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あなたは足りてる?心の栄養素

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、心の栄養素として知られている「ストローク」についてです。

 

 

 

 

 

 

心の健康を保つために必要なストローク

 

私たち人間は、生きていくために

必要な物質を食物として取り込まなければなりません。

 

  • 炭水化物
  • タンパク質
  • 脂質
  • ビタミン   などは

 

生命を維持するために必要な栄養素です。

その中から必要なものを自分の体に取り入れていきます。

  

体と同様に、心にも栄養は必要です。

交流分析では、心に必要な栄養素のことをストロークと呼んでいます。

 

交流分析においては、存在を認めるといった意味で用いられています。

 

 

私たちはストロークを求め、日々交換しながら生きています。

ストロークの貯蔵量に影響を与えているのが、日常生活です。

 

 

  • おはよう
  • ありがとう
  • 何かいいことあった?   など…

 

相手にこのような言葉をかけるだけで、相手も嬉しくなりますよね。

相手だけでなく自分にとっても、「ありがとう」と言われると

承認欲求が満たされ、心に栄養がいきわたっていきます。

 

ストロークは、私たちの心を支える大切な栄養素です。

 

栄養素が不足すると体調不良になってしまうように、

心の栄養が不足すると、メンタルヘルス不調に

陥りやすくなります。

 

 

 

プラスのストロークで人間関係を改善

 

ストロークには、

プラスのストロークとマイナスのストロークがあります。

 

プラスのストロークは受け取ると嬉しいもの、

マイナスのストロークは、不快な気分になるものです。

 

プラスのストロークを求めて私たちは生きています。

しかしプラスのストロークがもらえない状態が長く続くと、

マイナスのストロークさえも求めるようになってしまいます。

 

 

ストロークは心の財布の中にある

 

ストロークが入った財布を、誰もが心の中に持っています。

その財布の中にあるストロークを消費することでしか、

コミュニケーションを取ることができません。

 

しかし、その財布の中にプラスのストロークがあればどうでしょう?

 

プラスのストロークを使ったコミュニケーションができますよね。

 

マイナスのストロークが多く入っていればいるほど、

他人にマイナスのストロークを投げてしまうことになります。

 

 

 

ストロークの特徴

 

ストロークには、以下のような特徴があります。

 

 

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このような状況を繰り返してしまうと、財布の中身は

マイナスのストロークで埋め尽くされてしまいます

 

そうなってしまうと、周囲にマイナスのストローク

放出してしまうことになります。

 

その結果、更に周囲からマイナスのストロークが戻ってきて

より多くのマイナスのストロークが財布に溜まっていく…という

悪循環に陥ってしまうのです。

  

周囲に喧嘩腰の人がいたり、

いつもイライラをぶつけてくる人がいたら、その人は

マイナスのストロークを大量に背負っているのかもしれません。

 

 

豊かな人間関係を構築するには、

心の中にプラスのストロークを蓄えておく必要があります。

 

 

プラスのストロークは簡単に増やせない?

 

挨拶をしたのに、無視された!

そんな経験、一度はあるのではないでしょうか?

 

このように、プラスのストローク

マイナスのストロークとして返ってくることもあります。

 

財布の中にプラスのストロークを貯めるというのは、

簡単なことではありません。

 

プラスのストロークを他人に与えるのには時間を有しますが、

周りに次第に広がっていく性質も持ち合わせています。

 

焦らずに自分のペースでプラスのストロークを貯めていきましょう!

 

 

生活を豊かにする5つのストローク

 

ここからは、ストロークに対する心構えについて

書いていきたいと思います。

 

 

積極的に褒める

 

誰かと話していて、褒めてあげたいところはあると思います。

そんなときは、積極的に褒めましょう!

 

 

求めるときは自分から

 

受け身の姿勢ではなく、

相手に自分の気持ちをしっかりと伝えましょう。

意見の食い違いをなくすためにも、素直に伝えることが大切です。

 

 

褒め言葉は素直に受け入れる

 

日本人は、謙遜の文化を直接的に受け

褒め言葉を素直に受け取ることが苦手です。

 

相手が褒めているのにそれを拒否してしまっては、

相手にも失礼に当たります。

 

相手からの褒め言葉は、素直に受け取るようにしましょう。

 

 

不快な言葉は受け流す

 

相手から深いと感じる言葉を言われたときは、

受け流すようにしましょう。くよくよと悩む必要はありません。

 

 

自分へのご褒美でストローク補給を

 

常にストロークを消費して生きているのが、私たち人間です。

 

ストロークが不足しないように、

頑張った自分にご褒美をあげることも必要ですよ♪

 

 

 

【参考】

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