メンタルヘルス不調とうつ
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
昨日は更新できずに申し訳ありませんでした…!
昨日は就活で、夜になってへとへとになって帰ってきて
更新できずにいました…。
さて、話は変わりますが、
今回お届けする内容は、メンタルヘルス不調とうつ病の特徴についてです。
今まで何度も出てきた、「メンタルヘルス不調」という言葉。
まだよくわかっていないな~と思う方もいるはず…
ということで、
メンタルヘルス不調とはどのような状態にあるものなのかを説明していきます。
この記事はこんな方におすすめ!
メンタルヘルス不調とは?
メンタルヘルス不調は、心が不健康な状態
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(2006年)によると、
メンタルヘルス不調とは、
「精神及び行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活及び生活の質に影響を与える可能性のある精神的及び行動上の問題を幅広く含むものをいう」
と定義されています。
つまり…
メンタルヘルス不調とは、
精神疾患だけでなく、出勤困難や無断欠勤、職場での人間関係のストレスや
仕事上のトラブル、多量飲酒など行動上の問題を幅広く含む、心の不健康状態
のことをいいます。
トータル・ヘルス・プロモーション・プラン
心身両面にわたる健康づくりが、職場には大切です。
この心身両面にわたる健康づくりは、
トータル・ヘルス・プロモーション・プラン(THP)と呼ばれています。
職場のトータル・ヘルス・プロモーション・プランにおいては、
職場ストレスによるメンタルヘルス不調の発生を防ぐことが重要な課題です、
管理監督者は授業員のセルフケアを支援し、加えて職場の健康障害要因に対して
積極的に介入することが望まれます。
躁うつ(そううつ)病、統合失調症、アルコール依存症、パニック障害、
うつ病
うつ病とは?
人口の1~3%にみられる疾病で、
一生のうち一度でもうつ病にかかったことのある人は7%前後とされています。
社会適応の良かった人に起こりやすく、
主症状は「憂うつ感」「不安」「おっくう感」ですが、
初期には全身倦怠感、頭重感、食慾不振などの自覚症があるため、
本人は身体の病気と受け止めやすく、うつ病と気づきにくい傾向があります。
興味の減退と携帯県の喪失が2週間以上継続し、
毎日何気なく繰り返してきた行為がつらくなってきた場合は、うつ病が疑われます。
うつ病の症状
うつ病の症状には、次のようなものがあります。
◇朝
早朝に目が覚める、朝に気分が悪い、体が重く感じるなど
◇仕事
午前中はやる気が起こらない、集中力がない、判断力が低下する、
人と会うのがおっくうになる、仕事に対する意欲を失うなど
◇生活
好きだった活動に興味を失う、昼過ぎまでは気分が悪い、涙もろくなる、
「消えてしまいたい」と考えてしまうなど
◇身体
不眠、食欲不振、だるい、疲れやすい、頭重感、性欲減退など
うつ病になってしまったら…
うつ病になってしまったら、まずは休養することが大切です。
原則として、次の対応を行います。
◇療養
業務から完全に開放されることが必要。
休養と服薬による心理的回復が治療の中心で、
3~6ヵ月程度の自宅療養が必要なことも多い
◇復職
上司からの支援を受けつつ段階的に復帰するが、6ヵ月程度の通院・服薬は必要。
復帰し易い職場風土の醸成も管理監督者の重要な仕事になる
重要!近年増加している、若年層のうつ病の特徴とは
近年は仕事や人間関係のつまずきなどを契機に、
比較的容易にメンタルヘルス不調に陥り休職する事例が、
若年層に増えています。
特徴としては、
- 組織への帰属意識の希薄さ
- 自己愛の強さ
- 自己中心的
- 責任感の弱さ
- 協調性や忍耐力の乏しさ
- 他罰傾向
など、人格的な未熟さが指摘されています。
これらを背景にしたうつ病がみられるようになり、
新型うつ、現代型うつ、未熟型うつなどと呼ばれています。
このタイプには、休養と服薬により心理的疲労回復を図るだけでは不十分で、
生活指導や精神療法などを中心とした関わりが求められるようになっています。
まとめ
◎何に対しても興味が持てず、何をしても楽しくない状態が2週間続けば、
うつ病と診断される
◎若年層にみられる新しいタイプのうつ病の治療は、
長期休養では回復が見込めないため、
病気の背景となっている未熟な人格に働きかけることが必要