訂正仕訳
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、間違った仕訳を訂正する時の「訂正仕訳」についてです。
ユメノ店は、ホワイト店に対する買掛金を支払った時に
間違った仕訳をしていることに気づきました。
間違った仕訳を訂正するには、どうすればいいのか一緒にみていきましょう。
訂正仕訳の作り方
訂正仕訳とは?
誤った仕訳をしていた時は、訂正しなければなりません。
この際に行う仕訳を、訂正仕訳といいます。
訂正仕訳を作る、3つの手順
例題を解きながら、一緒に考えていきましょう。
例題
<取引>
ユメノ店は、仕入先ホワイト店に対する買掛金200円を現金で支払った時に、
借方科目を仕入と仕訳してしまったので、これを訂正する。
訂正仕訳を作るには、まず①正しい仕訳を考えます。
買掛金を現金で支払っているので、正しい仕訳は
(買掛金)200 | (現金)200 |
となります。
次に、②誤った仕訳を考えます。
借方科目を仕入で処理しているので、誤った仕訳は
(仕入)200 | (現金)200 |
となりますね。
そして最後に、③誤った仕訳の逆仕訳をします。
これにより、誤った仕訳が取り消されることになります。
(現金)200 | (仕入)200 |
となります。
上記の①正しい仕訳と③誤った仕訳の逆仕訳を足した仕訳が、
訂正仕訳となります。
①正しい仕訳
(買掛金)200 | (現金)200 |
③誤った仕訳の逆仕訳
(現金)200 | (仕入)200 |
↓
訂正仕訳は、
(買掛金)200 | (仕入)200 |
となりますね。
※ 借方と貸方の現金200円は、相殺されてなくなります。