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メンタルヘルス不調のサインと対処法

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「メンタルヘルス不調のサインと対処法」についてお伝えします!

 

 

この記事はこんな方におすすめ!

 

メンタルヘルス不調のサインとは?

 

 

メンタルヘルス不調の兆候となる行動には、

パフォーマンスの低下や勤務状態の悪化、職場トラブルの増加などが挙げられます。

 

 

早速、詳しく見ていきましょう!

 

 

◇作業効率・生産性

 

 ・事故(業務上/業務外)やミスが多くなる

  ⇒不注意・判断力不足

 

 ・同じパフォーマンスを上げるのに今まで以上に時間がかかる

 

 ・締め切りまでに仕事が終わらない

 

 

◇仕事の様子

 

 ・席を外していることが多い

 

 ・仕事中にそわそわして落ち着きがない

 

 ・パソコンに向かってぼーっとしている

 

◇勤務態度

 

 ・無断欠勤、遅刻、早退、病欠が多くなる

 

 ・休日明けまたは休日の前日に欠勤が多い

 

◇身体状況・表情

 

 ・顔色が悪い、表情が乏しい、生気がない

 

 ・急に痩せる/太る

 

 ・疲労感、倦怠感、不眠、食欲不振などを訴える

 

 

◇言動

 

 ・身だしなみや態度がだらしなくなる

 

 ・終始考え込んでいて、せかせか、イライラしている

 

 ・投げやりになる

 

 ・極端に口数が少なくなる/多くなる

 

 ・泣き言を言ったり、退職をほのめかす

 

 

◇対人関係

 

 ・つきあいが悪くなる

 

 ・周囲に対して疑い深くなったり、被害妄想的になったりする

 

 ・人を避ける、人の視線を怖がる

 

 ・些細なことで他人に八つ当たりする、攻撃的になる

 

 

◇問題行動

 

 ・飲酒量が増加する

 

 ・ギャンブル、衝動買い、過食、借金、異性とのトラブルが頻発する

 

 

 

職場での対処法

 

管理監督者としては、早期発見・早期対応が求められます。

 

部下の体調のサインを早めに察知することが大事ですが、

日頃から部下と適切なコミュニケーションを取り、

部下から相談しやすい環境をつくっておくことも重要です。

 

サインが現れた従業員とは個別に別室で面談し、

業務に起因するものは職場で調整する必要があります。

 

また、ストレス関連疾患がみられる場合には産業保健スタッフにつなげたり、

医療機関受診の意思確認をするなど、医療へつなげることも必要です。

 

 

社会資源の活用

 

メンタルヘルス不調への対応は個別性が高く、

管理監督者として対応に悩むことも多いです。

 

さらに、産業保健スタッフが充実していない職場では

管理監督者が一人で問題を抱え込みやすく、

管理監督者自身のメンタルヘルスにも影響してしまいます。

 

管理監督者は決して一人で抱え込まずに、

産業保健総合支援センター、地域窓口(地域産業保健センター)などの

事業場外資を活用することも必要です。

 

 

重要!「業務に支障をきたしているか」がポイント

 

 

部下の業務遂行に支障がある場合、上司は健康管理処置を行い(安全配慮義務)、

部下はそれへの協が責務(自己保健義務)となります。

 

 

まとめ

管理監督者は、一人で抱え込むのではなく社内外の資源を活用する

 

メンタルヘルス不調のサインは、行動面に現れる

 

管理監督者は診断する立場にはなく、専門性も持ち合わせていない