当座預金
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、「当座預金」についてです。
聞いたことはあるけど、良く知らない…という方は、
この機会に是非学んでいきましょうね♪
取引先への支払いが増えてきたユメノ店は、
現金の支払いだけでなく、今後は小切手による支払いも
できるようにしたいと考え、当座預金口座を開設することにしました。
ここでは、当座預金の仕訳のしかたと
当座預金とはどんなものなのかを学んでいきましょう！
当座預金ってどんな預金？
当座預金は預金の一種で、
預金を引き出す時に小切手を用いることが特徴です。
この他にも、利息がつかないという特徴もあります。
現金を当座預金口座に預け入れた時
当座預金は先程も述べた通り、預金の一種なので
たくさんあると嬉しいもの、つまり資産と捉えることができませ。
したがって、現金を当座預金口座に預け入れた時は
手許の現金（資産）が減り、当座預金（資産）が増えることになります。
例題
ユメノ店は南西銀行と当座取引契約を結び、
現金200円を当座預金口座に預け入れた。
ここまでの知識を使うと、仕訳は…
（当座預金）200 （現金）200
となります。
用語解説
当座預金…預金の一種で、預金を引き出す際に小切手を用いることが特徴
小切手を振り出した時
他人振出小切手を振り出した時
小切手を受け取った側は、銀行にその小切手を持って行くと
現金を受け取ることができます。
そして、その現金は小切手を振り出した側の
当座預金口座から引き出されます。
したがって小切手を振り出した側は、
小切手を振り出した時に当座預金が引き出されたとして、
当座預金（資産）を減らします。
例題
＜取引＞
ユメノ店はホワイト店に対する買掛金200円を支払うため、
小切手を振り出して渡した。
仕訳は、
（買掛金）200 （当座預金）200
となりますね。
自己振出小切手を受け取った時
自分が振り出した小切手を、自己振出小切手といいます。
自己振出小切手を受け取った時は、
当座預金（資産）の増加として処理します。
※小切手を振り出した時は当座預金の減少で処理しているので、
その反対になりますね。
売掛金200円の回収にあたって、
以前に自分が振り出した小切手（自己振出小切手）を受け取った場合は…
となります。
考え方
①売掛金の回収
⇒売掛金の減少
⇒貸方に記入
②自己振出小切手を受け取る
⇒当座預金の増加
⇒借方に記入
誰が振り出したかで、小切手の処理が大きく変わる！
ここまで述べてきたように、自己振出小切手は当座預金で処理しますが、
他人振出小切手は現金で処理します。
このように、小切手の処理は「誰が振り出したか」によって
異なるので、注意が必要です。
