ユメノオト

ラジオライフ

ラジオのちょっとトクする話

医療機関の種類と選び方

f:id:jyumeno:20200503122818p:plain

 

 

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「医療機関の種類と選び方」についてです。

 

 

  • 適切な診療科で治療を受けるために気を付けること
  • 初めての受診を決めるタイミング

 

についてみていきます。

 

この記事はこんな人にオススメ!

メンタルヘルスマネジメントの勉強をしている方

メンタルヘルスに興味がある方

メンタルヘルスの知識をつけたい方

 

 

 

 

 

症状に合った診療科を選ぶ

 

メンタルヘルス不調の治療の際に大切なことは、

症状に合った診療科で適切な治療を受けることです。

 

ここでは、その際の注意点やポイントをみていきます。

 

 

メンタルヘルス不調の治療を行うのは、精神科と心療内科

 

 

メンタルヘルス不調の治療をするのは、

「精神科」と「心療内科」です。

 

神経内科」という似た診療科もありますが、

神経内科脳血管障害や神経の病気、認知症を専門に扱っています。

そのため、メンタルヘルス不調の治療は行っていないので注意しましょう。

 

 

心療内科心療内科医・精神科医

 

 主に身体に症状・疾患が現れる心身症や、

 内科などの他の診療科を受診しても異常が認められず

 症状が改善しない場合に受診する。

 

 

精神科

 

 集中力の低下や不眠、無気力、倦怠感など、

 主に精神の症状・疾患が現れる場合に受診する。

 

 統合失調症アルコール依存症などの場合も精神科を受診する。

 

 

 

疾患に対応する医療機関

 

疾患に対する医療機関をまとめると、以下のようになります。

 

内科・外科等 心療内科 精神科 神経内科
身体疾患    
心身症  
気分障害    
神経症性障害    
アルコール依存症    
統合失調症    
認知症    
神経の病気    
脳血管障害      

 

 ※は主に対応する疾患

 

 

 

うつ病精神疾患です。

 

しかし、うつ病によくみられる精神症状(気分の落ち込みなど)よりも

眠れない・頭痛がするなどの身体症状を強く訴えることもあります。

 

そのため、心療内科で治療されているのです。

 

 

また、心療内科の方が精神科よりも受診の際の抵抗感が少ないことから

心療内科の看板を掲げる精神科もあるようです。

 

 

 

医療機関の選び方

 

メンタルヘルス不調は継続的な治療が必要

 

メンタルヘルス不調の治療には、ある程度の継続治療が必要になります。

そのため、働きながら通院できる医療機関を選ぶことがポイントです。

 

 

大学病院や総合病院では、曜日ごとの医師の固定や転勤などが考えられます。

しかし、クリニックや診療所ではこのような問題はありません。

 

 

精神疾患の入院施設には、「精神病床」の許可が必要になります。

 

総合病院の精神科であればか必ず入院できるというものではないため、

精神病院(精神科専門病院)に入院するケースが多くなっています。

 

 

 

受診を決めるポイント

 

ここからは、受診を決めるポイントについてみていきたいと思います。

 

 

「いつもと違う」と気付いた時が受診するタイミング

 

言動や行動などにおいて「普段と違う様子」に気付き

体調の変化や生活における支障を確認した場合は、

すぐに受診するようにしましょう。

 

特に、憂うつな気分や不眠などが週単位で続くようであれば

受診の必要性を検討しなければなりません。

 

精神疾患は症状が重くなるほど、

自身の病気についての意識が薄れていってしまいます。

 

また、受診に対する抵抗感が高くなる傾向もあります。

そのため、早期対応が鍵になるのです。

 

 

まとめ

メンタルヘルス不調の治療は、精神科と心療内科で行う

メンタルヘルス不調は、継続治療が必要

◎就業しながら通院できる医療機関を選ぶ

◎普段と違う様子に気付いたら、すぐに受診!