なくして、このアルバムは完成しませんでした

たくさんのクリエイターに、助けていただいたと尾崎裕哉さんは振り返ります。

 

スマートスピーカーに「尾崎裕也」と言ったら…

 

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さて、ここで茂木健一郎さんから

尾崎裕哉さんのお名前について驚きのエピソードを。

 

AIスピーカーとも呼ばれているスマートスピーカー

ご存知の方も多いと思います。 

 

みなさんも、インターネットを介して、音楽鑑賞や調べ物などの

サービスを利用することは日常的になっていると思いますが…

 

スマートスピーカーは、パソコンやスマートホンを介すことなく

音声だけで操作できる便利なスピーカーです。

 

CMでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんなスマートスピーカーをお持ちの茂木健一郎さんは、

不思議な体験をしたといいます。

 

それは、スマートスピーカーに向かって

「尾崎裕哉の曲をかけて」と言ったときのこと。

 

スマートスピーカーは、なぜか尾崎”ひろや”ではなく尾崎”ゆうや”

覚えていて、正しい曲をかけ直すのだそう。

 

スマートスピーカーも、実は間違えていたんですね…。

 

尾崎裕也さん、名前を間違われることがよくあるのだとか。

”ひろや”なのに、ずっと”ゆうや”と呼ばれ続けていたことも。

 

確かに、間違える方は多いかもしれませんね。

 

 

型にはまらないスタイルは父親譲り?華麗なる経歴

 

それでは、ここで尾崎裕也さんのプロフィールについて

簡単にご説明します。

 

尾崎裕哉さんは1989年東京都出身。

2歳のときに、父親の尾崎豊さんと死別。

 

その後は母親とともにアメリカに渡り、15歳までの10年間を

アメリカのボストンで過ごしました。

 

慶應義塾大学大学院を卒業後、2016年に自伝「2世」を出版。

初の音源となるデジタル1stシングル「始まりの街」をリリースします。

 

2017年には初のフィジカル作品「let's freedom ring」をリリースされました。

 

以降は、フルオーケストラとの共演ビルボードラシックスでの

バンドライブ「INTO THE NIGHT」など、様々なスタイルのライブを開催しています。

 

先月の21日にはフルアルバムの「Golden Hour」がリリースされました。

 

J-POPなのにワールドミュージック?背景に一流ミュージシャンの存在

 

今回のアルバムは、音楽性の狙いというところはあえて定めていません。

 

アルバムに収録されている楽曲自体が、10年前につくったものもあれば

最近つくったものもあるので、それをどのようにして

1つのアルバムにしていくか、ということを考えて制作したのだそう。

 

尾崎裕哉さん自身が好きなR&Bやロック、今流行りのポップスサンド…

それらを混ぜて1つのアルバムが完成しました。

 

このアルバムの曲を聞いた茂木健一郎さんは、

J-POPからワールドミュージックになっている気がするといいます。

 

どうして茂木健一郎さんがそう感じるのか。

それには、尾崎裕哉さんが尊敬するミュージシャンの存在が大きく関係しています。

 

世界3大ギタリスト ジョン・メイヤーが師匠

 

尾崎裕哉さんが尊敬するミュージシャンの1人が、

ギタリストのジョン・メイヤーです。

 

尾崎裕哉さんは、ジョン・メイヤーのことを

ギターの師匠」と呼んでいます。 

 

ジョン・メイヤーは、アメリカのシンガーソングライターでありギタリスト。

世界3大ギタリストといわれるほどの超名手です。

 

Youtube越しに師匠として仰いでひたすらコピーするほど、

ジョン・メイヤーを尊敬している尾崎裕哉さん。

 

実は、高校生のときからジョン・メイヤーのフォロワーだったんです。

 

ポップスとブルースの融合が非常に上手なジョン・メイヤー

考え方とサウンド感が、 尾崎裕哉さんに大きな影響を与えました。

 

アーティスト像として、とても理想的なのだといいます。

 

幅の広い音楽をつくっているところが、ジョン・メイヤーのすごいところ。

そう語る尾崎裕哉さんは、ずっとギターミュージックを聴いていました。

 

 

アルバム制作方法をガラリと変えたフランクオーシャンとの出会い

 

ですが、あるときからフランクオーシャンというアーティストの

アルバム「Channel Orange」に影響を受けるようになります。

 

それがきっかけで、トラップ的なものだったりビート寄りだったり…と

楽曲をつくる際のサウンドも変化していきました。

 

それによって、制作スタイルも変化するほど

影響が大きかったということなんです。

 

