ユメノオト

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自分会議の進め方ー実践編①ー

 



 

 

こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

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今日お届けするユメノオトは、「自分会議 実践編①」です。

前回は、自分会議を行う前の事前準備について書きました。

今回は、実際に自分会議に移りますよ!

 

それでは、第一回自分会議を始めましょう!

 

 

私の例を交えてお話していきますね。

 

それでは、ユメノ会議、始めます。

 

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ユメノ会議



第一回 ユメノ会議のテーマは…

どんな時に充実感を感じやすいか です。

 

 

自分会議を始める前に、テーマ(課題)を一つ選んでおきましょう。

それでは、はじめますよ。

 

自分会議には全部で7つのステップがあるのですが、

実際に書き出す作業は4ステップまでです。

順番に説明していきますね。

 

STEP1  アウトプット

 頭にあることを書き出していきます

 頭の中で考えたことを外に出して形を与える作業です。

 

 このアウトプットの作業は、二つのメリットがあります。

  •  どれだけ自分が考えたかを把握できる
  •  頭の中を客観的に見直すことができる

 

頭の中を形にする大変さ

 

頭に浮かんだ言葉を書き出すことは、難しいです。

 

実際に私がこの作業をしていて思ったこと。それは…

 

  • 思ったことを書き出すって、難しい…
  • 手が止まってしまう
  • なかなか言葉が浮かんでこない
  • 時間がかかる
  • 大変…
  • 書き出したふせんの量が多い…

 

何度も繰り返しますが、思ったことを書き出すという作業は難しいです。

書き出そうと思いペンをとる…

しかし、上手く言葉にできない

言葉がなかなか出てこない。思考停止、とでもいうのでしょうか。

本当に、浮かんでこないんです。

言葉にしようとすると、上手く言葉にできない。

 

書き出すまでにも、時間がかかります。

普段やったことのない作業を突然行うわけですから、

脳が驚くのも当然です。

 

考えているようで、何も考えられていなかったんだな…

私自身、痛感しました。

 

STEP1で書き出した内なる言葉は、これから考えを進めていく過程の出発点です。

 

  • こんなのでいいのかな…
  • 実は、何も考えていなかったんだな…

 

と、不安になり気持ちもわかりますが、がっかりする必要はありませんよ!

 

ここから思考をいろいろな方向へ広げていけば大丈夫です。

 

 

STEP2 「T字型思考法」で考えを進める

「T字型思考法」とは?

 

 

T字型思考法とは、

  • なぜ?
  • それで?
  • 本当に?

 

の3点をキーワードに内なる言葉を拡張し、解像度を上げていく具体的な方法です。

 

 

  • なぜ?
  • それで?
  • 本当に?

 

の3つの言葉には、

それぞれ違った方向に思考を進めさせる役割があります。

 

 

なぜ?

考えを掘り下げる

 

それで?

考えを進める

 

本当に?

考えを戻す

 

この3つの状況を図解すると、①で書き出した言葉を中心に

「T」の形になるように思考が進んでいくため、「T字型思考法」と呼ばれています。

 

 

内なる言葉の解像度を上げる

 

T字型思考法

  • なぜ?
  • それで?
  • 本当に?

の具体的な説明に入る前に、補足説明をしたいと思います。

 

先程の、「T字型思考法」とは?のところで

解像度を上げる具体的な方法という言葉が出てきたと思います。

 

解像度を上げるというのはどういうことなのか、説明していきますね。

 

外に向かう言葉(自分が考えていることが言葉になったもの)を磨くためには、

そのもとになる内なる言葉を把握し、広げていくことが大切です。

 

解像度とは?

画像や写真などの精度を数値化したものです。

パソコンやスマートフォンなどの性能表示にも使われているので、

聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

 

この解像度を、内なる言葉に当てはめて考えてみましょう。

 

内なる言葉の解像度が低い場合

  • 思考や感情が漠然としている
  • 自分が今何を感じ、考えているかを正確に把握できていない

 

内なる言葉の解像度が高い場合

  • 何を考えているか何をしたいかが鮮明
  • 話す、書く、打つなどして発信しようとしている内容を把握できている

 

 

内なる言葉の解像度は、

自分の頭の中をどれだけ把握できているかという指標になります。

 

内なる言葉の幅と奥行きを広げることは、

内なる言葉の解像度を上げることにつながります。

解像度が上がると、外に向かう言葉に力が与えられますよ!

