良好なコミュニケーションに重要なアサーティブとは?
みなさん、こんばんは。
愛原 夢音です♪
今回は、「良好なコミュニケーション」についてです。
「良い聴き手」としてどのような点に気を付ければいいのか、
アサーティブなコミュニケーションとはどのようなものかを書いていこうと思います。
この記事はこんな方におすすめ!
コミュニケーションの3つのポイント
コミュニケーションには、発表(スピーチ、プレゼン)、
対話(インタビュー)、討論、非言語的コミュニケーションがありますが、
最も重要なのは相手の話を聴くことです。
心理学者のロジャーズは「建設的な人間関係をつくるために必要な条件」として、
次の3点を挙げています。
①共感
「もし私が同じ立場だったら」という観点で話を聴く
②無条件の肯定的関心
相手の気持ちを批判せずに無条件に受け入れる
③自分に正直であること
相手の話はわかりにくい時はわかりにくいことを伝え、
相手の真意を確認する
わからないことをそのままにしておくと、偽りの関係になってしまう
コミュニケーションにはアサーティブな関係が求められる
人間関係は3つのタイプに分けられる
人間関係は、大きく分けて3つのタイプがあります。
①攻撃的
自分のことだけを考えて、他者を踏みにじる関係
②非主張的
他者を優先し、自分のことは後回しにする関係
③アサーティブ
双方のことを考え、最も良い妥協策を見つける関係
いずれの関係であっても、「アサーティブな関係」を目指すことが望まれます。
アサーティブな関係では、相手の考えと自分の考えが一致しない場合は
自分の考えに固執せずに互いに意見を出し合って、
納得のいく結論を出すように努めます。
結論に至るまでの過程も大切になってきます。
相手の意見に耳を傾けて感情的にならずに冷静に判断し、
自分の意見も率直に言えるようにすることが必要です。
アサーティブな関係を維持する9つのスキル
アサーティブな関係を維持するためには、以下の9つのスキルが必要とされています。
①自分を知る
自分の気持ち、考えに正直になる
②共感的理解
相手のことを相手の立場で理解しようとする
③受容
相手を受け入れられるようにする
④対等で相互尊重
権威や立場で相手を操作するのではなく、謙虚に相手を尊重する気持ちを持つ
⑤自己信頼・自己尊重
自分を信頼することで、自分の内部を知る
⑥自責
相手を尊重し相手に耳を傾けるのは、自分の責任で行っているという自己責任
⑦多様性を受容
自分と異なる多様性も受け入れる
⑧感情を言葉にする
感情をぶつけるのではなく、「私は怒っています」などと表現する
⑨非言語的コミュニケーション
言葉以外のしぐさ、表情も理解する
出典:平木 典子『アサーショントレーニング』日精研心理臨床センター、2004年
非言語的コミュニケーションについては、下の記事にまとめているので
ぜひ読んでみてください!
まとめ
◎他者と互いに意見を出し合い左京店を見つけるのが、
アサーティブなコミュニケーションである
◎自らの考えを伝え、かつ相手の意見や立場を尊重することが
アサーティブなコミュニケーションにおいて大切である
◎よい聴き手は話し手の立場に立って、話し手の気持ちを批判せずに
無条件に受け入れる