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あのタレントの経歴がすごすぎた!~前編~

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、Dream Heartから。

先々週に放送された、タレントのREINAさんについてのお話です。

 

アメリカの名門、ハーバード大学大学院を修了し

インターポール(国際刑事警察機構)や

ビル・クリントン事務所でのインターンなど…

 

輝かしい経歴の持ち主、タレントのREINAさんの魅力に迫っていきます!

今回はその第1回目です!

 

お笑いコンビ「セクシーチョコレート」として

デビューしたこともある、REINAさん。

 

最近では、

「ハーバード、FBI、CIAで学んだ、人の心をつかむ最高の法則」を出版。

 

昔からコミュニケーションが苦手だと話すREINAさんは、

自らが開発した法則をその著書で紹介しているといいます。

 

REINAさんがどのような経歴で現在に至るのかを

書いていきたいと思います。

 

 

 

マルチな活躍の背景には、リベラルな環境があった

 

ここで、改めてREINAさんのプロフィールについてご紹介します。

 

REINAさんは、1988年アメリカのニュージャージー州生まれ。

 

ブラウン大学ハーバード大学院を卒業後、

ビル・クリントン事務所やインターポール(国際刑事警察機構)に

インターンとして勤務

 

2014年に来日してからは、大手芸能事務所

ワタナベエンターテインメントのコメディースクールに入学

 

お笑いコンビ「セクシーチョコレート」を結成しますが、

2016年に解散。

 

解散後はタレントとして、テレビやラジオで活躍の傍ら

東京青山にある英語コミュニケーションスクールの

ベンチャー企業執行役員を務めるなど、マルチな活躍をなさっています。

 

 

REINAさんは、アメリカ国籍を持っています。

ブラウン大学での専攻は、政治学

 

その中でも、国際政治学のグローバルセキュリティを専攻。

世界安全保障にフォーカスし、そのトラックを受けました。

 

REINAさんはブラウン大学で学び、ハーバード大学の大学院に進学します。

 

ブラウン大学は、全米でもリベラルなカリキュラム改革

最初にやったことで有名な大学です。

 

専攻は2つ選ぶこともでき、オープンカリキュラムといって

自分で専攻をつくることもできます

 

かなり自由で、「THEリベラル」な大学のようです。

 

日本だと、専攻は1つしか選ぶことができません。

自分で専攻をつくれるオープンカリキュラムも存在していない。

 

日本と海外では全く違うのだなと、このとき私は強く感じました。

 

 

ブラウン大学に通っているのは、

 

  • アーティスト
  • 政治家
  • ビジネスマン   が多いのだとか。

 

 

ハーバードで研究したこと

 

REINAさんがハーバードで研究したのは、

テロ対策やセキュリティ問題について。

 

中東地域を研究する学部があり、その中で進めた研究が

テロ対策とセキュリティ問題だったのです。

 

REINAさんは英語だけでなく、アラビア語やペルシア語も話せます。

最近は使っていないそうですが、4~5年勉強していました。

 

アラビア語は、世界で1番難しい言語の1つといわれています。

 

そのアラビア語を話せるREINAさんは、

よほど高い能力を持っているのだな、と感心しました。

 

ちなみに…アラビア語は文法と音が難しく、

日本語と英語にはない音がたくさんあるそうです。

 

ブラウン大学ハーバード大学という、

全米を代表するトップスクールを卒業後に

インターポールへインターンとして勤務したREINAさん。

 

インターンのきっかけは、一体何だったのでしょうか。

 

 

日本では考えられない、在学中のインターンのかたち 

 

インターンをしたのは、在学中のことでした。

 

インターポールという組織に興味があったREINAさんは、

インターンとして勤務することになります。

 

ここでいうインターンシップ

実は日本の「インターン」とは少し違っています

 

インターンシップは、

アメリカではほとんどの企業が行っています

 

日本では、大学在学中にインターンがあるところがありますよね。

ですが、ほとんどの企業がインターンを行っているわけではありません。

 

インターンを行っている企業もありますが、

その数はまだまだ少ないように感じます。

 

採用プロセスの一環となっていますが、

アメリカのインターンは、プロセス化していないことが多いんです。

 

気になる企業があったら、その会社の人事部に

「興味があるので、インターンしてもいいですか」とメールをする。

 

そうすると、OKを出してくれる場合があります

 

日本だと考えられないことですが、アメリカではそれが普通のようで…

 

インターポールの場合も、REINAさんは先程述べたように

「興味あるんですけど、働いてみてもいいですか」とメールを送りました。

 

すると…

 

「こういうプログラムがあるんですけど、どうですか」

 

という返信が来たそうです。

 

 

そういう経緯で、REINAさんは

インターポールのインターンシップをやることになりました。

 

 

インターポールはどんな組織?