 

 

それでは、T字型思考法の詳しい内容について書いていきたいと思います。

 

 

「なぜ?」「それで?」「本当に?」を繰り返す

ここからは、T字型思考法の話に戻って、

「なぜ?」「それで?」「本当に?」の3点を順に説明していきます。

 

 

1.なぜ?:考えを掘り下げる
 
  • なぜそのように考えるのか
  • なぜ内なる言葉が浮かんだのか

 

を問いかけることで、思考を深めていきます。

 

自分の根本思考の源泉、持っている価値観に迫っていきます。

 

「なぜ?」を繰り返すことで、

より本質的な課題について考えられるようになります。

 

2.それで?:考えを進める
 
「それで?」の後ろには、
  • それで結局、何が言いたいの?
  • それで結局、何がしたいの?
  • それで結局、どんな効果があるの?

 

という言葉が隠れています。

 

そのため、今考えていることが実現されることで

 

  • どんな結果を生むのか
  • どんな結果を得られるのか
  • 果たして意味があるのか

 

を考えていくことで、思考を前へと進めることができます。

 

1つのことを長い時間考えていると、本来の目的を忘れてしまい

「考えるために考える」というループに陥りがちになってしまいます。

 

「それで?」と問うことによって、本来の目的を思い出し

正しい方向に考えを進めることができるようになりますよ♪

 

 

 

3.本当に?:考えを戻す

 

自分が考えていることに対して疑問を持つことは、

いったん冷静になって考えを戻す効果を持っています。

 

その結果、今まで考えが及ばなかった違う方向について

考える余地を生み出すことができるようになります。

 

1つの物事を突き詰めていくと、いつの間にか近視眼的になってしまいます。

ある程度考えが進んだところで「本当に?」と自問自答してみましょう。

より広い視野で物事を捉え直すきっかけにもなりますよ。

 

 

しかし、1つだけ注意点があります。

あまり考えが進んでいないときに「本当に?」を繰り返してしまうと…

 

せっかく浮かんできた内なる言葉を潰してしまう可能性があります。

 

考えが行き詰った時や思考が止まってしまった時に、

「本当に?」を繰り返してみてくださいね♪

 

3つの方向に考えを進めることによって、

自分が思っていることを明確に把握できるようになりますよ。

 

T字型思考法の罠

 

T字型思考法を繰り返し行うと、

考える幅が広がり、奥行きも深くなっていきます

 

思考が進んでいくのはとても良いことなのですが、

気を付けなければならないことがあります。

それは、「思考の迷子」になってしまうことです。

 

 

思考の迷子とは?

 

STEP1で書き出した内なる言葉を軸に、

STEP2の「T字型思考法」を用いて

「なぜ?」「それで?」「本当に?」を繰り返すと、脳が刺激を受けます。

 

すると、内なる言葉を書き逃してはいけない…と、

文字を書き続けたり思考を進めることに注力してしまいます。 

            

  • 自分が今何を考えているか
  • 次に何を考えなければならないのか  が抜け落ちてしまいます。

 

これは、目的と手段が入れ替わっている状態です。

 

T字型思考法の本来の目的は、

「T字型思考法」を用いて内なる言葉の語彙力と解像度を高めることです。

「T字型思考法」そのものを行うことが目的ではありません

 

まとめると、思考の迷子とは…

  • 自分が一体何のために何を考えていたかわからなくなる
  • 今自分がどこにいるのかわからない
  • どちらの方向に行けばいいのかわからない

 

といった状態に陥ることです。

 

 

思考の迷子にならないために

 

思考の迷子にならないためには、どうすればいいのでしょうか。

それは、常に自分が考えている抽象度を意識することです。

 

抽象度とは、

自分が今具体的なことを考えているのか、

抽象的でコンセプトに近いことを考えているのかを計る尺度です。

 

 

思考の迷子は、具体的に突き詰めて考えている時

視点が狭くなりすぎている時に起きることが多いです。

 

自分が今何を考えているか見失ってしまった際には、

抽象度を上げて、よりコンセプトに近い内容を考えるようにすると

出発点に戻れるようになります。

 

そうすれば、狭くなっていた視野を広げ、

自分の立っている位置を把握できるようになりますよ!

