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あなたは知っていますか?復職支援の味方、リワークプログラム

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「リワークプログラム」についてです。

 

 

 

 

 

リワークプログラムとは

 

リワークプログラムとは、

 

 

などのメンタルヘルス不調を理由に休業した人を対象に、

職場復帰へ向けて行われるトレーニンのことです。

 

 

  • 通勤を想定したトレーニン
  • 再発しないための知識学習
  • 能力開発
  • 体力回復を目的としたプログラム   などを行います。

 

復職後も再発せずに働き続けることを目的とした

プログラムが多く用意されています。

 

プログラムの実施形態は、個人に対して実施するものや、

集団だからこそ成立するもの、講義形式のものもあります。

 

 

リワーク支援

 

職場復帰や復職のことを、リワーク支援と言います。

復職支援、職場復帰支援とも呼ばれています。

 

うつ病統合失調症などのメンタルヘルス不調が原因で

休職している人に対し、復職に向けたリハビリを行います。

 

 

リワークプログラムを受ける意味や目的

 

復職に自信がある場合でも、人事や主治医から

リワークプログラムを勧められることがあります。

 

復職する自信があるのに、

なぜリワークプログラムを勧められるのでしょうか?

 

 

リワークプログラムを受けるよう勧められるようになった背景には、

病状の再発の可能性や再休職のリスクの高さがあります。

 

主治医は病状の管理はできますが、

毎日の過ごし方や生活習慣まで管理することはできません。

 

人事が求める復職可能な状態と、

主治医が判断する復職可能な状態は大きくかけ離れています

 

病状が安定しても、規則的に過ごせるところまで

回復しなければ通勤は難しくなります

 

早期に復職したことで病状が再発・再燃し、

再び休職してしまうケースが多くなっているのです。

 

リワークプログラムの最終的な目標は、

復帰後も再休職することなく就労を継続することです。

 

毎日決まった時間に決まった場所へ通い、

個人や集団の中でプログラムをこなし

復職に向けてリハビリテーションを行います。

 

そうすることで、再休職することなく

長期的かつ継続的な就労につなげることができます。

 

 

 

リワークプログラムを受けられる施設

 

リワークプログラムを提供している施設は、

 

 

 

リワークプログラムが増加した背景

 

 

リワークプログラムを提供する施設は、年々増加しています。

 

障害者職業センターは、

障害者雇用促進法に基づいて全国に設置されています。

 

就職や職場定着のためのトレーニングを行う就労支援事業所でも、

リワークプログラムを提供する事業所が増加しています。

 

企業内にリワーク制度を持つ企業はまだ多くありませんが、

医療機関や行政機関、福祉サービスでリワークプログラムを

受けられるようになってきました。

 

 

それぞれの施設が行っているリワークプログラムの特徴

 

医療機関障害者職業センター、企業、就労移行支援事業所の

それそれの特徴についてみていきましょう。

 

 

医療機関

 

医療機関のリワークプログラムは、

心療内科や精神科などのクリニックで行われています。

 

  • 特定の心理プログラム
  • 教育プログラム
  • 個人プログラム
  • 集団プログラム
  • そのほかのプログラム

 

特定の医療

プログラム

認知行動療法のように、主に集団で心理療法を実施。
症状の自己理解や自己洞察を高めることが目的。

教育

プログラム

病気の理解、セルフケアなどを講義形式で学習。
症状の自己理解を深めることが目的。

個人

プログラム

読書や資格勉強、仕事に関する作業や作文を行う。

集中力の持続力を高め、仕事の進め方を身につけることが目的。

集団

プログラム

集団でディスカッションなどを行う。
感情表現や対人能力、自己洞察力を高めることが目的。

その他の

プログラム

基礎体力の回復やリラクセーションが目的。
ウォーキングや呼吸法などを行う。

 

 

医療機関のプログラムは、

 

  • 症状の自己理解
  • コミュニケーション が目的となっているものが多くなっています。

 

 

治療の一環として、認知行動療法を受けることができ

症状の回復と安定を目指すことができます。

 

対象となるのは、うつ病躁うつ病統合失調症などの

メンタルヘルス不調が原因で休業し、復職を目指す人です。

 

失業中で就職を目指す人は対象外になります。

 

 

障害者職業センター

 

障害者職業センターは、

独立行政法人 高齢・障害・休職者雇用支援機構が

障害者雇用促進法に基づいて設置・運営しています。

 

 

求職者だけでなく、復職先の事業主に対しても

職場復帰へ向けた支援を行っているのが特徴です。

 

職場復帰のコーディネーターが、

求職者本人と事業主・主治医のすり合わせのもと

支援プランを作成し、トレーニングを実施します。。

 

 

本人から企業への連絡や交渉に関する支援、

本人から主治医への連絡や相談に関する支援が行われているのが特徴です。

 

企業・利用者・主治医の3者が連携することで支援が行われます。

 

対象となるのは、

メンタルヘルス不調原因で休職中となり、復職を目指す人です。

 

現在失業中で職場復帰を目指す人は対象外となります。

また、公務員は障害者職業センターを利用することができません。

 

 

企業

 

数は多くはありませんが、

企業内にリワーク制度を持つ企業もあります。

 

行われるリワークプログラムの内容は企業によって異なっていて、

 

  • ためし出勤
  • EAP(従業員支援プログラム)などを導入している企業もあります。

 

 

就労移行支援事業所

 

就労移行支援事業所でも、

リワークプログラムを提供する事業所が増加しています。

 

就労移行支援事業所では、就職を目指す障害のある人や

難病の人が就職や職場定着に向けて訓練を行う

通所型の障害福祉サービスです。

 

ここでは、以下のようなことを行っています。

 

  • 仕事に必要な知識の学習
  • チームワークや対人能力など、社会で必要なスキルの学習
  • 日常生活や生活習慣の見直しを目的としたプログラム
  • 就職活動のサポート                   など

 

 

事業所ごとに様々なプログラムが用意されています。

 

就職支援が目的となっているため、スキルアップ

目的としたプログラムが豊富となっているのが特徴です。

 

 

各施設のメリットとデメリット

 

 

