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ライフサイクルとストレス①

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「ライフサイクルとストレス」についてです!

この記事では、ライフサイクルとストレスについて

その1、その2の2回に分けて話していこうと思います♪

 

この記事はこんな方におすすめ!

ライフサイクルとストレス 

 

 

メンタルヘルス不調となるストレッサーには、

どのような特徴があるのでしょうか?

 

年齢別に見ていきましょう。

 

 

年齢別にみる、ライフサイクルにおけるストレスの特徴

 

職場の立場や役割の変化、心身機能の衰え、家族が抱える課題の変化などにより、

各年齢層でストレッサーが異なります。

 

労働者の年齢層別のストレスの特徴を

NIOSHの職業性ストレスモデルで表すと、次のようになります。

 

 

新入社員や若年労働者(15歳~30代前半)のストレスの特徴

 

新入社員の場合、自由度の高い学生生活から

責任と協調性を求められる社会人へシフトすることにストレスを感じ、

離職につながることもあります。

 

特に、若年労働者の一部ではメンタルヘルス不調が増加しています。

 

その背景としては、

「組織への帰属意識が希薄」「外罰傾向」「協調性や忍耐力が乏しい」などの

人格的な未熟さが挙げられます。

 

 

壮年労働者(30代後半~45歳)のストレスの特徴

 

職場では第一線の労働者であると同時に、

マネージャーでもある壮年労働者は、過重労働になりやすい世代です。

家庭生活においても、子育ての負担が増えます。

 

 

中高年労働者(45歳~65歳)のストレスの特徴

 

職場ではリーダーシップをとる立場になり、

一層の成果を出すことが求められますが、加齢による心身機能の衰えに直面します。

 

家庭では、親世代の介護・看取りや子世代の自立など、

責任が重くなり負担も増えます。

 

 

高年齢労働者(65歳以上)のストレスの特徴

 

定年を迎え自身の病気などのストレスは高まりますが、

勤労意欲は高く保たれ、給与や処遇についての改善欲求も高いという特徴があります。

 

記銘力や想起力(流動性知能)は40歳をピークに低下しますが、

知識や経験を活かして総合的に判断する能力(結晶性知能)は、

80歳まで経験とともに向上し続けるといわれています。

 

 

まとめ

少子化や高学歴化などの影響で、

 個人主義傾向が強くコミュニケーションスキルが不足した新入社員が

 増えており、これを踏まえた新しいマネジメント体制が必要になっている

 

◎恒例の労働者は、記銘力や想起力は低下するものの、

 総合的に判断する能力は80歳になるまで、経験とともに上昇する