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消耗品と消耗品費の違いは?

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「消耗品と消耗品費」についてです!

 

 

ユメノ店ではティッシュペーパーやコピー用紙などの消耗品は、

買った時に消耗品(資産)として処理しています。

 

今日は、プリンターやFAXで使うコピー用紙を買ってきました。

 

この時、仕訳はどうなるでしょうか?

 

 

消耗品の処理には、2種類の方法がある

 

消耗品とは?

 

ティッシュペーパーやコピー用紙など、

すぐに使ってなくなってしまうものを消耗品といいます。

 

消耗品は使っていなければ資産になりますが、使ってしまえば費用になります。

 

 

消耗品は資産か費用で処理

 

消耗品の処理には、以下の2種類の方法があります。

 

 

①消耗品購入時に、資産として処理する方法

 

 消耗品を買ってきた時に消耗品(資産)として処理した後、

 使った分を消耗品費(費用)に振り替える方法です。

 

 

②消耗品購入時に費用として処理する方法

 

消耗品を買ってきた時に消耗品費(費用)として処理した後、

残っている分を消耗品(資産)に振り替える方法です。

 

 

 

まず、消耗品(資産)で処理する方法からみていきましょう。

 

 

 

購入時に資産で処理する場合

 

買ってきた時に消耗品(資産)で処理するので、消耗品(資産)の増加で処理します。

 

 

 

例題を解きながら、一緒に考えていきましょう。

 

 

例題

<取引>

 

ユメノ店はコピー用紙(消耗品)200円を購入し、現金で支払った。

なお、購入時に消耗品(資産)で処理する方法による。

 

 

資産で処理する方法と指示されているので、資産で処理することがわかりますよね♪

 

 

よって、仕訳は

(消耗品)200 (現金)200

 

となります。

 

 

購入時に費用で処理する場合

 

買ってきた時に消耗品(費用)として処理する場合は、

借方を消耗品費(費用)で処理します。

 

 

仮に、先程の例題を買ってきた時に消耗品費(費用)として処理する方法で

仕訳すると…

(消耗品費)200 (現金)200

 

 

となります。

 

 

 

決算日における消耗品の処理

 

 

今日は決算日です。

 

当期にコピー用紙200円を買って、消耗品(資産)で計上していますが

このうち80円分はすでに使ってしまいました。

 

この場合、決算日にどのような仕訳をすれば良いのでしょか?

 

 

資産で処理する場合

 

購入時に消耗品(資産)で処理している場合は、決算日において

使ってしまった分を消耗品(資産)から消耗品費(費用)に振り替えます

つまり、使った分だけ消耗品(資産)を減らします

 

 

 

例題を解きながら、一緒に考えていきましょう。

 

 

例題

<取引> 12月31日

 

決算日において消耗品200円のうち、

すでに使用した分は120円で未使用分は80円である。

 

なお、消耗品は購入時に消耗品(資産)として処理している。

 

 

 

資産として処理していると、例題には指示があるので

使ってしまった分を消耗品(資産)から消耗品費(費用)に振り替えます。

 

使った分だけ、消耗品(資産)を減らします

 

よって、仕訳は

(消耗品費)120 (消耗品)120

 

 

となりますね。

 

 

費用で処理する場合

 

 

購入時に消耗品費(費用)で処理している場合は、決算日において

残っている分を消耗品費(費用)から消耗品(資産)に振り替えます

つまり、残った分だけ消耗品費(費用)を減らします

 

 

先程の例題をもとに、費用で処理した場合を考えてみましょう。

 

例題
<取引> 12月31日

決算日において消耗品200円のうち、
すでに使用した分は120円で未使用分は80円である。

 

 

残った分だけ消耗品費(費用)を減らすので、仕訳は

(消耗品)80 (消耗品費)80

 

 

となります。