ここからは、それぞれの施設のメリットとデメリットについて

書いていきたいと思います。

 

 

医療機関

 

医師による専門的な治療が受けられます。

 

しかし、専門的なビジネススキルの学習や定着支援は

プログラムには含まれておらず、前年度の所得によって

費用が多くかかることもあります。

 

主治医の変更が必要となるケースも多くなっています。

 

 

障害者職業センター

 

主治医や事業主と連携したサポートを受けることができます。

サポートは無料で受けられます。

 

しかし、障害者職業センターは施設数が少なく

近場で受けることができません。

そのため、通所に時間がかかり交通費が増えてしまいます。

 

また、専門的なプログラムも少なく、利用するまでに

時間がかかります。

 

 

就労移行支援事業所

 

スキルアップにつながるプログラムが受けられます。

復職だけでなく、転職にも対応できます。

 

一部の事業所では、ランチや交通費がしきゅうされます。

通所に係る自己負担が少なくて済みます。

 

前年度の収入によっては、利用料がかかることがあります。

 

 

 

【参考】リワークプログラムの内容は?|リワーク、復職支援のニューロワークス

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

次回もお楽しみに…♪

 

 

 

【復職支援】知っておきたいプライバシー保護

 

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

今回は、「プライバシーの保護と職場復帰支援の注意点」についてです。

 

 

 

 

プライバシーの保護

 

職場復帰支援の必要な情報を取り扱う際には、

復職のための支援と事業場の安全配慮義務の履行に限定する必要があります。

 

そこで、プライバシーに関する情報管理については

事業場で取り扱いのルールや情報収集・利用の目的などを事前に定める

ことが重要になります。

 

個人情報は、従業員のプライバシーに深く関わっています。

原則として、常に本人の同意を得た上で取り扱う配慮が必要です。

 

復職についての従業員の情報は、ほとんどが個人情報となっています。

 

 

不安感が大きい労働者が不利な立場に置かれないようにしましょう。

 

特に職場復帰における同意については、

管理監督者の十分な配慮が必要になります。

 

従業員の健康に関する情報の集約と調整は、産業医が実施します。

 

産業医が選任されていない事業場では、健康情報の取り扱いの

厳密なルールを定めることが必要になります。

 

 

職場復帰を目指す労働者への心理的支援

 

メンタルヘルス不調により休業する労働者の多くは、

働くことについて自信を失っていることが多いです。

 

そのような労働者に対しては、

自然に接し必要に応じて声をかけるようにしましょう。

 

特に管理監督者は、労働者に不安や心配などの相談窓口になることを伝え、

十分なコミュニケーションを継続的に図る必要があります。

 

 

中小規模事業場における外部機関との連携

 

中小規模事業場などについては、産業保健スタッフなどの

必要な人材の確保が不十分であることが考えられます。

 

その場合、管理監督者は人事労務管理スタッフや衛生管理者、

衛生推進者と連携して事業場外資源のサポートを有効活用しましょう。

 

事業場外資源の代表的な機関は、以下の通りです。

 

 

 

復職のためのリハビリテーションプログラムを実施する施設

医療機関精神保健福祉センター・外部EAP機関など)も増えています。

 

 

 

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

次回もお楽しみに…♪

 

 

【まとめ】復職支援のポイント

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は管理監督者がどのように復職支援にあたればいいのか、

そのポイントをお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

第1ステップ 病気休業開始および休業中のケア

 

職場復帰支援は、復職可能の診断書から出される前から始めます。

(具体的には休業が必要と判断されたときから開始)

 

管理監督者は、授業員が休業中に安心して療養できるように

職場の状況や職場復帰支援の仕組み、傷病手当金制度などの

必要な情報を伝えます。

 

休業中の従業員への連絡については、

頻繁に連絡を取ったり、全く連絡しないのではなく

症状や状況に合わせて行うようにします。

 

管理監督者の役割はそれだけではありません、

従業員の休業中に産業保健スタッフを中心に連携を取り、

必要に応じて主治医との連携によるケアも考慮します。

 

その際は、従業員の了解を得ることを忘れないようにしてください。

 

休業中の関係者間の連携や主治医との連絡などは、

人事労務担当者とともに職場復帰支援に関するルールとして

事前に決めておく必要があります。

 

主治医には、勤務に関する制度や職場で必要な

業務遂行能力の内容について事前に情報提供することで、

円滑な職場復帰につなげることができます。

 

 

第2ステップ 主治医による職場復帰可能の判断

 

従業員は、症状が改善すると職場復帰の希望管理監督者に伝えます。

 

その際、管理監督者は従業員に主治医の診断書(復職診断書)を

提出するように伝えます。

 

事業場で準備した「復職診断書フォーム」を使用する場合は、

記載内容やプライバシーについて十分な検討を実施し、

従業員の同意を得た上で使用しなければなりません。

 

産業医が選任されていない事業場では、就業上の配慮など

主治医の意見を求める方法として、フォームを活用するようにしましょう。

 

 

第3ステップ 職場復帰の可否の判断及び職場復帰支援プランの作成

 

情報収集・評価と職場復帰の可否判断

 

主治医は、主に症状の評価から職場復帰を判断します。

 

実際の職場においては、業務遂行能力や職場環境への

適応能力について十分に考慮した上で、

職場復帰を判断することが大切になります。

 

よって、「従業員の病状の評価」や「職場環境の評価」などで

判断を行います。

 

この評価は、厚生労働省が公開している「心の健康問題により

休業した労働者の職場復帰支援の手引き」の

「情報の収集と評価」を参考にしましょう。

 

職場復帰の可否を判断するうえで必要な「情報の収集と評価」

職場復帰の可否については、労働者及び関係者から必要な情報を適切に収集し、
様々な視点から評価を行いながら総合的に判断することが大切である。
家族を含めた第三者からの個人情報の収集については、
労働者のプライバシーに十分配慮することが重要なポイントとなる。
情報の収集と評価の具体的内容をいかに示す。