 

その後は、戻ってきた地点から再度考えを広げたり

深めたりすれば大丈夫です♪

 

STEP3 同じ仲間を分類する(グルーピング)

 

内なる言葉を俯瞰して観察

 

ここからは、STEP1で書き出してSTEP2で広げた考えを整理していきます。

 

考えを整理していく中で、自分がいかに偏った幅の中でしか

考えられていないかが目に見えてわかるようになります。

 

この分類作業(グルーピング)は、自分の思考のクセを知る重要な過程です。

 

  • 違うことを考えているつもりでも、実は同じことを考えていた
  • 考えが進んでいないと感じても、実は似て非なる見方ができていた

 

と気づくことも…

 

グルーピングは客観的に

 

STEP1、STEP2では自分の内面と向き合う繊細で主観的な作業でしたが、

STEP3は客観的でなければいけません。

 

自分が書いた言葉と認識してしまうと 、書いてある言葉に

その言葉以上の思い入れやこだわりが生まれてしまうため、

同じ仲間を分類しグルーピングするこの作業は、

STEP1、STEP2で書き出した言葉を極力自分と切り離して捉えるようにしましょう。

 

 グルーピングの手順

グルーピングで行うこと

 

1 同じような内容が書かれた紙(ふせん)どうしの塊をつくる

2 最も枚数の多いグループの束(ふせん)を手に取り、もう一度分類

3 分類作業を3回繰り返す

 

グルーピングは上の3つの順番で進めていきます。

詳しく見ていきましょう。

 

1 同じような内容が書かれた紙(ふせん)どうしの塊を作る

 

 まず最初に、書き出した紙(ふせん)を順に見ながら

 同じ内容のものどうしの塊(グループ)を作ります。

 違う内容のものも分けていきますよ。

 

その際、紙(ふせん)の量が多いグループと少ないグループに分かれると思いますが、それは思考のクセによって生まれたものなので、

 

  • このグループだけ数が多い
  • 違うグループが生まれない

 

といったことは気にせず、分けていきましょう!

 

2 最も枚数の多い束(ふせん)を手に取り、もう一度分類

 

全ての紙(ふせん)を分類し終えたら、

最も枚数の多い束(ふせん)を手に取り、もう一度分類作業を行います。

 

ポイント

分類作業は一巡しているので、全体が把握できています

 

  • 別のグループに分けてもいい言葉は分ける
  • 新しいグループを作る

 

 こともしていきましょう!

 

 そうすると、さらに客観的な視点で分類できるようになります。

 

 

3 分類作業を3回繰り返す

 

 最後に、分類する→見直すという作業を3回繰り返します

 

 グルーピングを3回繰り返して行うと、

 ほぼ正しくグルーピングができているようになります。

 

 1回だけでは、全体を俯瞰して見ることができていないので、

 少なくとも3回は見直すようにしましょう!

 

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グルーピング



横のラインと縦のラインを意識

次は、方向性を意識しながら順番を入れ替えていく作業です。

 

方向性を横のライン、深さを縦のラインにすると整理しやすいです。

 

 

具体的に何を行うかというと…

 

分類された塊を紙(ふせん)の

枚数が多い順に左から右へと間を開けて並べていきます

 

違う視点によって生まれている言葉を、横に並べます。

 

そして、それぞれの紙(ふせん)の束を手にして、

その中でも近いものをさらに分類します。

 

  • 本心に迫っているもの
  • 確かにそうだなと感じられるもの

 を、上から順番に並べていきましょう!

 

このようにSTEP1、STEP2で生まれた紙(ふせん)を並べていくと、

自分がいかにどれだけの幅で、どれだけ深く考えているのか

把握できるようになりますよ。

 

この網目を細かくしていくことが、

内なる言葉の解像度を高めることにつながっていきます。

 

 

同じ仲間に名前をつける

 

さあ、グルーピングの最後の作業ですよ!

