財務諸表
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、「財務諸表」についてです!
精算表を作成した後は、損益計算書と貸借対照表を作って帳簿を締めるだけです。
ここでは、損益計算書と貸借対照表の形式を詳しくみていきます。
損益計算書の作成
損益計算書は、
一会計期間の収益と費用から当期純利益(当期純損失)を計算した表です。
この表は、お店がいくらもうけたのかという経営成績を表します。
損益計算書の形式と記入例は、以下のようになります。
×1年1月1日~×1年12月31日
ユメノ店 (単位:円)
費用 | 金額 | 収益 | 金額 |
売上原価←仕入ではなく売上原価と記入 | 950 | 売上高←売上ではなく売上高と記入 | 1,800 |
減価償却費 | 60 | 受取地代 | 600 |
貸倒引当金繰入 | 7 | ||
支払家賃 | 50 | ||
当期純利益 | 793 | ||
1,860 | 1,860 |
借方合計と貸方合計は必ず一致しているか、チェックしましょう!
収益>費用なら当期純利益(借方)、
収益<費用なら当期純損失(貸方)になります。
当期純利益の場合は赤字で記入しますが、試験では黒字で記入します。
貸借対照表の作成
一定時点(決算日)における資産・負債・純資産(資本)の内容と金額を
まとめた表が、貸借対照表です。
お店に資産や負債がどのくらいあるのか、つまりお店の財政状態を表します。
貸借対照表の形式と記入方法は以下のようになります。
×1年12月31日
ユメノ店 (単位:円)
費用 | 金額 | 収益 | 金額 |
現金 | 300 | 買掛金 | 255 |
売掛金 | 600 | 前受地代 | 180 |
貸倒引当金 | 12 588 | 資本金 | 1,000 |
前払家賃 | 70 |
(当期純損失)を記入。 貸借差額でも可 |
793 |
商品←繰越商品ではなく商品と記入 | 50 | ||
建物 | 2,000 | ||
減価償却累計額 | 780 1,220 | ||
2,228 | 2,228 |
この場合は、
600円ー12円=588円 となりますね。
減価償却累計額は建物(備品など)の下に記入し、
建物2,000円から減価償却累計額780円を差し引いた残額1,220円を記入します。
借方合計と貸方合計は必ず一致するので、しっかりと確認しておきましょう。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに…♪