なお、事業場以外の職場復帰支援サービスや

医療リハビリテーション等を利用している場合には、
その状況等も有効な情報である。

(ア)労働者の職場復帰に対する意思の確認

   a 労働者の職場復帰の医師及び就業意欲の確認
   b 職場復帰支援プログラムについての説明と同意

(イ)産業医等による主治医からの意見収集
   
   診断書に記載されている内容だけでは十分な職場復帰支援を

   行うのが困難な場合、産業医等は労働者の同意を得た上で、

   下記(ウ)のa及びbの判断を行うに当たって
   必要な内容について主治医からの情報や意見を積極的に収集する。
   この際には、「職場復帰支援に関する情報提供依頼書」等を

   用いるなどして情報交換を行うことが重要である。

(ウ)労働者の状態等の評価

  a 治療状況及び病状の回復状況の確認

  (a)今後の通院治療の必要性及び治療状況についての概要の確認

  (b)業務遂行(自ら自動車等を運転しての通勤を含む)に影響を及ぼす

    症状や薬の副作用の有無

  (c)休業中の生活状況
  (d)その他職場復帰に関して考慮すべき問題点など

  b 業務遂行能力についての評価

    (a)適切な睡眠覚醒リズムの有無
    (b)昼間の眠気の有無(投薬によるものを含む)
    (c)注意力・集中力の程度
    (d)安全な通勤の可否
    (e)日常生活における業務と類似した行為の遂行状況と、

      それによる疲労の回復具合
      (読書やコンピュータ操作が一定の時間集中してできること、

      軽度の運動ができること等)
    (f)その他家事・育児、趣味活動等の実施状況など

 c 今後の就業に関する労働者の考え
 

       (a) 希望する復帰先
     (b) 希望する就業上の配慮の内容や期間
     (c) その他管理監督者、人事労務管理スタッフ、

      事業場内産業保健スタッフに対する意見や要望
      (職場の問題点の改善や勤務体制の変更。健康管理上の支援方法など)

d 家族からの情報


 可能であれば、必要に応じて家庭での状態

 (病状の改善の程度、食事・睡眠・飲酒等の生活習慣など)についての情報


(エ)職場環境等の評価

   a 業務及び職場との適合性
    

    (a) 業務と労働者の能力及び意欲・関心との適合性
    (b) 職場の同僚や管理監督者との人間関係など

  b  作業管理や作業環境管理に関する評価


   (a) 業務量(作業時間、作業密度など)や

     質(要求度、困難度など)等の作業管理の状況
   (b) 作業環境の維持・管理の状況
   (c) 業務量の時期的な変動や、不測の事態に対する対応の状況
   (d) 職場復帰時に求められる業務遂行能力の程度

     (自動車の運転等危険を伴う業務の場合は投薬等による影響にも留意する)

 c 職場側による支援準備状況
  

  (a)  復帰者を支える職場の雰囲気やメンタルヘルスに関する理解の程度
  (b) 実施可能な就業上の配慮(業務内容や業務量の変更、就業制限等)
  (c) 実施可能な人事労務管理上の配慮(配置転換・移動、勤務制度の変更等)



(オ)その他

   その他、職場復帰支援に当たって必要と思われる事項について検討する。
   また、治療に関する問題点や、本人の行動特性、家族の支援状況など
   職場復帰の阻害要因となりうる問題点についても整理し、

   その支援策について検討する。

 

 出典:厚生労働省「心の健康問題により休業した

   労働者の職場復帰支援の手引き」(2009年3月)

 

 

評価の際には、

従業員本人・管理監督者人事労務管理スタッフ・

産業保健スタッフなど、関係者の全員の情報交換と連携が必須になります。

 

具体的には、以下の情報を共有します。

 

  • 従業員の職場復帰に対する明確な意思
  • 主治医による就業上の配慮の意見
  • 家族からの情報
  • 職場環境の情報          など

 

外部資源によるリワーク・プログラム*1を利用したり、

復職前に規則正しいプログラム

(連日図書館などに通って自習するなど)を実施することも効果的です。

 

精神的・身体的な力や規則正しい睡眠覚醒リズムが

回復していることを確認し、従業員の状態を評価している事業場もあります。

 

リワーク・プログラムを導入する際には、

人事労務管理上の位置づけ等について

事業場でルールを定義しておくことが重要です。

 

管理監督者は職場環境についての情報収集を行い、

職場側で可能な受け入れ準備を検討する必要があります。

 

職場復帰の可否判断は、主治医の判断や

管理監督者等の意見を考慮しながら、

事業場内産業保健スタッフ等が中心になって行います。

 

 

職場復帰支援プランの作成

 

職場復帰が可能と判断されたら、

職場復帰支援のための具体的なプランを作成します。

 

プランは回復の家庭に応じて複数の段階を設定します。

それぞれの内容や期間の設定、担当者の役割

明確にしておくことが大切です。

 

管理監督者は、業務上の配慮や配置転換・人事異動などの対応を

産業保健スタッフの意見を参考に具体化しておく必要があります。

 

職場復帰後の再発防止のためにも、

フォローアップのタイミングを明確にしておきましょう。

 

 

第4ステップ 最終的な職場復帰の決定

 

 職場復帰可能の判断・職場復帰支援プランでまとめられた内容は、

正式な文書(事業場で作成したフォームや産業医による意見書など)と

してまとめていきます。

 

ただし、職場復帰支援プランの各段階においては

状況の変化に応じて適宜変更します。

 

最終的な職場復帰の決定は、事業者が行います。

 

リワーク・プログラムの活用などの就業上の配慮については、

それぞれの企業によって異なります。

従業員を通して、主治医に伝えるようにしましょう。

 

 

第5ステップ 職場復帰後のフォローアップ

 

メンタルヘルス不調者の中には、再発を防ぐことができない人もいます。

 

そのため、職場復帰支援では復職後のフォローアップは

非常に重要な位置づけとなります。

 

 

管理監督者は、以下の項目を中心に

従業員の様子をしっかりと把握するようにしましょう。

 

  • 業務遂行能力
  • 勤務状況
  • 業務が治療(受診)の妨げになっていないか
  • 症状の再燃の有無
  • 産業医の意見書による就業上の配慮の履行状況 など

 

 

 

