決算整理復習編②消耗品
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、「消耗品の処理」について復習していきましょう!
試算表欄の消耗品は200円ですが、期末に残っている消耗品は20円です。
この時精算表にはどのように記入していくのでしょうか。
例題をもとに考えていきましょう!
例題
消耗品200円のうち、期末未使用分は20円である。
購入時に資産で処理したか費用で処理したかで変わってくる
購入時に資産で処理した場合
精算表の試算表欄に200円とあるので、
購入時に資産(消耗品)として処理していることがわかります。
したがって、使った分180円(200円ー20円)を
消耗品費(費用)に振り替えます。
◇考え方
①使った分180円だけ消耗品を減らす→貸方
②使った分を消耗品費とする→借方
仕訳をすると
(消耗品費) 180 (消耗品)180 となります。
購入時に資産で処理した場合、精算表に記入すると以下のようになります。
勘定科目 | 試算表 | 修正記入 | 損益計算書 | 貸借対照表 | ||||
借方 | 貸方 | 借方 | 貸方 | 借方 | 貸方 | 借方 | 貸方 | |
消耗品 | 200 | 180 | 20←残っている分 | |||||
消耗品費 | 20 | 180 | 180←使った分 |
購入時に費用で処理している場合
精算表の試算表欄に消耗品費200円とあるときは、
残っている分の20円を消耗品費(費用)から消耗品費(資産)に振り替えます。
仕訳をすると、
(消耗品)20 (消耗品費)20 となります。
購入時に費用で処理仕手いる場合、精算表に記入すると以下のようになります。
勘定科目 | 試算表 | 修正記入 | 損益計算書 | 貸借対照表 | ||||
借方 | 貸方 | 借方 | 貸方 | 借方 | 貸方 | 借方 | 貸方 | |
消耗品費 | 200 | 20 | 180←使った分 | |||||
消耗品 | 20 | 20←残っている分 |
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
消耗品の処理ついては、お分かりいただけましたか?
時間が経つと忘れてしまい解けなくなってしまうこともあります。
復習は大切なので、問題をこなすようにしましょう!!
次回は貸倒引当金について復習します。
次回もお楽しみに…♪