 

インターポールと聞いて、みなさんは何を思い浮かべましたか?

 

 

そう、ルパン三世です。

正しくは、ルパン三世の銭形警部、ですね。

 

そんな銭形警部のイメージが強いインターポールですが、

実際はそうではないのだとか。

 

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REINAさんは来日して初めてルパン三世のことを知ったようですが、

インターポールは実は、平凡

 

情報収集や情報分析をメインミッションとしている機関で、

各国の地元の警察と連携して情報の提供を行ったりしています

 

ですので、銭形警部のように現場に行って

犯人を追いかけるということは全くなく、ほとんどがデスクワークです。

 

外に出ることはないといいます。

 

FBI、CIAで経験した、不思議な体験

 

FBIには勤務せず、受けていただけと話すREINAさん。

 

いわゆるボストンオフィスで、

何回かインタビューしたり面談を重ねたりしたそうです。

 

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CIAでのインターンの勤務は長かったそうです。

 

入ってはいないですが、

受けるプロセス自体がとても長かったといいます。

 

 

期間は、2年間

大学3年生からはじめて、卒業して1年後にオファーをもらいます。

 

そのプロセスの中で、REINAさんは不思議な体験を何度か経験します。

 

プロセス自体は人に話せないのですが、

振り返ると「あれ?これって、本当にあったんだっけ?」と

思ってしまう体験が多かったようです。

 

いきなり電話がかかってきたり、

「このホテルに来てください」と言われホテルの1室に呼ばれて

3時間ほどインタビューされたり…

 

3時間もインタビューをするということ自体が驚きですが、

まるで映画や本に出てくるような世界だったといいます。

 

 

もし、CIAに入っていたら…?

 

もし、CIAに入っていたらそうなっていたと思うか。

 

そう茂木さんに問われてREINAさんが真っ先に口にしたのは、

中東にとばされますよ」という言葉でした。

 

オペレーションオフィサーとは

 

REINAさんが受けていた役割というのが、オペレーションオフィサー

 

地元で情報を持っていそうな人にアプローチして、交渉。

勧誘して情報を引き出しCIAに流す、というものです。

 

リクルートするような仕事」と

REINAさんは仰っていましたが、なかなか危険な仕事です。

 

 

1度CIAにオペレーションオフィサーとして入ったら、

ほとんどの場合、他の仕事はできなくなります

 

CIAを出て他の会社に転職しようとしたときには、

必ずCIAのチェックが入ります。

 

履歴書には何も書けないので、

ブランクがあるとしか説明することができないのです。

 

CIAにいたことは、書くことができません

 

フェイクインフォメーションをのせるか、

ブランクのまま受けるしかないといわれたそうです。

 

それを聞いたREINAさんは、「それはちょっと難しいな」と思い

CIAの内定は辞退しました。

 

全員全く同じ⁉REINAさんが経験した面接秘話

 

CIAの現在の長官は女性

CIAは女性でも活躍しやすい職場なのかと

茂木さんに問われたREINAさんは、そうでもないと話します。

 

少なくとも、REINAさんが受けたときはそう感じたそうです。

 

REINAさんは、面接でのことについてこう話しています。

 

面接官は不思議なことに全員女性。

しかも、60歳前後の女性でなぜか全員短髪でセーターを着ていたそう。

 

 

普通の人と変わらないので、もしかしたら

街中ですれ違っているかもしれないと話すREINAさん。

 

面接官の印象は、REINAさん曰く

 

おばあちゃんが座ってる」。

 

 

面接官の印象をここまではっきりと言えるREINAさんにも

驚きを隠せませんが…

 

面接官は特徴が全くなく、ぼんやりとしか覚えていないそうです。

 

徹底した身辺調査

 

アメリカのトップシークレット、CIA

 

そこで、「この人は信用に足る人物かどうか」を

2年かけて試されたREINAさん。

 

2年という期間はとても長かったようで…

 

REINAさんの役割、ロールは

1番上のTS(トップシークレットセキュリティ)でした。

 

家族から知り合い、海外に在住しているREINAさんの親戚や

友達までとことん調べられます

 

友達や元上司にも電話がかかってきたり、いきなり家を訪問されて

「FBIです、CIAです、ちょっとREINAについて聞いてもいいですか」と

聞かれたこともあるのだとか。

 

さすが、アメリカ…。

 

CIAを受けていた当時(10年前)は、

自宅にブックレット(本みたいなもの)が届いて、

その本にいろいろな情報を書き込まなければなりませんでした

 

今まで住んできた場所や働いた場所(バイトも含む)など

全てをその本に書き込み、それを送り返します。

 

それをもとに、調査は行われました。

 

現在はそのプロセスがオンラインでできますが、

当時は本に書き込む必要がありました。

 