 職場復帰後に問題が発生した場合は、できる限り

早期に関係者間で対応することが必要です。

 

 

 ◇職場復帰支援の流れ

 

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*1:職場復帰のために、地域障害者職業センターや一部の精神科医療機関で実施。症状の自己管理、自己洞察、コミュニケーション、集中力、モチベーション、感情表現、リラクセーション、基礎体力などのプログラムを組み合わせて行う。

休職した従業員の復職支援

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

今回は、「休職した従業員の復職支援」についてです。

 

 

 

 

 

職場復帰支援の基本的な考え方

 

メンタルヘルス不調などで休職していた従業員の

完全な職場復帰は、簡単なことではありません。

 

復職する際のポイントについてみていきましょう。

 

 

管理監督者の役割

 

管理監督者による理解と支援をしていくことが、

大きなポイントです。

 

管理監督者がサポートすることで、復職する際に

従業員が必ず抱く不安感を軽減することができます。

 

治療にも良い影響を与えることになり、

スムーズな職場復帰も期待できます。

 

職場における復帰後のケアは、再発防止に役立ちます。

 

 

職場復帰支援プログラム

 

職場復帰支援プログラムとは、

心の健康問題で休業している従業員のために

休業の開始から通常業務への復帰までの流れ事前に明確にし、

職場へのスムーズな復帰と業務の継続を支援するプログラムです。

 

事業場においては、こうした職場復帰支援に関する

プログラムや規則を作成し、従業員にはこれらの体制や規則が

完備されていることを知ってもらう必要があります。

 

また、管理監督者はプログラムや規則に沿って

公平な態度で行動しなければなりません。

 

 

専門スタッフとの連携

 

管理監督者は、人事労務管理担当スタッフや

産業保健スタッフと連携した支援が大切になります。

 

それにより、復職しようとする従業員の

心理的支援や職場環境の改善につながります。

 

 

 

復職復帰支援の「5つのステップ」とは

 

職場復帰支援に関するルールづくりの手引きとして、

厚生労働省が2004年10月に発表した手引きがあります。

 

それが、「心の健康問題により休業した労働者の

職場復帰支援の手引き」です。

 

これは事業者が利用するために作成、発表されましたが

2009年3月に改訂されました。

 

一般的には、「職場復帰支援の手引き」と呼ばれています。

 

 

この手引きを参考に、各事業場に見合った

職場復帰プログラムやルールを策定することが求められています。

 

具体的なっ職場復帰支援は、5つのステップから成り立っています。

以下の5つのステップは、都合に合わせて再構成して利用することもできます。

 

 

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出典:厚生労働省「心の健康問題により休業した

   労働者の職場復帰支援の手引き」

 

 

 これらを踏まえて、従業員の休職支援を行っていきましょう。

 

 

 

ユーモアな人に学ぶ思考力の高め方

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

更新が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

昨日は久しぶりに事業所に通所して資格勉強をしていました。

 

やっぱり人と話すのは楽しいなあ、と実感した一日でした。

 

今日は病院で点滴をして帰ってきました。

検査結果も良好だったので、まずは一安心です。

 

 

さて、今回は「ユーモアな人に学ぶ、思考力の高め方」についてです。

 

 

 

 

ユーモアとは

 

 

ユーモアとは、人の心を和ませる面白さのことです。

ただ笑いを取るだけではなく、品格や気遣いも必要になってきます。

 

勘違いしてはいけないのは、ユーモアは

相手を不快にさせる笑いや下品な笑いではないということです。

 

自然と相手が笑ってしまうような笑いが、品のあるユーモアなのです。

 

 

ユーモアがある人の特徴

 

ユーモアのある人とは、

一体どのような人のことを指すのかをみていきましょう。

 

 

頭が柔らかく、柔軟な対応ができる

 

  • 何でも決めつけてしまう
  • こうでなければならないと思い込む  ことが多いと、

 

相手を認めることができず、予測不能な出来事が

起こってしまった場合に対応できなくなってしまいます

 

 

ユーモアがある人は頭が柔らかいため、

相手の意見を素直に受け止めることができます

それにより、コミュニケーションが円滑になります。

 

 

頭が柔らかくなると、以下のようなメリットがあります。

 

  • 相手を不快にさせない
  • 相手を笑顔にさせることが言えるようになる

 

 

 

小さな幸せを楽しいと思えるか

 

ユーモアがある人は、どんな小さなことでも

面白みを感じられる純粋さを持っています。

 

日常の何気ないことを「退屈なこと」と捉えるのではなく、

視点を変えて幸せや楽しみを見つけられるのが、ユーモアがある人です。

 

物事を色んな角度から見ることができることから、

視野の広い人ということもできます。

 

 

たくさんの引き出しを持っている

 

ユーモアのある人は、頭の中にたくさんの引き出しを持っています

 

引き出きしが多ければ多いほど、

物事を多方面から見ることができ会話にユーモアが生まれます。

 

いろいろな人の意見・情報を取り入れるのが得意で、

日常的に人との会話を楽しんだり、

本や新聞などで知識を得たりするため

ユーモアのある人には、引き出しが多くあるのです。

 

 

ユーモアを育てる4つの方法

 

ここからは、ユーモアをどのように育てていけば良いのかを

書いていきたいと思います。

 

ユーモアのある人は、どこか特殊な感じに思いませんか?

 

才能のある人にしかユーモアはないし、

私にはユーモアの欠片もない…と思っているみなさん!

 

(私もそう思っているうちの一人です…)

 

ユーモアはつくれます!早速みていきましょう。

 

 

固定観念の色眼鏡を外す

 

 

  • 相手の外見や雰囲気だけで、どういう人なのかを判断する
  • 確認を怠り勘違いをしてしまってトラブル発生…
  • 物事の悪い面ばかり見てしまい、想像を膨らませてしまう

 

 

上記の3点に当てはまった方はいらっしゃいますか?

