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どう対処する?大人の人見知り

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

最近急に熱くなってきましたが、みなさんは体調管理

しっかりとできていますか?

 

熱中症にならないように、こまめに水分を補給して

夏に備えていきましょう!

 

 

そんな私は、急激に暑くなってきたので

体が思うようについていけずにいます。

 

皆さんも、温度の変化には十分気を付けてくださいね!

 

 

前置きが長くなりましたが、今回は「人見知り」についてです。

人見知りが人見知りについて語りますが、少々お付き合いください。

 

 

 

 

 

人見知りを肯定できない大人たち

 

 

みなさんは、人見知りという言葉のもともとの意味をご存知ですか?

 

人見知りとは、小さな子供が知らない人を見て

恥ずかしがったり、警戒心から嫌がってしまうことです。

 

子供が成長するにつれて、人見知りは自然に落ち着いていくものです。

 

しかし、大人になっても人見知りの自分に

悩まされる方は多いのではないでしょうか?

 

私も人見知りに悩む一人です。

 

  • 大勢の人の輪の中に入れない
  • 他の人と上手く話せない
  • 内向的(内気)な性格が嫌い
  • 警戒心が強くて、新しい環境に対応するのが苦手

 

このように、他の人とコミュニケーションを

取れない自分に悩んでいませんか?

 

大人の人見知りは、

 

  • 内気
  • 恥ずかしがり屋
  • 内向的       などと呼ばれることがあります。

 

このような行動の傾向を、社会心理学ではシャイネスと呼び

その人の個性として捉えています。

 

短所ではなく個性として、です。

 

 

人見知りを個性として捉えることができれば、

何の問題もありません。

 

しかし、人見知りで悩む人の多くは

人見知りは悪いことだと考え自分を否定してしまいます。

 

他人と比較して自己否定を繰り返した結果、

更に苦しくなっていくという悪循環に陥ってしまうのです。

 

 

 

人見知りの原因とは

 

それでは、人見知りの原因は何なのでしょうか?

 

大人が人見知りに悩む多くの原因は、自己評価が低いことにあります。

 

 

自己評価の低い人には、以下のような特徴があります。

 

 

  • 常に自分を否定する
  • できないことばかりに目を向ける
  • いつも他人と比較する

 

このような状況が繰り返されると、自己評価は

どんどん下がっていきます。

 

 

他人が思っていなくても、

私は他の人から駄目な人間だと思われている」という

思い込みに囚われてしまいます。

 

そうなってしまうと、

 

  • 人前に出るのが怖い
  • 人とコミュニケーションを取るのが億劫

 

という状態になってしまうことも…

 

 

自己評価を低くする理由

 

仕事でミスをしてしまったり、

上司に何度も怒られたりといった状態が長く続くと

自分を強く責めてしまい自信を喪失してしまいます。

 

 

慢性的に自己評価が低かった場合は、どうなるのでしょうか?

 

自己評価が著しく低いと、自己表現することができずに

他人の意見に流されたままになってしまいます。

 

人からの評価にも過剰に反応してしまい、他人の言動や

他人の顔色まで気にして自然体ではいられなくなってしまいます

 

 

慢性的な自己評価の低さには、幼少期の経験も大きく関わっています。

 

 

親自身が否定的な考えを持っていると、

自己否定をする子供にはなってほしくないとの思いから、

こうしなさい、と子供に命令することが多くなったり

必要以上に子供に干渉するようになってしまいます。

 

子供のためとはいえ、過干渉や過度な期待を抱いてしまうと

期待に応えられなかったときに

どうしていいかわからなくなってしまいます。

 

親の期待に応えられなかった罪悪感で、さらに

自己評価が低下してしまう恐れもあります。

 

そのように育てられた子供は、どう行動するか。

 

子供は健気なもので、親に褒めてほしいがために

親の言うことだけをやるようになります

 

その弊害として、思考力の低下を招きます。

自分で考えて行動することができなくなってしまうのです。

 

大人になって自立したときに、

自分の意見を言えなくなってしまったり

自分を表現することが苦手になってしまいます。

 

自己評価の低下が、人見知りに繋がっていくのです。

 

 

 

いじめられたり仲間外れにされたりといった経験も、

低い自己評価につながります

 

人と接するに警戒心や恐怖心を覚えてしまうため、

人見知りになってしまうことが多いのです。

 

 

信頼できる人がいれば、人見知りは克服できる

 

 

信頼出来て何でも話せる人がいると、安心しますよね。

みなさんも是非、そのような人を見つけてみてください!

 

人見知りを短所と思わずに、個性と考えてみましょう。

実際、芸能人にも人見知りであることを個性として肯定して

売り出している(?)人もいますよね。

 

加藤シゲアキくんも、実は人見知りですよ。

 

 

人見知りはマイナスにとられがちですが、

私はそうではないと思います。

 

友人がたくさんいれば幸せというわけではありませんよね?

たくさん友人はいるけど、本音を離せる人が

一人もいなかったら本末転倒ですよね。

 

それに、寂しいと思いませんか?

 

誰か一人でも自分のことを認めてくれて、

自分の気持ちをわかってくれる。

 

そんな友人が少しでもいれば、それで十分だと私は思います。

 

 

私の話で恐縮ですが、私は就労移行支援事業所に

通所を始めたころから比べると人見知りは随分よくなったと感じています。

 

周囲の人にも、明るくなったね、変わったね、と

言われて、嬉しいと感じる自分がいました。

 

消極的で、内気な性格の私は、大人しくて

自分から人に話しかけることなど怖くてできませんでした。

 

人とのかかわりを極力避けて生きてきた私は、

いつも自分の殻に閉じこもって自分を守っていたからです。

 

私は、小学生の頃に酷いいじめを経験しました。

不登校になりたいと思ったこともあったし、

暴言にただただ耐える辛い毎日を過ごしていました。

 

そんな私が変われるはずもなく、時間だけが過ぎていきました。

 

そして今に至ります。

「あの時の私、よく耐えたな」と今でも時々思うことがあります。

 

 

詳しくは話せませんが、

事業所では他の利用者の方とグループワークを通して

コミュニケーション力の向上を図ります。

 

最初は苦手だったのですが、

今はそこまで苦手ではなくなってきました。

 

むしろ、人と話すのが楽しい。

こんな風に思ったのは、初めてでした。

 

自分から話しかけることもできるようになりましたし、

いろんな年代の方とお話を楽しめるようになったので、

成長したかな、と個人的には思っています。

 

私の第一印象を聞いた時に、まず言われたことが

「フレンドリー」という言葉でした。

 

そんな言葉が出てくるとは思わず驚きました。

それも、一人じゃありません。何人かの人に言われました。

 

大人しいことをコンプレックスに思っていた私ですが、

大人しいことは悪いことじゃない、と言ってくれた方もいて

心がじんわりと温まったのを覚えています。

 

私が思ってもみないことを長所として褒めてくれた方が

多くいて、ああ、うれしいなあ、と素直に思えました。

 

そんな仲間や友人が少しでもいるだけで、

こんなにも幸福感に満たされるのかと思った瞬間でした。

 

以上が、私の体験談です。 

 

ここまで長々と書きましたが…

 

できないことではなく、できたことに焦点を当てるようにしましょう。

 

そうすれば、自信がつきますよね。

自信がつくと、自己評価も高まっていきます

 

 

みなさんも、小さな成功体験を積み重ねて

自己評価をあげていきましょう!

 

 

 【参考】大人の「人見知り」を解消するために|心理資格ナビ