ユメノオト

ラジオライフ

ラジオのちょっとトクする話

未払金/未収入金

f:id:jyumeno:20200114214448j:plain

 

 

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は「未払金と未収入金」についてお伝えします!

 

 

 

商品以外のものを後払いで買った時

 

 

ユメノ店はカグヤ店から倉庫(建物)を買い、代金は月末に支払うことにしました。

代金の後払いは買掛金で処理するわけではなさそうです。

 

それでは、どのように仕訳をすればいいのかをみていきましょう。

 

 

建物(資産)を買っているので、建物(資産)が増えます。

 

※建物や土地などのことを固定資産といいます。

 

建物や土地、有価証券などの商品以外のものを代金後払いで買った時は、

あとで代金を支払わなければならない義務が生じます。

 

この義務は未払金(負債)で処理します。

 

 

※未払金は負債なので、増えたら貸方に記入します。

 

 

 

例題を解きながら、一緒に考えていきましょう。

 

 

 

例題

<取引>

 

ユメノ店はカグヤ店から倉庫(建物)を200円で購入し、

代金は月末に支払うことにした。

 

 

ここまでの知識を使うと、仕訳は…

(建物)200 (未払金)200

 

 

となりますね。

 

 

商品を買った(仕入れた)時の未払額は買掛金で、

商品以外のものを買った時の未払額は未払金で処理していきます。

 

 

 

【重要】買掛金と未払金の違い

 

買掛金と未払金は間違えやすいので、注意が必要です。

 

有価証券も商品以外のものなので、

有価証券を買って代金を後払いとした時は未払金で処理します。

 

買掛金と未払金の違い
買ったもの 文末の言葉 勘定科目
商品 ~を仕入れた。 買掛金(負債)
商品以外のもの ~を購入した。 未払金(負債)

 

 

 

 

未払金を支払った時

 

後日未払金を支払った時は、未払金(負債)の減少として処理します。

 

 

先程の例題をもとに、未払金を現金で支払った場合の仕訳を考えてみましょう。

 

仕訳は、

(未払金)200 (現金)200

 

となります。

 

 

 

 

商品以外のものを買った時

 

先程の建物の売買を、カグヤ店の立場からみてみましょう。

 

カグヤ店はユメノ店に倉庫(建物)を200円で売り、

代金は月末に受け取ることにしました。

 

この場合、どのような仕訳になるでしょうか?

 

 

建物(資産)を減らして未収入金で処理

 

まず、建物(資産)を売っているので建物(資産)は減ります

 

建物や土地、有価証券などの商品以外のものを売ると、

後で代金を受け取ることができます。

 

この権利は、未収入金(資産)で処理します。

 

 

 

例題を解いて、一緒に考えていきましょう。

 

 

例題

<取引>

 

カグヤ店はユメノ店に倉庫(建物)を200円で売却し、

代金は月末に受け取ることにした。

 

 

 

仕訳は、

(未収入金)200 (建物)200

 

 

となりますね。

 

 

※未収入金は、未収金とすることもあります。

 

【重要】売掛金と未収入金の違い

 

買掛金と未払金の時と同様に間違えやすいのが、売掛金と未収入金です。

 

商品を売り上げた時の未収額は売掛金で、

商品以外のものを売った時の未収額は未収入金で処理します。

 

 

売掛金と未収入金の違い
買ったもの 文末の言葉 勘定科目
商品 ~を売り上げた。 売掛金(資産)
商品以外のもの ~を売却した。 未収入金(資産)

 

 

 

 

未払金を回収した時

 

後日未収入金を回収した時は、未収入金(資産)の減少として処理します。

 

したがって、未収入金200円を現金で回収した場合の仕訳は…

(現金)200 (未収入金)200

 

 

 

となります。