当てはまったら、固定観念に囚われていることになります。

 

よくあることかもしれませんが、固定観念に囚われていると

ユーモアが生まれにくい環境になってしまいます。

 

ユーモラスになるには、まず固定観念を失くすことが大切です。

 

 

 

「~すべき」思考で行動しているかチェック

 

固定観念を失くすためには、固定観念自体に気付くことが大切です。

 

周囲の人や世間の常識、考えに流されてしまうと

周囲の影響で「~すべき」思考が身についてしまいます。

 

「~すべき」思考で行動していないかを、

一つ一つ精査していきましょう。

 

知らず知らずのうちに、

固定観念になってしまっていることが多いかもしれませんよね。

 

例えば…

 

  • 結婚しないといけない
  • 会社に必ず行かなければならない
  • 学校を卒業後は、就職しなければならない など

 

当たり前のように「~すべき」思考になっていないか、

考えてみましょう。

 

固定観念に気付くと自分の考えを

客観的にみることができるようになります。

そうすることで、考えの幅も広がっていきます。

 

 

常識は常識とは限らない

 

「普通」や「常識」は、人によってそれぞれ違います

 

考え方が人それぞれ違うように、

その人の常識が他の人から見れば非常識、ということもあります。

 

自分が「普通」だと思っていることを疑う癖をつけるようにしましょう。

 

 

例に挙げられるのが、寿退社です。

 

「女性は結婚したら仕事を辞める」。

いわゆる寿退社ですが、今の時代はその考え方は古いと

思われることが多くなってきました。

 

昔は寿退社が普通の事でしたが、

現在は珍しいことのように思います、

 

キャリアウーマンとして働く人も増え、女性の活躍が

めざましい社会になったのではないかと私は思っています。

 

結婚しても育児や家事と両立しながら仕事を続ける人が

ほとんどですよね。

 

状況や環境によって「普通」は変化していきます。

 

普通や常識を鵜呑みにすると、固定観念に囚われて

融通の利かない人と思われてしまいます。

 

疑問を持ち、自分で答えを出すことが大切です。

 

 

問題に対しての様々な意見を聞く

 

今現在、あなたが抱えている問題を思い浮かべてみてください。

どんなことでもかまいません。

 

大きな問題ではなくても、小さなことでもokです。

 

 

その問題について、いろいろな人に意見を聞いてみましょう。

きっと、いろんな意見が出てくるはずです。

 

そうすることで、自分だけでは辿り着かなかった答えを

違う視点で見ることができるようになります。

 

 

その際に注意してほしいのは、

仲の良い仲間に聞くだけでは不十分だということです。

 

普段はあまり話さない同僚や上司、家族にも意見を聞いてみましょう。

幅広く意見を聞くことで、固定観念に囚われなくなります。

 

 

プラスとマイナス、両方の面を見る

 

物事には、必ず良い面と悪い面があります。

どちらか片方しか見ていないと、固定観念に縛られてしまいます

 

判断する際は、良い面と悪い面をそれぞれ挙げてみましょう。

思考を整理するためにも、ノートに書き出すことをオススメします。

 

この習慣が身につくと、先入観に囚われることなく

いろいろな視点で物事を見ることができるようになります。

 

 

観察力を磨いてユーモアを磨く

 

どんな小さなことでも楽しみを見出せるユーモラスな人。

 

ユーモアを育てるのに大事なのは、観察力です。

観察力を身につけると、物事を様々な視点で見られるようになります。

 

 

具体的にはどのようなことを行っていくのかをみていきましょう。

 

 

電車や人混みでの人間観察

 

人間観察の定番!…かどうかはわかりませんが、

電車や人混みなどで人間観察をするのが観察力を磨く方法です。

 

とはいえ、あまりにも相手を凝視してしまうと

恐怖を与える可能性もあります。あくまでも、自然に。

 

外出を控えている方がほとんどで、

人混みのなかはちょっと…という方もいらっしゃると思います。

 

家にいても、たまに散歩に出た時でも構いません。

小さなことでもいいので、気づきを増やす習慣をつけましょう。

気づかなかったことに気付くことが重要です。

 

観察力を磨くには、インプットを増やすことが何よりの近道です。

意識してインプットを行ってみてください。

 

 

ターゲットを絞ってリサーチ!

 

気付かなかったことに気付くことができたら、次は

何かターゲット(対象)を決めて、時間をかけて探してみましょう

 

 

たとえば、

 

  • 四角い物
  • オレンジ色  など

 

 

四角い物やオレンジ色の物は、探せば周りにたくさんありますよね。

ティッシュボックス、携帯電話、テレビ…

 

挙げ始めるときりがないのでやめますが、

意識して探さないとなかなか気付きませんよね。

 

この作業を行っていくと、次第に

 

  • なぜ四角いのか
  • なぜオレンジ色なのか

 

と考えるようになっていきます。

 

これは、日常でもよくあることではないでしょうか?

私も思い当たる節があります。

 

 

このように、対象を決めて探すようにすると

気づきがたくさん得られますよ!

 

 

毎日写真を撮ってみる

 

毎日写真を撮る。これも、習慣化するとメリットがあります。

写真を撮ろうとカメラ(または携帯電話)を構えると、

何を撮ろうか考えますよね。

 

結果的に、興味のあるものや好きなものを被写体にするわけです。

少しずつ違った視点で写真を撮るということは、

物事を見ることにも通じるものがあると思います。

 

撮った写真を見返して気づくこともあるので、いいことづくめですね。

 

 

観察ノートを作る

 

 休日や時間がある時に、ノートを持って喫茶店や公園などの

人のいる場所へ出かけましょう!

 

人や物をじっと観察し、気付いたことを綴ります。

それが、観察ノートです。

 

文字に起こして書くことで、

より注意深く多くのことに気付くことができますよ♪

 

 

疑問を持つことの大切さ

 

あらゆることに気付きを得ることができたら、

疑問を常に持つ癖をつけるようにしましょう。

 

観察力は、疑問を持ち自分なりに答えを導き出すことで

養うことができます。

 

いつでもどこでも、ノートにメモをする習慣をつけていきましょう。

 

慣れると、考えることが楽しくなってきます。

是非やってみてください!

