決算整理復習編⑤費用・収益の繰延べ／見越し

みなさん、こんばんは。

愛原　夢音です♪

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今回は、決算整理復習編の最後の記事となります。

費用・収益の繰延べと見越しについて復習していきましょう！

決算において、費用・収益の繰延べと見越しを行います。

繰延べとは、当期に支払った費用（または当期に受け取った収益）のうち、

次期分を当期の費用（または収益）から差し引くことです。

見越しとは、当期の費用（または収益）にも関わらず、まだ支払っていない分

（または受け取っていない）を、当期の費用（または収益）として処理することです。

繰延べ、見越しについてはこの記事でまとめていますので、

是非チェックしてみてください！

例題をもとに、一緒に考えていきましょう！

例題

決算において、支払家賃120円のうち80円を繰り延べる。

また、支払利息（10円）の未払い分5円を見越し計上する。

◇考え方

　（1）支払家賃の繰延べ

　　　　①支払家賃(費用)を繰り延べる→支払家賃の取り消し→貸方

　　　　②次期家賃の前払い→前払家賃→借方

　（2）支払利息の見越し

　　　　①支払利息(費用)を見越し計上する→支払利息の発生→借方

　　　　② 当期の利息の未払い→未払利息→貸方

仕訳は、

（前払家賃）80　　　　（支払家賃）80

（支払利息）5　　　　　（未払利息）5　　

となります。

この仕訳を精算表に記入すると、以下のようになります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　精算表

ここまでお読みくださり、ありがとうございました！

費用の繰延べ・見越しについてはお分かりいただけましたか？

次回は、決算整理のうちの6つ目について書いていきたいと思います。

次回もお楽しみに…♪

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