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絶望系だけど、絶望しているわけじゃない!?絶望系アニソンシンガーReoNaが音楽を通して伝えたい、切なる願い

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、坂本美雨のディアフレンズから。

ゲストは、絶望系アニソンシンガーのReoNaさんです。

 

「絶望系」とはどんな意味なのか。

そしてReoNaさんはどんな方なのかについて迫っていきます!

 

 

 

 

絶望系アニソンシンガー、ReoNaってどんなアーティスト?

 

まずは、みなさん。ReoNaさんについては知らない方も多いと思いますので

絶望系アニソンシンガー、ReoNaさんについてご紹介しますね。

 

最初にReoNaさんの歌が世に出たのは、ReoNaさんとは別の名義でした。

 

というのも…、テレビアニメ

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル オンライン」の

劇中アーティスト、神崎エルザとして歌唱を担当されていたからです。

 

その後は、ReoNaとしてキャリアをスタート。

先月10月7日には1stアルバム「unknown」がリリースされたばかりです。

 

さっそくチャートにも入っていて、今大注目のアニソンシンガーなんです。

 

この「unknown」は、1年以上かけてじっくりと制作したアルバム。

たくさんの人にやっと受け取っていただけた、という実感はあるといいます。

 

なぜ「絶望系」なのか そこには切なる願いが

 

さて、みなさん。冒頭からくすぶっている疑問、ありませんか?

 

絶望系ってなに?

 

そうです、この「絶望系」という言葉。

思わず首を傾げてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

初めてReoNaさんを知る方は、まずそのことを疑問に思う方が

ほとんどだと思います。

 

なぜ「絶望系」なのか

 

絶望というと暗く重い、どんよりとしたものを

想像しがちですが、そうではないんです。

 

ReoNaさん自身が絶望しているわけでも、誰かを絶望させようと

思っているわけでもありませんので、そこはご心配なく!

 

絶望といっても、明るい希望があるんです

 

それはどういうことなのか、詳しく説明していきますね。

 

今まで生きてきたうえで挫折や壁にぶつかったこと、

悲しいことやつらかったこと、どんなにがんばっても

どうしようもない現実にぶつかったこと、みなさんも

きっと1度はあるかと思います。

 

ReoNaさんも、そのうちの1人です。

 

苦しいときや悲しいとき、絶望したときにその想いを言葉に

してくれるような、その気持ちに寄り添ってくれるような音楽や

作品に出会って救われた

 

みなさんも、そんな経験ありませんか?

 

ReoNaさんは、そんな経験をしたからこそ

伝えられるものがあると信じているんです。

 

ReoNaさん自身が救われたように、

 

今度は私が絶望に寄り添えるようなシンガーになる」。

 

そんな想いで、”絶望系アニソンシンガー”として活動を行っています。

 

 

ReoNaさんが絶望したときに救われた音楽の数々に

共通していることは、共感です。

 

今の自分も同じ気持ちだな、こんな思いをしているのは私だけじゃないんだ、

もしかしたら、誰かも同じ思いでいるのかもしれないー

 

音楽を聴いてそう思えたことが、

ReoNaさんにとっての救いとなりました。

 

家族や友人には言えない本音を、なぜSNSでは言えるのか

 

自身の想いを伝えたり話したりすることができる、いわゆる

気持ちをシェアできる人が周りにいたのかというと…

そうではありませんでした。

 

自身の気持ちをシェアできたのは、SNSだったからです。

 

SNSって、便利ですし匿名性がありますよね。

匿名性だからこそ、本音が言えたところは大きい」とReoNaさん。

 

なぜSNSでは言えて、家族や友人には言えないのか。

その理由は、罪悪感と葛藤以外の何物でもありません。

 

友人や家族にそれを打ち明けたとしましょう。

 

確かに、身内に話せたことで少しは気が楽になるかもしれませんが

 

「何か背負わせてしまっているのではないか」

「傷つけてしまっているのではないか」

 

と悩んでしまうことの方が多いですよね。

 

その点、顔が見えないインターネット上だからこそ

言えることもあるということなんです。

 

家族や友人が大切だからこそ、逆に自身の本音を言うことが

できないことが多くあるそうです。

 

なんだか、もどかしいですね…。

 

自分が苦しいとき、余計に人にどう見られるのか、

どう思われるのかが気になってしまいますよね。

 

特に内向的な性格の人は、その傾向が強いと思います。

もちろん、今までつらいことをたくさん経験してきた方も…。

 

苦しい思いを家族や友人にまでさせたくない、背負わせたくない

そんな思いから、全て1人で抱え込んでしまうことも。

 

そんな人にこそ、私の曲を伝えたい」。

 

それが、ReoNaさんの切実な思いです。

 

ニューアルバム「unknown」に込められた思いとは

 

10月7日にリリースされたReoNaさんのアルバㇺ「unknown」。

番組内では、タイトル曲でもある「unknown」がオンエアされました。

 

聴いた方はわかると思うのですが、とても具体的な言葉で歌われている曲で

今苦しんでいる人やつらい思いをしている人は、

とても共感できるものとなっています。

 

悲しいときやつらいとき、苦しいときもその気持ちを押し殺して

誰かと笑顔で話すこと、みなさんもありますよね。

 

歌詞を聞くと、今苦しんでいる人でなくとも

誰もが1度は経験したことのあることではないでしょうか。

 

今の時代では特に、心に沁みる曲です。

 

今回のアルバムの楽曲を手掛けたのは、ハヤシケイさんや毛蟹さんなど。

デビュー前からお世話になっていたのだそう。

 