 

 

頭の引き出しを増やす

 

ユーモラスな人は、様々なことに対して

臨機応変に対応することができます

 

頭の引き出しが多いので、会話のレパートリーも必然的に増えます。

 

そのため、他の人からはユーモアがある魅力的な人だ、と

思ってもらえるのです。

 

 

 頭の引き出しは、日々の積み重ねで増やすことができます、

引き出しの増やし方についてみていきましょう。

 

 

新聞を読む

 

頭の引き出しを増やすには、知識量だけでなく

知識の幅も広げる必要があります

 

興味のあることばかりの知識を増やしても、

知識の幅が広がることはありません。

 

そんな知識の幅を広げるために最適なのが、新聞です。

 

新聞は、様々な人に向けた情報を掲載しています。

新聞を隅々まで読む習慣をつければ、頭を引き出しを増やせます。

 

新聞を購読していない人は、本やラジオでもいいかもしれませんね。

 

 

メモを取る習慣をつける

 

ただインプットだけを続けても、

時間が経過すると忘れていってしまいます。

 

メモを取ることでアウトプットができます。

アウトプットは、すればするほど情報が定着していきます。

 

 

新しいことに挑戦する

 

新しい経験をすることで、より多くの情報や気づきが得られます

主体的に行動して気付いたことは、忘れにくく定着しやすいという

メリットがあります。

 

挑戦というと、「大きなことをしなければいけない」と

焦ってしまうかもしれませんが、小さなことでも構いません。

 

今までやったことがなくてやりたいと思っていたことでも大丈夫です。

まずはできそうなことから始めてみましょう!

 

 

因みに私は、行動心理学の通信講座を始めてネットで申し込みました!

ネット申し込みは初めてでしたが、できました。

 

今度は、書籍をネットで買おうかなと…。

 

 

こんな感じで、みなさんも新たな挑戦、してみてくださいね!

 

 

真似こそ上達の近道!

 

目標とする人を見つけてましょう。

次に、その人がどのように行動しているのかを

観察して、真似をしてみましょう!

 

良いものはどんどん吸収していきましょう。

 

 

頭の引き出し、どうしまう?

 

頭の中の情報を、そのまま全部入れておくことは不可能です。

 

整理ができていないと、いざというときに

すぐに引き出すことができなくなってしまいます。

 

そこで覚えてほしいのが、頭の引き出しのしまい方です。

 

 

◇引き出しのしまい方のルール

 

  1. インプットした情報を取捨選択
  2. 情報をカテゴリーに分けて仕分け
  3. 情報に優先順位をつけて並べ替え
  4. 知識から気付いたことや考えたことをまとめる

 

これらを、慣れるまではノートに書いて定着させましょう。

 

 

ユーモアのある人が必ずやっている会話術

 

 

ユーモラスな人はコミュニケーション上手で、

相手を不快にさせることなく、笑顔にすることができます。

 

 

具体的にどのようなことを行っているのかを

みていきましょう。

 

 

いつも笑顔

 

上手く話せなくても、笑顔でいるだけで会話の未熟さはカバーできます。

常に笑顔でいることは、ユーモラスな人になるための基本です。

 

常に笑顔でいるということは、簡単そうで実は難しい。

そう思う方もいらっしゃると思います。

 

楽しい時や嬉しい時は自然と笑顔が零れますが、

辛いことがあった時や苦しい時などは、どうしても

前向きにはなれませんよね。

 

それでも、笑顔を心がける。

 

笑顔は、相手をリラックスさせる効果があります。

意識して、笑顔を増やすようにしましょう。

 

つくり笑顔ではなく、自然な笑顔で相手に接するようにすると

いいことがあるかもしれませんよ♪

 

 

失敗談を笑いに変えられる強さを持つ

 

自分が経験した失敗をおもしろおかしく話せて、笑いを取る。

これも、ユーモラスな人の特徴です。

 

芸能人やお笑い芸人がその代表的な例ですが、

みなさんの周囲にもそのような人はいませんか?

 

その人たちは、自分の失敗談こそ自虐ネタとして

冗談めかして話しています。

 

ここで勘違いしてはいけないことが一つあります。

 

それは、他人を批判して笑いを取ることが

ユーモアではない、ということです。

 

プライドを捨てて自分の失敗を面白く話すことができれば、

場を和ませることができますよね。

 

 

自分の体験談を話す

 

自分が経験して面白いと思ったことや、

友人・家族の話などの何気ない普段の瞬間を切り取って

話してみましょう。会話が弾んでいくこと、まちがいなしです。

 

 

比喩表現でユーモアを磨く

 

ユーモラスな人は、例えることが上手です。

 

光が反射してきらきらと輝く川を比喩を使って表現したとすると…

 

宝石のように青く光る川

 

といった感じでしょうか。

 

あまり上手くない表現ですが、比喩表現を意識的に使うことで

ユーモアが生まれます。みなさんも是非やってみてください!

 

 

質問に真面目に答えないのもアリ?

 

相手から質問されてただ答えるだけでは、

会話はすぐに途切れてしまいます。

 

あえて質問に真面目に答えないのも、ユーモアの一つです。

 

おすすめなのは、質問返しです。

 

 

たとえば…

 

「ねえ、どうしてこんなことするの?」

「…なんでだと思う?」

 

という感じですね。

 

なんだか、小説に出てきそうな台詞ですが

続きが気になってしまいますよね。

 

なぜそんな言い方をするのか、とか

何か隠しているのではないか、とか…。

 

想像が膨らむのは、私だけでしょうか?

 

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

次回もお楽しみに…♪

 

 

 

 【参考】

ユーモアがあるってどんな人?「豊かな感情」の育て方と話し方LESSON | キナリノ

 

 

 

金欠なのにやりたいことがありすぎる!

みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

更新が空いてしまってすみませんでした。

夏バテで体がついていけなかったり、

服用している薬の影響で湿疹が両足にまで広がって

酷い神経痛に悩まされるようになってきてしまいました。

 

神経痛が酷い時は歩くのも膝を曲げるのもすごく痛くて、

もう何もしたくないという気持ちになることも…

 

そんな状態でしたが、今日は何とか更新できそうです。

 

 

今回は、久しぶりに雑記の記事です。

私が最近、「やってみたい!」と心から思うようになったことを

書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

心理学を学びたい

 

メンタルヘルスに少し興味があった。

そこから始めたメンタルヘルスマネジメント検定の勉強ですが、

テキストの内容を私なりにまとめて、記事を更新してきました。

 

記事を執筆していく中で、

「これ、どういう意味だろう…?」と思うことが何度かありました。

 

そのたび、インターネットで調べてまとめていきました。

情報収集をしていくと、当然ですが知らなかったことを学ぶことになります。

 

新しいことを知ることが楽しくて、

記事にまとめるのが楽しくなりました。

 

それを何度か繰り返しているうちに、

心理学について興味を持つようになりました

 

メンタルヘルスマネジメント検定の内容は、

心理学と無関係ではありません。

 

心理学を学んでメンタルヘルス不調を予防できれば、と

思うようになりました。

 

 

大きなきっかけは「サイレントヴォイス」

 

私が心理学を面白いと思うようになったきっかけは、

金曜日に放送されている、

サイレントヴォイス~行動心理捜査官~」のドラマを見たことです。

 

刑事ドラマが好きでよく見ている私は、

面白そうだなと思って見ていました。

 

心理学で真実を暴く、栗山千明さん演じる

女性刑事の鋭さには圧倒されました。

 

刑事ドラマに、心理学。

そんな組み合わせは今までに見たことがなくて、新鮮でした。

 

因みに、香里奈さん主演のドラマ「嫌われる勇気」も

心理学(アドラー心理学)と刑事ドラマのコラボでした。

加藤シゲアキくんも出演していましたよ。

 

 

行動心理に興味を持った私は、

心理学についていろいろと調べてみました。

 

行動心理学の通信講座があることを知った私は、

この講座を受講するため、今現在も貯金に励んでいます。

 

 

 

FPの勉強をしたい!

 

前から勉強したいと思っていたのは、

ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強です。

 

書店で参考書を読んで

分厚いし難しそうだな…と思っていたのですが、

お金と暮らしに関わる知識をつけることができると知ってからは

勉強したいという気持ちがどんどん膨らんできました。

月曜日から勉強を始めることになったので、わくわくしています。

 

就職で有利になるのは2級からということですが、

まずは基礎をつけてから2級にチャレンジしたいと思います。

 

簿記の勉強も継続して続けているので、そちらも手を抜かずに。

 

 

 

ライターに必要な資格の取得

 

私は文章を書く仕事がしたいとずっと思っているので、

こればかりは譲れません。

 

文章能力を上げるためにと調べてみた結果、

webライティング技能検定に辿り着きました。

 

通信講座のライターコースを受講してから検定を受験する、

という流れなのですが…

 

文章能力に自信をつけるためには、

この講座を受けるのが一番と考えたのです。

 

しかし、これもお金がいります。

 

行動心理学よりは安いのですが、

どちらを先に受講すべきか悩んでいる最中です。

 

文章能力は高めたい。

でも、心理学も同じくらい勉強したい。

 

どうしよう。

 

…という状態ですね。じっくり考えます。

 

 

 

やっぱり夢は捨てられない

 

 

通信講座の、小説家・ライトノベル通信講座という

名前を見てしまった私。心が多いに揺れました。

 

でも、費用が今の私には高くて手が出せません。

未だ就職に辿り着けていない私にとっては、高価です。

 

 

最終的には、お金を貯めてこの講座も受けようと思っています。

そのためにも貯金をして、仕事をしながら執筆する…という

未来を想像しています。

 

私も、シゲアキくんみたいな小説家になりたい

そんな思いが、日に日に強くなっていくのが

否定できなくなりました。

 

 

書きたい。絶対にこれだけは伝えたい。

その思いだけが私を突き動かしていると、改めて思いました。

 

小説を執筆する際に心理的描写が大いに参考になるということで

行動心理学の勉強をしたいと思ったのも事実です。

 

まずは、行動心理学を学んで行動心理士の資格を取ろうと思います。

 

相手のしぐさや表情で、何を考えているかを読みとって

目の前の問題を解決できるのが、行動心理士の資格です。

履歴書にも書ける資格ということなので、

人間関係のより良い関係にするためにも、頑張っていきたいと思います。

 

 

お金がないのに、やりたいことがありすぎる。

でも、夢への投資は決して無駄なことじゃない

明るい未来が来ると信じて進むからこそ、道は拓ける

 

私は、そう思っています。

 

夢にはお金がかかります。

でも、夢のある人生って楽しいですよね。

 

私の背中を押してくれるのはいつも、

夢とNEWSと加藤シゲアキくんです。

 

 

まとまりのない文章になってしまいましたが、

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

次回もお楽しみに…♪

 

 

 

 

 

 

どう対処する?大人の人見知り

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みなさん、こんばんは。

愛原 夢音です♪

 

 

最近急に熱くなってきましたが、みなさんは体調管理

しっかりとできていますか?

 

熱中症にならないように、こまめに水分を補給して

夏に備えていきましょう!

 

 

そんな私は、急激に暑くなってきたので

体が思うようについていけずにいます。

 

皆さんも、温度の変化には十分気を付けてくださいね!

 

 

前置きが長くなりましたが、今回は「人見知り」についてです。

人見知りが人見知りについて語りますが、少々お付き合いください。

 

 

 

 

 

人見知りを肯定できない大人たち

 

 

みなさんは、人見知りという言葉のもともとの意味をご存知ですか?

 

人見知りとは、小さな子供が知らない人を見て

恥ずかしがったり、警戒心から嫌がってしまうことです。

 

子供が成長するにつれて、人見知りは自然に落ち着いていくものです。

 

しかし、大人になっても人見知りの自分に

悩まされる方は多いのではないでしょうか?

 

私も人見知りに悩む一人です。

 

  • 大勢の人の輪の中に入れない
  • 他の人と上手く話せない
  • 内向的(内気)な性格が嫌い
  • 警戒心が強くて、新しい環境に対応するのが苦手

 

このように、他の人とコミュニケーションを

取れない自分に悩んでいませんか?