それぞれのグループに名前をつけましょう。

 

なぜ名前を付けるのかというと、今まで漠然と考えていたものに

方向性としての名前を与えることによって、思考を明確化させるためです。

 

実際にグループに名前をつけてみると、

  • そういえば、こんなことも考えてたなあ
  • こんな可能性もあるかも…

 

というように、その名前に刺激を受けて

連鎖的に内なる言葉が生まれてくるようになります。

 

ここでは、全体を見ながら仮の名前をつけておきます。

 

なぜ仮の名前をつけるかというと、

次のSTEP4で考え足りない部分を補完し、最終的に名前をつけ直していくからです。

 

最低限守るべきこと

グルーピングをする上で最低限守るべきことが1つあります。

それは、重複を避けることです。

 

分けているようで、実は分かれていなかった…という事態を防ぐために、

重複がないようにするための指針を挙げておきます。

方向性を分けるときの参考にしてください。

 

時間軸

  • 過去のこと
  • 現在のこと
  • 未来のこと

 

人称軸

  • 自分のこと
  • 相手(他人)のこと

 

事実軸

  • 本当のこと
  • 思い込み

 

願望軸

  • やりたいこと
  • やるべきこと

 

感情軸

  • 希望
  • 不安

 

こうした軸が定まってくると、

自分が考えてきた全体像を把握できるようになるだけでなく、

考え足りないことに気付くことができるようにもなっていきます。

 

 

STEP4 視点の拡張

 

横のラインを意識し、考えを広げていく

ここでは、足りない箇所に気付き埋めていく作業を行います。

 

  • 広く考えていたつもりでも、同じことを考えていた
  • あんなに時間をかけたのに、こんな狭い幅しかなかった…

 

と、頭の中にあった内なる言葉を俯瞰してみると、愕然とする人が多いと思います。

私もその中の1人です…

 

 

 

でも、落ち込むことはありません!

 

人は常に「自分」という壁の中でのみ思考が進んでいくので、

思考の方向性は思考のクセとして現れるからです。

 

そのため、思考のクセを把握し、冷静な視点で足りない箇所に気付き

考えを広げたり深めたりすれば大丈夫ですよ!

 

大事なのは、STEP1~3を行った上で足りない部分を埋め、

内なる言葉の解像度を上げることです。

 

横と縦のラインを拡充することで、内なる言葉の密度が濃くなります。

 

まず、横のラインに意識を向けましょう。

 

具体的に例を挙げて説明していきますね。

 

例えば、

仕事におけるクライアントへの提案 をテーマに考えた場合…

 

  • クライアントの製品
  • クライアントのサービス

 

のことで頭がいっぱいになってしまうと、

書き出された言葉も製品やサービスが中心になってしまいますよね。

 

その時には、実際にそれらを使った人(ユーザー)が感じる

メリット利便性感想について考えてみると、

新しい方向性が生まれてくると思いませんか?

 

更に考えを進めていくと…

製品・サービスが社会をどのように豊かにするか   というところまで

考えが広がっていきますね!

 

ここまで考えが広がっていけばOKです!

 

 

難しい内容だとよくわからない…という方もいらっしゃるかもしれませんので、

例をもう一つ挙げますね。

 

あまり関係のない方がいらっしゃるかとは思いますが…

 

就職・転職活動について  考えた場合、

 

  • 志望動機
  • 自分の強み

 

を考えていると、どうしても自分をアピールしたい気持ちが先行してしまいます。

 

そのため、実際に行ってきた経験や経歴に関する思考に偏りやすいです。

それでは、どうすればよいか…

 

それを解決する方法は、

自分に何ができるかを会社に、社会にどう貢献できるかに結びつけて

考えていけばいいんです!そうすることで、思考の幅は一気に広がります。

 

もし自分の強みにばかり気を取られているようなら、

自分の弱みにも目を向けてみましょう!