今回のアルバムを制作する上でReoNaさんが特に大切にしていたのは、

ReoNaさん自身が思っていることや普段考えていることを形にすること。

 

普段考えていることやもっていることだけではなく、

結論が出ていない悩みに関しても振り返って、

それを手紙やメモに記してクリエイターと話し合いを進めていく。

 

そうしてできあがったのが、この「unknown」なのです。

 

広まりつつある保護猫活動

 

ReoNaさんは、ちくわ、さしみ、わさびの3匹の猫を飼っています。

 

この3匹、実は保護猫です。

捨てられた子猫を引き取って、ReoNaさんが育てています

 

保護猫を育てるようになったのは、ReoNaさんが中学生のとき。

猫を拾ったことがきっかけで、猫を育てるようになったのだそうです。

 

捨てられた猫を保護して里親を探す、保護猫。

この活動が広がってきて嬉しい、と坂本さん。

 

道などで見かける猫の耳に、さくらカットが入っていると

坂本さんは安心するといいます。

 

耳にさくらような形をしたさくらカットをしている猫、

みなさんも見かけたことはありませんか?

 

DNRと呼ばれているさくらカットは、

野良猫が増えすぎないような処置をしているものです。

 

さくらカットは、猫の命を守るために大切な処置。

さくらカットについてもっと知りたい方は、こちらをチェック!↓

 

makatyouke.com

 

ちなみに…坂本さんの愛猫、さばみもさくらカットが入っています。

 

 

歌は、人のためにある 救いを求める立場から救いを与える立場へ

 

歌は、人のためにある。

 

その言葉が表すように、 ReoNaさん自身も歌に救われ

歌が自身の気持ちにそっと寄り添ってくれた。

 

そんな歌を届けたい、とReoNaさんは語ります。

 

ReoNaさんは現在、20代前半ととても若いのですが

苦しかった時期は10年ほど前と時間が経過しています。

 

アニソンシンガーになったことで、ReoNaさん自身が

絶望して救いを求めていた立場から救いを与える立場になったわけです。

 

その期間は、とても短い期間ですよね。

 

めざましい成長を遂げているReoNaさんですが…

どうして救いを与える立場になろうという力が湧いてきたのか

 

みなさん、気になりませんか?

 

その理由は、歌の持つ絶大な力にヒントがあります。

 

人間、誰しもいろいろなことがあって傷つくこともたくさんありますよね。

心に、たくさんの傷を抱えている方もいらっしゃると思います。

 

ReoNaさんにだって、まだまだ癒えきっていない傷もあります。

 

ですがその傷を浄化していくような感覚にさせてくれるのが、歌。

たとえその傷の痛みが和らがなかったとしても、歌は寄り添ってくれる

 

そう感じている、とReoNaさんはいいます。

 

言語化にすることで、多くの人がReoNaさんの楽曲に寄り添う

 

そうしてくれることこそが、

ReoNaさんにとっての救いになるということなんです。

 

ReoNaさんは、TwitterSNSで声日記をアップしています。

 

この声日記というのは、ReoNaさん自身がその日思ったことや

感じたことなどを言葉にして発信し続けているもの。

 

自身が持っているものを全て言葉にすることは不可能でも

そこからはいろいろな言葉が生まれてくるはず。

 

そんな気持ちで、今の感情をもっともっと

発信していきたい、とReoNaさんは話します。

 

そして番組内ではもう1曲、絶望年表という曲がオンエアされました。

 

明るい曲調に反して、歌詞が生々しくてよく聴くと

ドキッとしてしまう、と坂本さん。

 

この楽曲ができるにあたって、REINAさん自身は

「絶望年表」というタイトルでメモを書いていたそうです。

 

それをクリエイターに歌という形にしてもらったのだそう。

 

この楽曲ができるまではとても不安で怖い気持ちすらあった

REINAさんですが、自分自身の中に潜り込んで書き記したそのメモが

歌になってできあがってきたとき、不思議と

 

「優しく絶望に寄り添われている感覚」になったといいます。

 

これを、痛いものとして届けるのではなくその傷を、痛みを

すっぽりと包み込むような寄り添うものとして

みなさんに届けられたら、とREINAさん。

 

私も、この曲を聴いてそんなReoNaさんの切実な思いが

ひしひしと伝わってきました。

 

明るい曲調が印象的なのですが、歌詞は人間的な心の闇を

表現したものが多いです。

 

しかし、聴いていてすごく暗い気分になるわけではなく

むしろ少し前を向いて歩いていけるかのような、

前向きな気分にさせてくれるんですよね。不思議と。

 

それが、ReoNaさんの楽曲の素晴らしさなのかなと。

 

本当に、「絶望に寄り添う」という言葉の意味がわかります。

 

本当に素晴らしい楽曲ですし、活動をはじめた動機もとても素晴らしい。

 

誰にでもできることではないからこそ、今多くの方に

注目されているのではないでしょうか。

 

絶望や悲しみ、つらさに寄り添う楽曲の数々、みなさんも

ぜひ聴いてみてください。

 

きっと、あなたも前を向いて進んでいけるはず…。

 

ReoNaさんの1stアルバム「unknown」、現在発売中です。

そして、12月8日にはオンラインライブがあります!

 

いろんなところにいる方にお届けできるライブなので、

ぜひReoNaさんの歌の世界にじっくりと浸っていただきたいなと思います。

 

妖精のようなReoNaさんの姿、そして声は必見です。

詳しくは、ReoNaさんの公式ホームページを参考にしてみてください!↓

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

次回もお楽しみに…♪