 

大人の人見知りは、

 

  • 内気
  • 恥ずかしがり屋
  • 内向的       などと呼ばれることがあります。

 

このような行動の傾向を、社会心理学ではシャイネスと呼び

その人の個性として捉えています。

 

短所ではなく個性として、です。

 

 

人見知りを個性として捉えることができれば、

何の問題もありません。

 

しかし、人見知りで悩む人の多くは

人見知りは悪いことだと考え自分を否定してしまいます。

 

他人と比較して自己否定を繰り返した結果、

更に苦しくなっていくという悪循環に陥ってしまうのです。

 

 

 

人見知りの原因とは

 

それでは、人見知りの原因は何なのでしょうか?

 

大人が人見知りに悩む多くの原因は、自己評価が低いことにあります。

 

 

自己評価の低い人には、以下のような特徴があります。

 

 

  • 常に自分を否定する
  • できないことばかりに目を向ける
  • いつも他人と比較する

 

このような状況が繰り返されると、自己評価は

どんどん下がっていきます。

 

 

他人が思っていなくても、

私は他の人から駄目な人間だと思われている」という

思い込みに囚われてしまいます。

 

そうなってしまうと、

 

  • 人前に出るのが怖い
  • 人とコミュニケーションを取るのが億劫

 

という状態になってしまうことも…

 

 

自己評価を低くする理由

 

仕事でミスをしてしまったり、

上司に何度も怒られたりといった状態が長く続くと

自分を強く責めてしまい自信を喪失してしまいます。

 

 

慢性的に自己評価が低かった場合は、どうなるのでしょうか?

 

自己評価が著しく低いと、自己表現することができずに

他人の意見に流されたままになってしまいます。

 

人からの評価にも過剰に反応してしまい、他人の言動や

他人の顔色まで気にして自然体ではいられなくなってしまいます

 

 

慢性的な自己評価の低さには、幼少期の経験も大きく関わっています。

 

 

親自身が否定的な考えを持っていると、

自己否定をする子供にはなってほしくないとの思いから、

こうしなさい、と子供に命令することが多くなったり

必要以上に子供に干渉するようになってしまいます。

 

子供のためとはいえ、過干渉や過度な期待を抱いてしまうと

期待に応えられなかったときに

どうしていいかわからなくなってしまいます。

 

親の期待に応えられなかった罪悪感で、さらに

自己評価が低下してしまう恐れもあります。

 

そのように育てられた子供は、どう行動するか。

 

子供は健気なもので、親に褒めてほしいがために

親の言うことだけをやるようになります

 

その弊害として、思考力の低下を招きます。

自分で考えて行動することができなくなってしまうのです。

 

大人になって自立したときに、

自分の意見を言えなくなってしまったり

自分を表現することが苦手になってしまいます。

 

自己評価の低下が、人見知りに繋がっていくのです。

 

 

 

いじめられたり仲間外れにされたりといった経験も、

低い自己評価につながります

 

人と接するに警戒心や恐怖心を覚えてしまうため、

人見知りになってしまうことが多いのです。

 

 

信頼できる人がいれば、人見知りは克服できる

 

 

信頼出来て何でも話せる人がいると、安心しますよね。

みなさんも是非、そのような人を見つけてみてください!

 

人見知りを短所と思わずに、個性と考えてみましょう。

実際、芸能人にも人見知りであることを個性として肯定して

売り出している(?)人もいますよね。

 

加藤シゲアキくんも、実は人見知りですよ。

 

 

人見知りはマイナスにとられがちですが、

私はそうではないと思います。

 

友人がたくさんいれば幸せというわけではありませんよね?

たくさん友人はいるけど、本音を離せる人が

一人もいなかったら本末転倒ですよね。

 

それに、寂しいと思いませんか?

 

誰か一人でも自分のことを認めてくれて、

自分の気持ちをわかってくれる。

 

そんな友人が少しでもいれば、それで十分だと私は思います。

 

 

私の話で恐縮ですが、私は就労移行支援事業所に

通所を始めたころから比べると人見知りは随分よくなったと感じています。

 

周囲の人にも、明るくなったね、変わったね、と

言われて、嬉しいと感じる自分がいました。

 

消極的で、内気な性格の私は、大人しくて

自分から人に話しかけることなど怖くてできませんでした。

 

人とのかかわりを極力避けて生きてきた私は、

いつも自分の殻に閉じこもって自分を守っていたからです。

 

私は、小学生の頃に酷いいじめを経験しました。

不登校になりたいと思ったこともあったし、

暴言にただただ耐える辛い毎日を過ごしていました。

 

そんな私が変われるはずもなく、時間だけが過ぎていきました。

 

そして今に至ります。

「あの時の私、よく耐えたな」と今でも時々思うことがあります。

 

 

詳しくは話せませんが、

事業所では他の利用者の方とグループワークを通して

コミュニケーション力の向上を図ります。

 

最初は苦手だったのですが、

今はそこまで苦手ではなくなってきました。

 

むしろ、人と話すのが楽しい。

こんな風に思ったのは、初めてでした。

 

自分から話しかけることもできるようになりましたし、

いろんな年代の方とお話を楽しめるようになったので、

成長したかな、と個人的には思っています。

 

私の第一印象を聞いた時に、まず言われたことが

「フレンドリー」という言葉でした。

 

そんな言葉が出てくるとは思わず驚きました。

それも、一人じゃありません。何人かの人に言われました。

 

大人しいことをコンプレックスに思っていた私ですが、

大人しいことは悪いことじゃない、と言ってくれた方もいて

心がじんわりと温まったのを覚えています。

 

私が思ってもみないことを長所として褒めてくれた方が

多くいて、ああ、うれしいなあ、と素直に思えました。

 

そんな仲間や友人が少しでもいるだけで、

こんなにも幸福感に満たされるのかと思った瞬間でした。

 

以上が、私の体験談です。 

 

ここまで長々と書きましたが…

 

できないことではなく、できたことに焦点を当てるようにしましょう。

 

そうすれば、自信がつきますよね。

自信がつくと、自己評価も高まっていきます

 

 

みなさんも、小さな成功体験を積み重ねて

自己評価をあげていきましょう!

 

 

 【参考】大人の「人見知り」を解消するために|心理資格ナビ