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管理監督者に求められるリーダーシップとは?

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「管理監督者に必要なリーダーシップ」についてです。

 

 

管理監督者に求められるリーダーシップ

 

リーダーシップには、

 

率先垂範型

…先頭に立ち模範的な行動を具体的に示す、

   「俺についてこい」タイプ(欧米型)

 

指示・命令型

 

観戦者型

…適切に委任しサポートしていく、人望の厚い上司タイプ(日本型)

 

相談・参加型

 

などがあります。

 

 

組織全体的な方針などの徹底には、

「率先垂範」「指示・命令」の力が求められます。

 

また、メンタルヘルス問題には個人差があるため、

部下をサポートする「観戦者型」、「相談・参加型」の力も必要です。

 

 

 

ラインケアで行うべきこと

 

管理監督者は、ラインケア(管理監督者が積極的に部下をサポートする)を

行う必要があります。

 

管理監督者に求められること5つ

 

メンタルヘルスに関する自社方針を理解する

②職場環境などの改善を進める

③職場復帰支援の方法を理解する

④産業保健スタッフや、事業場外資源との連携の方法を知る

⑤セルフケアの方法、個人情報保護などを理解する 

 

 

 

 

 

管理監督者が実際に行っていること4つ

 

職場環境などの改善

 

 

メンタルヘルスは、騒音や温度などの

職場環境と密接に関係しています。

 

管理監督者は部下の作業環境や労働時間、仕事の量と質、

職場の人間関係、人事労務管理体制などでの問題点を発見し、

改善しなくてはなりません。

 

ただし、職場配置、人事異動といった人事労務管理

主に人事労務管理スタッフが担うものであり、

これらの健康への影響は人事労務管理スタッフも把握する必要があります。

 

 

部下の状況を日常的に把握

 

業務遂行の変化とともに、部下の心の負荷も変わります。

 

管理監督者は、事例性が現れる前に

善処することが求められます。

 

事例性とは、ミスやトラブル、欠勤・遅刻早退の増加など

いつもと違う」部下の様子のことです。

 

これとは別に、「疾病性」というものがあります。

疾病性とは病気の有無のことで、判断は医師の役割となります。

 

 

部下の相談に対応

 

部下からの相談を促し、

自発的な相談にも応じる必要があります。

 

相談では問題解決のみを目指すのではなく

感情や思いにも焦点を当てた積極的な傾聴が大切になります。

 

また、問題を管理監督者が背負い込まず、

専門部門などと連携して対応することが求められます。

 

 

 

職場復帰の支援

 

休職などを経て職場に戻る部下に対し、

産業保健スタッフや人事労務管理スタッフと連携を取り、

職場復帰の支援を行う必要があります。

 

 

 

まとめ

◎職場環境とメンタルヘルスの問題は密接に関係する。

    特に労働時間、仕事の裁量などの影響は大きい

 

◎部下からの相談があったら、管理監督者である上司は話をよく聞き、

    事例性の判断と改善を行う

 

管理監督者は部下の勤務状況を把握し、ヒアリングなどで

   部下の状態を確認して仕事の采配を検討したり、

   職場環境の改善を進める必要がある