恋人についても聞かれたそうです。もちろん答えなければなりません。

元恋人も電話をもらったりしていたようです。

 

受けたのは21歳で若かったので、隠すようなことは

何もなかったとREINAさんはいいます。

 

30歳、35歳のくらいの人になると、過去の職歴や学歴が

たくさんあるので調査にも時間がかかるのだとか。

 

REINAさんの場合は若かったので、素行調査は6~8ヵ月で済んだそうです。

 

 

渡されたハードスケージュール

 

CIAの仕事は武装することもあるのか、との質問にREINAさんは、

「CIAに入った後にトレーニングをやるはずだった」と答えました。

 

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スケージュールをもらったREINAさんですが、

あまりのハードスケージュールに驚いたといいます。

 

インターンの最後は、バージニア州にある

CIAのリクルーティング施設に3日間通うことでした。

 

ちなみに…場所は地図で見ても何もないところ。

実際に行ってみると建物がたくさん立ち並んでいるところでした。

 

最後の日に、そこで「内定です」と

”おばあちゃんの1人”に言われたREINAさん。

 

またしても、面接官を「おばあちゃん」とはっきり言うREINAさんに

「ここまではっきり言ってしまっていいのか…」と

思ってしまった私はさておき…

 

「ちなみに給料はこれくらいです」と紙に書いて渡された金額は、

そんなに高くはなかったそうです。

 

それでも、アラビア語と日本語が話せるREINAさんは、高い方でした。

 

 

使命感と愛国心がキーワード

 

あえて難しいキャリア、CIAに入る人が働いている理由。

みなさんは、なんだと思いますか?

 

 

正解は、使命感と愛国心です。金銭のためではありません。

 

REINAさんは最終日に給料をもらって、

この先どうなるのかというスケージュールをもらいました。

 

CIAに入った後は、1年間トレーニングを行わなければなりません。

 

それを経て新しいミッションをもらい、

海外へ行くというスケージュールになっていました。

 

中東は不安定な地域ということもあり、REINAさんは内定を辞退。

行っていたら危ない目に遭っていたかもしれない、と話していました。

 

 

「やると決めたらすぐにやる」がマイルール

 

来日してからは、大手芸能事務所ワタナベエンターテインメント

メディスクールに入ります。

 

REINAさん曰く、

華麗なる経歴とか言われるけど、そんなんじゃない

 素は、やりたいなと思ったらやっちゃうタイプそれしかない」。

 

インターポールもCIAも、ワタナベエンターテインメントも、そう。

やってみたいと思ったらすぐにやることが大切だと、REINAさんはいいます。

 

REINAさんは来日してすぐにシェアハウスを見つけて、そこに住み始めます。

 

その翌日には、ワタナベエンターテインメントを見つけ、

「面白そうだな」と興味を持ちます。

 

その翌日には、ワタナベエンターテインメントに応募をします。

その次の週には、入学が決まりました。

 

即決、そして即行動

REINAさんの意思の強さがひしひしと伝わってきました。

 

私は、思案は巡らせるものの行動力が弱いので

やらないうちから、あれこれ考えて結局何もできない、

中途半端ということが多いです。

 

私も、REINAさんを見習わなければ…。

 

 

アメリカと日本のコメディー文化は何が違う?

 

REINAさんは、お笑いコンビ「セクシーチョコレート」としても

活動していました。

 

セクシーチョコレートでの活動は楽しかったそうですが、

その反面、大変な想いもしたといいます。

 

日本のお笑い業界は、アメリカのコメディーとは全く違う

 

REINAさんは、それが身に染みてわかったそうです。

 

ルールや芸能界の上下関係、礼儀が全く無知だったREINAさんは、

つらい思いや挫折も繰り返しました。

 

 

アメリカと日本のコメディー文化の違いは、一体なんなのか

そのカギとなるのが、空気感です。

 

日本のコメディーは、「空気感」がとても重要になります。

いわゆる、暗黙の了解です。

 

あえて言葉で言わないようなテクニック間の置き方など、

日本文化で育っていないと鍛えられない要素がすごく大きいと

REINAさんは、感じるようになりました。

 

その反面、アメリカのコメディーはストレートでダイレクト

言葉がメインになっています。

 

アクションやコントももちろんありますが、

誰にでもわかりやすいものになっているのがアメリカのコメディー

 

いろんな文化の人が住んでいる国なので、アメリカのコメディーは

とてもわかりやすいものが多いんですね。

 

日本の場合は、あえて言わない「空気で漂う」という環境

REINAさんがそれに慣れるのに時間がかかったのは、言うまでもありません。

 

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 

次回は、REINAさんの素顔に迫る第2回目!

REINAさんの著書について詳しく書いていきたいと思います。

 

次回もお楽しみに…♪