尾崎裕哉さんの楽曲がワールドミュージックに思えてしまうのには、

こういった理由があったんですね。 

 

J-POPを意識してつくったわりには、

ワールドミュージックのような壮大な世界ができあがっている。

 

それは、尾崎裕哉さんが影響を受けた一流のミュージシャンの存在が

あったからこそできあがったものだったんですね。 

 

さらに、尾崎裕哉さんはエド・シーランにも注目しています。

ライブでは、エド・シーランのギターの弾き方を参考にしているんです。

 

尾崎裕哉さんが注目しているミュージシャンは、どれも超一流

本当に、素晴らしいです…。

 

今は一流と呼ばれて注目を浴びていますが、

尾崎裕哉さんが発見したときは、まだ未熟だったわけです。

 

そんな、遥か前からエド・シーランに目をつけていた尾崎裕哉さんに

茂木健一郎さんもびっくり。

 

いろんなラッパーとコラボレーションしている作品を

ずっと聞いていたことも、尾崎裕哉さんの楽曲が

ワールドミュージック調になった理由の1つなのかもしれません。

 

 

安室奈美恵の「HERO」が代表作のSUNNY BOYとも共演

 

今回、初のアルバム「Golden Hour」ではSUNNY BOYとも共演しています。

SUNNY BOYとは、ここ2、3年の付き合いなのだとか。

 

今回は、3曲を一緒に演奏。

初めて2人でセッションした楽曲が、「LONELY」です。

 

SUNNY BOYは、ポップスが得意。

代表作は、安室奈美恵さんの「HERO」です。

 

オリンピックの歌にもなりましたよね。

 

「ロンリー」はその流れを汲んでいる楽曲となります。

 

 

意外なところに、つながりが…!

 

 

親子2代にまで続くプロデューサー須藤晃との親交

 

ここからは、先月21日に発売されたアルバム「Golden Hour」について

書いていきたいと思います。

 

尾崎裕哉さんは、プロデューサーの須藤晃さんと深い親交があります。

 

しかも!

 

尾崎豊さんからの付き合いということで、親子2代でということになります。

須藤晃さんのご子息、トウミヨウさんともお知り合いに。

 

トウミヨウさんと知り合いになったそもそものきっかけは、

クラウチングボーイズというユニットを2人で組んだことでした。

 

付き合いというより知り合いという感じだったのですが、

その間にトウミヨウさんがメキメキと頭角を現し、

今では大プロデューサーへと成長

 

メジャーアーティストと仕事をするほどに活躍の場を広げています。

 

須藤晃さんは、尾崎豊さんの楽曲を次々とプロデュースされました。

 

それに対して、トウミヨウさんはサウンドをつくる

サウンドプロデューサーなので、プロデューサーというよりかは

ディレクターに近い位置にいるのだそうです。

 

須藤晃さんとのご縁は、オーケストラをフルバックにしたコンサートでも。

音楽監督として須藤晃さんには入ってもらっているのだとか。

 

父親が大プロデューサーで、トウミヨウさん自身も

サウンドプロデューサーとして大活躍!

 

今回のアルバム12曲の中にも、トウミヨウさんが

プロデュースしたものが半分ほど入っているとか。

 

トウミヨウさんとはデモテープづくりから一緒に

行っていたそうですが、その流れで

 

「これもやってくれる?」

「あれもやってほしい」

 

との依頼を受けていたら、半分にまで増えてしまったそうです。

 

今回のアルバムの楽曲からは、仲間たちの力というものが

とても感じられるものとなっています。

 

このアルバムには、シンガーソングライターの

大比良瑞希(おおひらみずき)さんがゲストとして

「音楽が終わる頃」「つかめるまで」の2曲にボーカルとして参加

 

須藤晃さんから「女性ボーカルの曲を入れた方が良い」との

助言をもらった尾崎裕也さんは、女性ボーカルを探していたそうです。

 

そこで、ある女性ボーカルのライブに行ったときに

その会場で偶然、大比良瑞希さんに会ったといいます。

 

大比良瑞希さんとは、もともとミュージシャンを介しての

知り合いだったこともあり、話はとんとん拍子に進んで

大比良瑞希さんがゲストとして参加することが決定しました。

 

 

ダメ元でギタリスト布袋寅泰に直談判!果たしてその結果は…

 

先程も述べましたが、ギタリストの布袋寅泰さん。

なぜ、布袋寅泰さんとコラボレーションすることになったのかというと…

 

尾崎裕也さんは、「Rock'n Roll Star」という曲のアウトルを

長くしてギターのソロを入れたい、という強い思いがあったからです。

 

「自分で弾くのもいいけど、やっぱりロックンロールスターに弾いてほしい。布袋寅泰さんはどうですか?

