買掛金と売掛金
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、「売掛金と買掛金について」お話していこうと思います。
買掛金は商品の代金を後で払うこと
ここでは、掛けで仕入れた時の仕訳についてみていきます。
まず、「掛け」とは何なのかをみていきましょう。
仕入れた場合の「掛け」=買掛金
品番に商品を仕入れている場合、
一定期間(1ヵ月など)に仕入れた代金を後でまとめて支払うことがあります。
この、商品の代金を後で支払うことを掛けといいます。
掛けで仕入れた時の仕訳
商品を仕入れて代金を掛けとした場合、
仕入れる側は後で代金を支払わなければなりません。
この、後で支払わなければならない義務を買掛金(負債)といいます。
掛けで仕入れた時は買掛金(負債)が増えるので、
貸方に買掛金と記入します。
この知識を使って、例題を解いてみましょう!
例題
ユメノ店は、仕入先ホワイト店から商品200円を仕入れ、代金は掛けとした。
仕訳は、
(仕入)200 (買掛金)200
となりますね♪
買掛金を支払った時の仕訳
買掛金を支払った時は、
「後で代金を支払わなければならない義務」がなくなるので、
買掛金(負債)は減ります。
※買掛金を支払うことは、「買掛金を決済する」といいます。
たとえば…
「ユメノ店が買掛金200円を現金で支払った」時の仕訳は、
仕訳の借方に買掛金と記入し、貸方には現金と記入するので、
(買掛金)200 (現金)200
となります。
売掛金は、後で代金を受け取れる権利
掛けで売り上げた時の仕訳
商品を売り上げて代金を掛けとした時、
売上側は後で代金を受け取ることができます。
後で代金を受け取受け取ることができる権利を、売掛金(資産)といいます。
掛けで売り上げた時は売掛金(資産)が増えるので、
借方に売掛金と記入します。
例題
ユメノ店は、商品150円を得意先カグヤ店に売り上げ、代金は掛けとした。
仕訳は、
(売掛金)150 (売上)150
となりますね♪
もしユメノ店が売掛金を回収したとすると、仕訳はどのようになるでしょうか?
「売掛金を現金で回収した」ということは、
資産は減少して現金が増えることになりますよね?
したがって、仕訳の貸方には売掛金、借方には現金と記入します。
その場合の仕訳は、
(現金)150 (売掛金)150
となります。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回も、お楽しみに…♪