コンプレックスこそがあらゆる動機になっている可能性もありますよ。

 

 

 

思考の偏りに気付く

内なる言葉を書き出して整理してみると、

  1. 自分のことだけを考えている人
  2. 相手のことだけを考えている人

に分かれます。

 

1.は自分本位、2.は気の使い過ぎ…

 

ここで重要なのは、どちらのタイプも思考に偏りがあると気付くことです。

自分が足りていないことを認識し受け入れることができれば、

状況はガラッと変わります。

 

自然に、足りない箇所へと考えが進んでいくのです。

 

縦横のラインにヌケモレがあると気付いて補完できれば、

自然と内なる言葉へと反映されていきます。

 

縦のラインを意識

横のラインを広げた後にすることは、

それぞれの方向性に対して考えを深めていくことです。

 

それが、これから行う縦のラインを意識して考えを深める作業です。

 

考える幅(横のライン)の足りないポイントを見つけてしまうと、

 

この方向については考えが至ってなかったな… と、

考えを深めようとしてしまいますが、

 

まずは幅を広げることに注力しましょう!

 

考えを広げることと考えを深めることは同じように思えますが、

考える方向は真逆です。

 

  • 考えを広げる…物事を俯瞰して全体を見渡す
  • 考えを深める…物事の本質に迫るように1つの事柄に集中する

 

広い視野で物事を見られるようになったのに、

縦のラインで具体的に思考を進めていこうとすると視野が狭くなってしまいます。

 

ですから、まずは横のラインを拡張させることを優先しましょう!

 

STEP1~3のプロセスが終わったら、とにかく横のラインを広げて

足りない方向を列挙していきましょう。

 

ある程度幅が広がったと思えるようになったら、

縦のラインを意識して深く考えていくようにします。

縦のラインで深く考える2種類の方法

縦のラインで考えを深めていくには、2種類の方法があります。

 

  1. STEP3で分類した、考え足りていない方向へ考えを進めていくもの
  2. STEP4で生まれた新しい方向へ考えを進めていくもの

 

まず、1つ目から説明します。

 

STEP3で生まれた方向の足りない部分を埋める作業は、

紙(ふせん)の枚数が多い列から取り掛かりましょう。

 

その中で、「T字型思考法」を使います。

 

なぜ?

→より根本的な内容に踏み込んでいく

 

それで?

→より具体的に考えを進める

 

本当に?

→本音や本質に迫る

 

STEP2で行うT字型思考法と

STEP4で行うT字型思考法は、行為としては同じですが

得られる効果は全く違います

 

STEP2のT字型思考法は頭の中の自由な連鎖を促すもので、

STEP4のT字型思考法はグルーピングされた1つの方向性や

コンセプトに沿って考えを深化させるものです。

 

2つ目は、新しく生まれた縦のラインについて考えを深める作業にとりかかります。

 

今まで考えが至らなかった方向へ思考を進めていくことになります。

ポイントは、思考のスピードに置いていかれないように

とにかく手を動かし続けることです。

 

ところが…

未知の考え方に対して頭が全く動かなくなり、思考停止状態に陥ってしまいます。

 

私もこの状況に陥ってしまいました。

 

 

その場合、どうしたら良いか?

それは…

 

文字にする価値がないと思うことであっても、

頭に浮かぶ内なる言葉を書き出していくしか、方法はありません。

 

そして、紙に書かれた言葉を軸に据えて、「なぜ?」「それで?」「本当に?」と

問いかけ続け、T字型に思考を進めていきます。

 

そうしていくと、

  • 確かにこういう考え方もあるかも
  • こんな可能性は考えつかなかった

 

と、感じられるような内なる言葉に出会えますよ!

 

もちろん、MECEのように完璧な「重複なく、漏れなく」を目指す必要はありません!

 

 

大事なのは、STEP1~4のプロセスを行って、

  • 自分の思考に重複と漏れがあることを認識
  • 幅広く、深く考える

ことです。

 

 第一回 自分会議終了!

 

皆さん、ここまでお疲れさまでした!

 

 

書き出す作業はこのSTEP1~4までとなります。

 

自分会議のSTEPは1~7までありますが、今回はそのうちの半分ほどを

紹介させていただきました。

残りのSTEP5~7は次回の自分会議ー実践編ー②の記事に書いていこうと思います。

 

長々と説明してしまいましたが、皆さんはどう感じましたか?

 

長かった、ですよね…?

 

意外と時間がかかった…

うまく進まなかった…

 

という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

でも、この思考法を続けていけば力になりますよ!

 

実際に私も、威力を感じています…。

 

継続していきましょうね!!

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。

次回もお楽しみに…♪