 

と思いを伝えたところ、スタッフたちからはどよめきが。

本当にそんなことは可能なのか?」という空気感だったんです。

 

尾崎裕也さんは躊躇することなく、すぐに行動に移します。

 

布袋寅泰さんとは、インスタグラムのDMでつながっていたため

先陣切ってインスタのDMで聞いてみます」と、メッセージを送ります。

 

「今度アルバムを出します。Rock'n Roll Starという大事な曲があって

 最後のアウトルをぜひ弾いてほしいのですが、それは可能でしょうか?」

 

すると、

 

「とりあえず音源を送ってください」との返信が。

 

音源を送ったところ、どうやらその曲を気に入ってくれたご様子。

 

そこから、「ぜひやりたい」との言葉をもらい

コラボレーションが実現しました。

 

ロンドンにいる布袋寅泰さんからレコーディングされた音源が届き

それをミックスしたのが「Rock'n Roll Star」というわけなんです。

 

これは大変貴重ですよ、みなさん!

 

そうしてできあがったのが、「Rock'n Roll Star Feat.布袋寅泰」です。

 

この歌詞を一部引用して紹介しますと…

 

「腹をすかせた夜はない 窓ガラスを割ったこともない 

 こんなちっぽけな暮らしの中で わからなくなるよ」

 

みなさん、この歌詞、どこかで聞いたことがあるような気がしませんか?

 

歌詞のサンプリング 尾崎豊の象徴的なあの単語も

 

尾崎裕哉さんは、歌詞のサンプリングを行っています。

 

ヒップホップ歌手がレコードから一部を取り出して

自身の楽曲にループしてビートをつくるというのが、サンプリングです。

 

尾崎裕哉さんの場合は、尾崎豊さんの楽曲の中で象徴的な単語を

ピックアップして自身の楽曲に入れるというようなことをしています。

 

特に、「窓ガラス」。

 

今、みなさんドキッとしませんでしたか?

この単語は、尾崎豊さんの曲を象徴する単語ですよね。

 

聞いていて分かる人はドキッとしますし、わからない人でも

その意味がなんとなくわかる…といった1種の言葉遊びのような

感覚でサンプリングを行っているそうです。

 

そのサンプリングが成功しているということですね。

 

「ロックンロールを演じてた」という歌詞も、なんだか意味深です。

 

 

普通であることに悩んだ時期も 

 

尾崎裕哉さん、いかに自分が普通であるかということに

一時期悩んでいたことがあったそうです。

 

なんという贅沢…。

 

食べるものにも困ることはなく、慶應義塾大学大学院卒という

十分すぎるほどの学歴も持っている。

 

むしろ、それだけで自慢できるくらいですよね。

 

ですが、「困っていない人に歌うものはあるのだろうか」と

尾崎裕哉さんはかなり迷っていました。

 

それでも、

 

”普通な自分”でも、憧れるものはある

その憧れのために一生懸命がんばらなきゃいけないし、がんばりたい

 

そんな思いを込めて曲づくりに臨んでいました。

 

どんな環境にいても、自分次第で変えられる

それを、尾崎裕哉さんは父親を見ていて思ったのだといいます。

 

 

尾崎裕哉のコンサート「ONE MAN STAND2020」のテーマとは

 

現在、尾崎裕哉さんは「ONE MAN STAND 2020」の真っ最中です!

このコンサートは弾き語りで行っています。

 

会場は、意外にもこじんまりとした会場。

 

そして、このコンサートのテーマというのが

 

「尾崎裕哉さんの家のリビングに招待して観客のみなさんを

 音楽でおもてなしする」こと。

 

テーマからして、素敵です。

 

しっとりとした曲が多いそうですが、盛り上がる曲もあるそうです。

リクエスト曲やメッセージを読み上げながらの演奏も。

 

今回のアルバム、「Golden Hour」に収録されている曲も披露するとのこと。

 

アルバムのボーナストラックには、現在行われている

「ONE MAN STAND2020」で演奏した曲も収録されています!

 

極上の音楽体験を、今すぐ体験しちゃいましょう!

 

もしかしたら、まだ間に合うかも…!

気になる方は公式ホームページをチェックしてみてくださいね。↓

 

www.hiroyaozaki.com

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

次回のゲストも、引き続き尾崎裕也さん。

父親の尾崎豊さんへの思いに迫ります。

 

次回もお楽しみに…♪